2ヶ月で「10kg減量」に成功したダイエット方法
更新日: 2019年04月14日
今回お伝えするのは、東京への状況を機に、ただひたすらに女性にモテたい。という強い信念のもとに行ったストイックなダイエット実践方法です。
実際に78kgあった体重が、約2ヶ月で67kgまでと10kg以上の減量をすることに成功しました。
体脂肪率も30%近くもありましたが、15%まで絞り込むことができ、これ以降大きなリバウンドもなく体重維持ができています。
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10kgの減量に成功した方法
身長172cm体重78kgで体脂肪率30%近くあった私が2016年4月に東京へ異動となりました。
それまでは、全く運動もせず毎晩飲みに出かけては暴飲暴食の日々で、半年に1度はスーツの腹回りがキツくなりお直しに出さなくてはいけないほど、だらしない生活と体をしていました。
そして、2016年4月に東京本社への異動を命じられたことを機に東京の女性にモテるには、どうしなければならないかを考えました。
動機は不純でしたが、ダイエットしてスマートにスーツを着こなし、銀座でも繰り出してみたい。そう思い、引越しが終わった、2016年4月4日からダイエットを開始いたしました。
実践したダイエットの内容はシンプルに3点
お酒を止める
高カロリーの元であるお酒を立ち、ついつい摘んでしまうお摘みも同時に止めることができるということでお酒を飲むのを止めました。
炭水化物を断つ
これも体重増量の元である炭水化物の一切を立ちました。
これまではラーメンに白米。お好み焼きに白米。うどんに白米と炭水化物のオンパレードでしたが、この食生活を見直すため、これまでの外食亜から自炊に切り替えることとしました。
毎日1時間走る(有酸素運動)
単純に脂肪燃焼に一番効くのが有酸素運動だ。というTV番組を薄っすらと覚えていた程度で、他に実践できることもなく、シンプルisベストと思いランニングに頼ることにしました。
脂肪燃焼は有酸素運動開始後20分後以降だとも言っていた記憶があったので、毎日40分脂肪を燃焼させることができれば、さすがの私のだらしない体でも効果はあるだろう。というくらいの軽い思いで時間に深い意味はありませんでした。
1時間はキリが良いだろうくらいにしか思っていませんでした。
開始当初の苦痛は半端ない
いざダイエットを始めてみたものの、初日2日目辺りの苦痛はとてつもないものでした。
関西方面出身の私ですので、東京と言えば蕎麦だろうということで、大量の蕎麦を買い込み付け焼き刃の自炊を行いましたが、とにかく白米を食べたい、うどんを食べたい、ピザ、パスタ、挙げればキリがありませんが、とにかく食べたいものだらけでした。
幸運が重なったのが成功の秘訣
東京の蕎麦は私にとって新鮮に感じられ非常に美味であった
付け焼き刃の自炊ではあったものの、蕎麦を湯がくことくらいはできます。
東京の蕎麦は私にとって新鮮であり、とても美味しかったです。
後から知ったことですが、蕎麦は比較的がカロリーが低く、うどんの半分程度しかないようです。
東京に友人はおらず、行きつけの店もない
東京では誰も一緒に飲んでくれる友人も、付き合いのあるお店もありません。
必然的にお酒を断つことができてしまいました。
会社までは徒歩で通っており特に繁華街を通ることもない
会社は文京区にあり、私自身の住まいも会社から徒歩10分程度。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、文京区は比較的繁華街の少ない区です。
その中でも、自宅までの道のりが住宅街であったため新しく行きつけの飲み屋を探すこともなく帰宅できていました。
定時退社であったため暇を持て余す
異動後、残業がほとんどなくなりました。
自宅に17時20分には到着していたため、忙しくてロードワークに出掛ける時間がない。ということはありませんでした。
わずか5日でスーツの腹回りに実感
この生活を始め5日間が過ぎた週末の金曜日の朝、いつも通りスーツを着ようとしたところ、腹回りが普段よりもきつくないことに気づきました。
決してゆるいわけではありませんが、これまではパンパンで腹の肉を押し込めながらベルトを巻いていましたが、この日そういうこともなく自然とスーツに体が収まってくれたという感覚でした。
ダイエットが楽しくて仕方なくなった
こうなると面白いもので、多少の空腹は我慢ができるようにもなりますし、同僚とのランチで同僚が食べている白米を見ても苦痛にならなくなってきます。
そして何より毎日のロードワークが楽しみになるのです。
土砂降りの雨の日は流石に走ることはできませんが、小雨くらいであれば走りたくてウズウズするほどでした。
文京区は坂が多くアップダウンが激しいためできるだけ一定速度で走り有酸素運動を長く続けることができるような平坦なコースを見つけるまでに1ヶ月近くかかりました。
途中で道に迷い自宅に帰るまでに2時間掛かってしまったこともありましたが、それもラッキーだと思えるほどでした。
腹回りをイジられる
自分の中では着実に腹回りがスリムになっていることを実感していた4月下旬に、社長と同行で営業する機会がありました。この時、社長に「キミの腹は34歳のそれじゃないな」と笑われました。
その他に運転手や役員もおり全員に笑われていましたが、彼らは全員腹が出ています。全員50代後半の中年太りですが。
ゴールデンウィーク明けに感じた減量を実感した喜び
5月のゴールデンウィーク明けに出社すると部下の女性から心配そうな顔で「最近痩せてるみたいですけど大丈夫ですか?」と初めての気遣いをもらうことができました。
この時、既に私が持っているスーツの中でジャストだったスーツは緩くなりベルトの穴も1つ短くなっていました。
初めて痩せたことに気付いてもらえたことに嬉しさを感じ俄然やる気を出てきた5月でした。
野菜を先に全部食べる
1kg痩せるのに7000Kcalを消費する必要があるといわれています。
私は正確なカロリー計算はしていませんが、蕎麦を中心とした低カロリーな食生活を行ったこと以外に次のことにも取り組んでみました。
野菜を先に全部食べる。
これもTVで流し見していた時の情報なのですが、野菜を先に胃に入れてしまうことで血糖値の上昇を抑制することができると言っていたので、ダイエットにも効果があるのではないかと実践しています。
摂取カロリーを抑えた上での有酸素運動の即効性
このように摂取するカロリーを抑え、毎日同じだけのカロリーを有酸素運動で消費することで両面からのアプローチにより即効性のある減量が実現できたのだと思います。
私の変化に6月に入ると心配の嵐
梅雨時期ではあったものの、小雨程度であればランニングを継続し1時間のロードワークを継続していた6月頃から社内では私を心配する部下が多くなっていました。
「何かあったのですか?」
「東京の水はあいませんか?」
「どこか悪いんじゃないですか?」
ついには私の腹回りの太さを笑っていた社長までが心配し始めたのです。
全て私が一気に減量したことに対する心配なのですが、私としては「特に何もありません。」と減量していることについて何も言いませんでした。
これはダイエットとは関係ないのですが、心配されているくらいの方が丁度良いと感じたからです。
来る健康診断
6/10に私の努力の成果が問われる日がやってきました。健康診断です。
これまで野菜と蕎麦を中心とした食事で炭水化物を立ち、毎日1時間のロードワークを行っている割に自宅に体重計がなく自分の体重の変化を全く記録していない私にとって、ようやくその実態を数値化できる日がやってきたのであります。
身長は変わらず172cmですが体重は67kgまで減量されていました。4月4日からの実に67日で12kg減量です。
体脂肪率も15%まで減少し以前の半分ん近くまで減少していました。
心の中でガッツポーズをしていた私は主治医から急激な減量について聞かれ、ついいつも部下に接しているように「何もしていません」と答えてしまったのです。
急激な体重減少でメンタルケアを受けることに
この私の健康診断結果は社内の産業医カウンセラーにも伝わり、急激な体重減少についてのメンタルヘルスケアが行われることになってしまいました。
特にどこも悪くはないのですが。
2017年の今もリバウンドなし
その後、この食事方法と1時間のロードワークは毎日続けています。
ただ、風邪などで数日ロードワークを休んだり、会社の同僚との飲食が続く日は以前よりも増えました。
かと言って体重に増加は見られず、またロードワークを再開することで基礎代謝が保たれているのだと思います。
もちろんスーツは全て買い直しました。
本当は東京女性にモテたいという不純な動機から始まった減量プロジェクトですが、今となっては私のライフワークとなってしまい、なかなか女性と遊びに行こうという気持ちにもなれません。それはそれで困ってしまいます。
10kg痩せに成功したポイント
私は自分なりにストイックに追い込んでダイエットし減量できたと思います。
ただ、早い段階で成果が現れたことが喜びに繋がり「また続けよう」という気持ちにさせてくれたのだと思います。
なので、減量を目標にされる場合は、最初のスタートダッシュを重点的に行ってください。
そしてお金を掛けないことも大切かなと思っています。
高額な費用を払ってジムなどに通うのは良いのですが、ジムまで行っている間に1時間走れてしまうかもしれません。
ダイエットが継続できそうだな。と自分の中で決め事を守れる自身が出てきてから通うことをお勧めします。
万一諦めてしまうようなことがあれば、せっかくのジムの費用が台無しになってしまいますしね。
必要以上に自分を追い込まないことが大切ではないでしょうか?
必要以上に自分を追い込まない、という点において、私の場合は体重計を持っていないことも良かったと思っています。
毎日お風呂上がりなどに体重計に乗り一喜一憂することなく気が付けば周囲の同僚や部下が心配してくれているという状況は心地よかったです。
人間の見た目は実際の体重以上に変わることがあります。
体重は変わっていなくとも筋肉量が増えたことで痩せて見えることもありますよね。
なので、逆に日々の体重測定をされるより同じことを毎日続け、自分として納得できるところまで追い込み数値化してみると、減量幅が大きく喜びも大きくなると思います。
私としてはストイックに追い込んだつもりですが、今考えてみるとそうでもありません。
誰にでもできそうなことなので減量を目指している皆さんの意欲アップに繋がれば良いなと思います。