【体験談】太ももに隙間が!運動嫌いにおすすめの週1ダイエット法
更新日: 2018年11月02日
トレーニング(筋トレ)とジョギングのセットと言うと、「なんだ、普通にきつい運動するやつ?」と思うかもしれませんが、違います!両方ともスローなのがポイントです。
ハードなジョギングやトレーニングをするわけではないので、無理なく始めることが出来ますし、普段運動をしていない人ほど効果が出やすいです。
全身に効果がありますが、今までなかった太ももの隙間が、初めてできました。嬉しかったです。
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運動ダイエットを始めた理由
そもそも、運動嫌いの私が、なぜあえて運動するダイエットを選んだかというと、食事系ダイエットでは、細くならないところがあったからです。
5年前から食事系ダイエット(糖質制限です)は続けていて、確かに体重はある程度減りましたし、お腹周りも少し痩せました。
でも、どうしても痩せなくて、実は1番痩せてほしかったのは、太ももだったんです。上半身はそうでもないのに、お尻や太ももだけ太い人っていますよね。それが私です。
食事系ダイエットをこれだけ続けても、細くならないなら、もう運動するしかないのかな、と暗い気持ちで最初は始めました。
運動は苦手だから、出来ればやりたくなかったし、続かないのではないかと不安だったのです。
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実践したスロー&スローダイエットについて
勝手に、スロー&スローダイエットと名付けました。具体的に何をするかといいますと、
スロージョギングはご存じですよね。文字通りゆっくり走ることです。
では、スロートレーニングはどうですか?
これも文字通りゆっくり筋トレすることです。スロー&スローダイエットは、スロージョギングとスロートレーニングのコンボダイエットになります。
やり方は簡単。まずはスロートレーニングを30分。そのあとスロージョギングを30分。合計60分行います。基本的にはこれを週1回するだけです。
順番も間違えないようにしてください。トレーニングが先です。まず、脂肪が燃えやすくなるようにトレーニングをした後、走るのです。
スロージョギングはウォーキングの約1.6倍のカロリーを消費すると言われています。これだけでもウォーキングよりは効果があります。しかし、効果が表れるのも、スローなんです。
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そこで、考えたのが、トレーニング(筋トレ)との組み合わせ。
筋トレと言えばAYAさんですよね。本当にきれいでバランスの良い体型でうらやましい限りです。
でも初心者はいきなりそこまでは難しいです。下手をすると、辛さだけ残って挫折してしまいかねません。
スロートレーニングは、バリバリの筋力アップメニューではなく、筋トレをやったことがない人でも簡単にできるメニュ―をジョギングの前に30分行います。こうして脂肪を燃えやすくしておくことで、スロージョギングの効果をアップすることが出来るんです。
トレーニングジムに通わなくても、自宅でトレーニングが出来るグッズもたくさんありますから始めるのにそれほど抵抗はないですよね。
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半年間スロー&スローダイエットをした結果
運動が苦手な私がこのダイエット法を始めたのは、昨年10月。半年以上が過ぎました。
慎重161センチ、体重53キロで、典型的な下半身ぽっちゃり型でした。今は体重49キロなので、半年以上経過した割には、体重の減りは少ないと思うかもしれません。
ただ、リバウンドがないことと、食事は今までと変えていないので、その点を考慮すれば自分では合格だと思っています。
気になっていた太ももも1.5センチですが細くなりました。生まれて初めて、太ももに隙間ができた瞬間です。感動的でした。
具体的なメニューは、週1でスロートレーニング30分のあとにスロージョギング30分です。トレーニングパートは、私の場合、特に気になる下半身とお腹を中心に行いました。
スクワットやバックキック、そしてブリッジ、腹筋やツイスト、そして梨状筋です。それぞれをゆっくり5分ずつくらいで十分です。小さめのボールやバンド、バランスボールなどを使うと慣れない人も楽に正しいポーズがとれるでしょう。
腰痛も治って思わぬ効果だったのが、梨状筋を鍛えるトレーニングです。大臀筋や中臀筋より内側にあるので、ちょっと鍛えにくい筋肉なんですが、普段使っていないのがよくわかります。最初は、ほんの5回でも、きついんです。今は10回ゆっくりやっても、全然平気になりました。
ジョギングのほうは、最初の1ヶ月は30分走るのが辛かったです。10分ジョギングのあと20分ウォーキング、その次は15分ジョギングのあと15分ウォーキングというふうに、少しずつ走る時間を伸ばしていきました。いきなり無理して走らなかったのが、続けられる要因になったのかなと思います。
もう一つ、距離を伸ばす秘訣があります。それは、お友達と軽くおしゃべりしながら走ること。時間なんてあっという間です。
ただし、スポーツ万能すぎるお友達だと、ペースを合わせられなくなって、しんどくなりますからそこは注意しましょう。
一緒に走ってくれるお友達がいない…。そんな方には音楽を聴きながら走ること。これもおすすめです。お気に入りの曲の中から、自分の心拍ペースを考えて適度な速度の曲をいくつかピックアップして走るときに流すだけ。
お気に入りの曲なので、長く走ってもなぜか気にならなくなります。曲をまとめるのが面倒な人にはスロージョギング用のCDもありますので、利用してみてはいかかでしょう。
ランニングしながら曲を聴くときは十分注意しましょう。ランニングコースがある公園や施設を利用するのが理想的です。
スロー&スローダイエットのメリットとデメリット
スロー&スローダイエットの1番のメリットは、食事制限がないということでしょう。
食事制限ダイエットは、効果が出るのが早いというメリットがあるのは確かですが、一方で健康に対する危険性も否定できません。
何かを食べ続けたり、何かを抜き続けたりすると、どうしても体に影響が出ますし、続ければ続けるほど、体質が変化していって、トラブルが起きた時元の状態に戻すのが大変になります。
そういう意味では、運動でのダイエットは王道でしょう。
第2のメリットは、血行が良くなること。私はどちらかというと冷え性で、お風呂に入ってもなかなか温まらないのですが、スロー&スローダイエットでは、明らかに改善しました。
おまけのメリットは、血行が良くなったおかげで、腰痛も軽減したことでしょうか。普段、仕事では座って机に向かっていることが多いので、どうしても下半身の血流が悪くなってしまい、それが原因でお尻と腰の筋肉が固くなり腰痛を引き起こしていました。それが、スロー&スローを始めて数か月経ったころ、腰痛があまり気にならなくなってきたのです。これは思わぬメリットでした。
第3のメリットは、ケガをしにくいということ。運動で怖いのはケガです。ダイエットや健康目的で始めた運動でケガをするのは悔しいですよね。何のために始めたのかと泣きたくなってしまいます。スロー&スローなら、初心者向けなのでケガの危険性を抑えることが出来ます。
デメリットは無いかと言うと、どんなダイエットにもあるように、このダイエットにももちろんあります。それは、効果がゆっくりなこと。無理をしないで、スローで行うため、効果もスローなんです。ただし、ゆっくりじわじわ体も変化していくので、リバウンドは起こりにくいです。
もう一つあげるとすれば、トレーニングで間違ったやり方をした場合、筋肉がついて太くなってしまうこと。通常のスロートレーニングでは筋肉がムキムキにつくほどのことにはなりませんが、動かし方やスピードを間違えると思わぬムキムキになってしまうかもしれません。正しいポーズを意識しましょう。
筋トレもジョギングも、いきなり30分ずつで合計60分というと、運動嫌いな人にはきつく思えるかもしれません。私もそうでした。
ポイントは、少しずつ時間を伸ばすこと。
- 1回目:筋トレ10分 ジョギング10分
- 2回目:筋トレ15分 ジョギング15分
- 3回目……というように、です。
食事制限は嫌、だけど運動も苦手。そんな人にもおすすめのスロー&スローダイエット。
トレーニングで脂肪燃焼効果アップ、お友達と話ながら、曲を聴きながらの楽しいスロージョギングで長く続けられるダイエットで、太もも痩せの期待できます。試してみてはいかがでしょうか。