意志が弱い人は必見!意志の強さがいらないダイエット法3選
更新日: 2018年11月05日
ダイエットをする時は、お腹が空いているのを我慢して、意志の強さで食事を節制している方も多いでしょう。
そのような無理は続かずに、必ずどこかで気持ちが切れてしまうものです。
例えばダイエット中に飲み会に誘われて、酔った勢いで飲み会の帰りにラーメンを食べてしまった時などが危険です。
本来なら次の日からまたダイエットを続ければよいのですが、それまでずっと我慢して食事制限をしてきた人はそこで心が折れてしまいます。
ダイエットを成功させるためには意志の力で食事を我慢するのではなく、「気が付いたらダイエットになっていた」という方法がおすすめです。
今回はそんな意志の強さが必要のないダイエット法を紹介していきます。
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1.糖質制限ダイエットは我慢しなくても大丈夫
糖質制限ダイエットとは
意思の力を使わなくもダイエットが出来る方法とは、「食事を我慢しなくても良い」または「食事を我慢する機会が少ない」ダイエットとも言いかえることができます。
「糖質制限ダイエット」もその中の一つです。
糖質制限ダイエットとは、要約すると「糖質を含む食材を食べない」というダイエット方法です。
逆に言い換えれば「糖質を含まない食材なら食べても良い」というダイエット方法でもあります。
このルールさえ守れば、食事の量も、一日の総カロリーも気にする必要がありません。
糖質を含む食材を覚えよう
まず糖質を含む食材を覚えましょう。
糖質を含む食材の共通点は甘みがあることですが、一般的に糖質を含む食材の代表格が「主食」と呼ばれるものです。
「ご飯」「パン」「パスタ」「うどん」「ピザ」「そば」などは、糖質を多く含む食材なので食べることができません。
この時点で「このダイエットは無理なのでは」と思ってしまうかもしれませんが、もう少しお待ちください。
他にもフルーツも糖質が豊富ですし、野菜の中でも根菜類は糖質が豊富なので食べてはいけません。
根菜類とはジャガイモやサツマイモ、ゴボウなどのことを指します。
また砂糖も糖質だらけですのでNGです。
こんなに多いのかと思うかもしれませんが、次に糖質を含まない食材を見ていく事で、意外といけそうだと感じるかもしれません。
食べたいものが食べられるからダイエットが簡単
それでは糖質を含まない(少ない)食材を見ていきましょう。
肉類、魚介類、根菜以外の野菜全般、卵、チーズなどの乳製品は全て糖質が少ないので、食べても大丈夫です。
つまり「ステーキ」「チーズハンバーグ」「とんかつ」「鍋料理」「お刺身盛り合わせ」などは全部食べても大丈夫だと言う事です。
パッと目の前が明るくなってきたのではないでしょうか。
驚くのが毎食ステーキでも、毎食チーズハンバーグでも、お刺身盛り合わせでも太らないということです。
毎食ステーキで3食食べたとしたら、グラム数にもよりますが、軽く3000kcalは超えてしまうでしょう。
しかし糖質を含む食材と一緒に食べていれば太ることはありません。
このように「食べたいものを好きなだけ食べられる」から糖質制限ダイエットは成功しやすいのです。
糖質制限ダイエットの仕組みとは
なぜ糖質を制限すれば、ステーキを毎食食べても太らないのでしょうか。
糖質を食べると、インスリンという物質が体内から放出されます。
インスリンが体内に増えると、糖質をエネルギーに換えてくれる一方で、使い切れない糖質を脂肪として体内に蓄えてしまいます。
せっかく摂取した糖質を無駄がないように貯蔵する、賢い機能なのですが、ダイエットの邪魔になってしまいます。
この機能を働かせないためには糖質を制限するのがいちばんです。
逆に言えば糖質を摂取しなければ「脂肪が作られない」ため、太ることは絶対にないと言えます。
もしも糖質制限ダイエットをしているのに、太ってしまった場合は、野菜サラダのドレッシングに砂糖など糖質を含む食材が入っていたなど、糖質を知らずに摂取してしまったことが原因です。
糖質をほとんど摂取していなければ、どんなに高カロリーなものを食べても痩せていくはずです。
糖質制限ダイエットをするコツ
糖質制限ダイエットをするコツとしては、「主食を残す」という方法が簡単です。
自分で自炊をして食事を3食とれる場合は良いですが、ほとんどの方は外食やコンビニ弁当などを食べる機会があるはずです。
その場合、糖質を含まないお弁当などを探すのは面倒ですので、まずはいつも通りの物を買いましょう。
お弁当の場合は、ご飯を残し、ジャガイモなどの根菜類を食べないようにするだけで、糖質制限ダイエットができます。
牛丼屋さんの場合は「牛皿」にすれば、糖質制限ダイエットになります。
また外食をする時は「居酒屋」を利用すると良いでしょう。
居酒屋には「焼き鳥」「刺身」「サラダ」など、糖質オフのメニューがたくさんあるからです。
お酒を飲む場合も焼酎やウォッカなど糖質オフのアルコールを飲めば大丈夫です。
毎晩のように居酒屋に行き、チューハイと焼き鳥、刺身を食べてもダイエットになっているので、かなりおすすめの方法です。
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2.おにぎりダイエットならお腹いっぱい食べて大丈夫
おにぎりダイエットとは
糖質制限ダイエットの真逆とも呼べるダイエットが「おにぎりダイエット」です。
おにぎりダイエットとは、毎食おにぎりを食べるというダイエット方法です。
もっと詳しく言うと、おにぎりの他にお味噌汁と漬物を食べても大丈夫です。
「毎食おにぎりとお味噌汁、漬物以外を食べない」「おにぎりの量は1日10個まで」というのが唯一のルールです。
どうですか?簡単そうだと思いませんか。
おにぎりダイエットでなぜダイエットになるのか
糖質ダイエットの時に「主食は糖質がいっぱい」という説明をしました。
糖質を含む食材を食べるとインスリンが出て脂肪を作ってしまうという話もしました。
それではなぜおにぎりダイエットをすると痩せるのでしょうか。
それはおにぎりダイエットと名を借りた「カロリー制限ダイエット」だからです。
ダイエットをした経験がある方、特に食事制限を経験された方は多いと思います。
その代表的な考え方がカロリーを制限するという方法でしょう。
一般的な大人が一日に摂取するカロリー量は男女差、身長の差もありますが、およそ2000kcalとします。
普通に生活をしていれば、通勤時や家事の時にそれなりに運動をしてカロリーを消費しますし、基礎代謝で寝ているだけでもカロリーを消費します。
この1日の消費カロリーよりも少ないカロリー摂取量ならば、理論的に痩せていくわけです。
それが2000kcalだとして、それよりも少ない摂取カロリーならダイエットをすることができると考えることができます。
おにぎり10個と何杯かの味噌汁、少しの漬物では2000kcalには届かないということがわかります。
おにぎり10個ってどのくらいのカロリーか
コンビニなどでおにぎりを購入する機会があると言う人は多いと思います。
おにぎりの裏にはラベルが貼ってあり、使用している食材と、添加物にならび、カロリーについても表示されています。
確認していただくと分かりますが、普通の大きさのおにぎりのカロリーは1個平均150kcal程度です。
150×10で1500kcalとなり、2000calを大きく下回ります。
お味噌汁も根菜などを使用していなければ1杯100kcal程度ですし、漬物は葉野菜の場合は、ほぼ0calです。
つまりおにぎり10個とお味噌汁3杯を飲んでも1800calと、ダイエット効果が期待できるカロリー数に収まっているのです。
そのため毎日おにぎりを10個食べ続けていると自然と体重が落ちて行くのです。
意外と食べれないおにぎり10個
実際におにぎりダイエットを始めてみるとわかりますが、おにぎり10個を毎日食べるのは大変です。
きちんと毎日3食の食事をとっている人でも3個、3個、4個ずつおにぎりを食べることができます。
また1日2食という食習慣の人も多いと思います。
その場合は一回5個ずつおにぎりを食べることになります。ほとんどの場合、1度の食事で5個(+お味噌汁と漬物)を食べることは難しいでしょう。
結局、食べられるおにぎりはもっと少なくなり、1日の摂取カロリーも少なくなるため、思っている以上にダイエット効果があります。
しかもご飯は腹持ちが良いので、空腹感を感じることは、ほとんどないと言えます。
空腹を我慢しない、意思の力を使わずに済むダイエットのひとつだということが分かります。
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3.プチ断食ダイエットなら週末を休息にあてるだけ
プチ断食ダイエットとは
最後におすすめするのが、「プチ断食ダイエット」です。
プチ断食とは、その名の通り、「ちょっとした断食」です。
具体的には「週末だけスープ飲んで過ごす」、または「朝食を食べない」などの方法があります。
いろいろ試してみて自分が合う方法を行う事をおすすめしますが、このダイエットも我慢をする機会が少なくて、確実にダイエットができるのでおすすめです。
今回は週末だけスープを飲んで過ごす方法で説明していきます。
プチ断食ダイエットの方法とは
プチ断食ダイエットとは、簡単に言えば食事制限ダイエットのひとつです。
しかし我慢する機会をハッキリさせて、そこだけクリアすれば大丈夫というものです。
ずっとカロリー制限をするのはきついですが、週末だけなど、決められた日だけを我慢すればダイエットができるのは精神的にもかなり楽なはずです。
今回紹介するプチ断食ダイエットのルールは「週末はスープのみで過ごす」「平日は普通の食事をする」ということです。
気を付けたいのは週末スープだけで過ごしたからと言って、反動で月曜日に食べ過ぎないことです。
あくまで普通の量だけ食べるようにしてください。
そうすれば、週の2日間の摂取カロリーが著しく低いため、十分ダイエット効果があります。
週末の過ごし方とは
プチ断食ダイエットの胆は、当然週末の過ごし方になります。
まず金曜日のうちに、土日に食べるスープを作っておくことをおすすめします。
大きなお鍋に、葉野菜やキノコなどをたっぷり入れた野菜スープ、トマトスープなどを作っておきましょう。
基本的にはそれ以外は週末は食べないようにします。
そして週末はゴロゴロと寝転がり、平日の疲れを取る日にあてるようにしましょう。
スープを飲んで、ゴロゴロ寝て、テレビやDVDなどを見て楽しむ日に当てます。
金曜日に観たい映画のDVDなどを借りてくるのも良いでしょう。
意外と楽しいダイエット期間
スープは満腹感があるので、それほど空腹に苦しむことはないと思います。
しかもこの日は動かない、働かないと事前に決めているので、ゴロゴロしているだけで、疲労することもないでしょう。
むしろ「何もしなくていい」「スープだけ飲んでればいい」「今、ダイエットが成功に向かっている」という嬉しい気持ちのほうが強いはずです。
こうしてストレスなしに、我慢もほとんどせずに、ダイエット期間である週末を乗り切れるはずです。
月曜日の朝に、体重計に乗ると、「わあ!」と声を上げたくなるくらい、体重が減っていて、嬉しい思いをするでしょう。
そして平日はその体重をキープし、また週末にガクンと体重を落とせば、段階的なダイエットが成功します。
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まとめ
以上、なるべく意志が弱くても我慢せずにすむダイエット方法を3つ紹介してきました。
糖質ダイエットにおすすめの人は、焼肉やステーキなど「肉食」の人です。きっとお肉を毎日食べられる喜びで楽にダイエットを成功させることができるでしょう。
おにぎりダイエットは反対に「お米大好き人間」の人におすすめします。
メリハリをつけたダイエットをしたい人に、プチ断食ダイエットをおすすめします。意志が強くない人でも、きっと楽しく苦しむことなくダイエットを成功させることができるでしょう。