セルライトとは?オレンジピールスキンを解消する3つの方法
更新日: 2018年11月05日
一度できてしまうと除去が難しいセルライトはボディラインを崩すだけでなく、血行不良やむくみなど体の不調を引き起こします。
この記事ではセルライトについて説明し、セルライトの予防のためにできることや太ももにできたセルライト(オレンジピールスキン)の解消法を紹介しています。
日常生活の改善やマッサージによってセルライトがない美しい足を目指してください。
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セルライトとは?
太ももにボコボコしたセルライトができていませんか?
セルライトは一度できてしまうと解消するのが難しく、ダイエットをしている人にとって悩ましい存在です。ここでは、セルライトについて説明し、セルライトを予防するためにできることを紹介します。
セルライトの正体
セルライトは体内にある不要な老廃物を取り込んだ脂肪細胞です。
通常、体内の老廃物はリンパに吸収されます。
しかし、食べすぎや運動不足によって脂肪細胞が肥大してしまうと脂肪細胞がリンパを圧迫し、老廃物がリンパに吸収されなくなります。
不要な老廃物が体内に蓄積されると、それを取り込んで脂肪細胞はさらに肥大してしまいます。
このように肥大した脂肪細胞をセルライトと言い、セルライトができると皮膚はオレンジの皮のように凸凹した状態になります。
このことから、セルライトは「オレンジピールスキン」とも呼ばれています。
オレンジピールスキンがもたらす悪影響
脂肪細胞が老廃物を取り込んで大きくなるとリンパのほかに血管も圧迫してしまいます。
オレンジピールスキンが血管を圧迫すると血行不良やむくみを引き起こし、毛細血管が切れやすい状態になってしまいます。
あざができやすい人やあざが治りにくい人はオレンジピールスキンが悪影響を及ぼしているのかもしれません。
また、オレンジピールスキンができると皮膚の脂肪層が厚くなってしまいます。
皮膚は角層、表皮、真皮、脂肪層という層でできていますが、脂肪層が厚くなるとボディラインが崩れ、新陳代謝がうまく機能しなくなり肌荒れが起こることもあります。
オレンジピールスキンができやすい部位
オレンジピールスキンは下半身にできやすく、おしりや太ももの周りは特に注意する必要があります。これらのパーツは脂肪がつきやすく、リンパ節が近いためオレンジピールスキンができやすいです。
他方、比較的脂肪が少ない手のひらや首のまわりはできにくいと考えられています。
セルライト(オレンジピールスキン)ができる原因
セルライトはさまざまな要因が重なってできますが、主に以下の5つが原因です。
- 運動不足
- 食生活の乱れ
- 血行不良
- ストレス
- 老化
運動不足や食生活の乱れは脂肪を蓄積し、脂肪細胞を肥大させます。
また、血行不良による冷え、むくみは老廃物を溜めこみ、ストレスを感じたときに分泌されるホルモンも老廃物を蓄積させます。
老化は防ぐことが難しいですが、老化によって代謝が低下すると老廃物がうまく流れず、オレンジピールスキンの原因となってしまいます。
セルライト予防のために日常生活で気を付けるべきポイント
一度できてしまったら解消するのが難しいセルライトは、日常生活を改善して予防する必要があります。日常生活でできるセルライトの予防法を3つ紹介します。
- ■適度な運動を心がける
- 適度な運動を行い、脂肪を溜めこまなければセルライトの原因である脂肪細胞の肥大を防ぐことができます。ウォーキングやヨガなどの軽い運動でも継続して行うと脂肪細胞の肥大を予防できます。
- ■食生活に気を付ける
- カロリーが高い食事は脂肪を溜めこむ以外にも血液をドロドロにしてしまう危険性があります。血流が悪くなれば代謝が低下し、エネルギーの消費量が減少します。エネルギーの消費量が減少すると脂肪が蓄積されやすくなりなります。
揚げ物など高カロリーな食事は避け、血液をサラサラにする魚などを積極的に摂取してください。
- ■冷えを防ぐ
- 冷えによって血行が悪くなると代謝が低下し、セルライトができてしまいます。また、セルライトは血行を悪くし、その影響で体が冷えてしまうこともあります。
普段、湯船につからずシャワーだけで済ませている人は湯船でしっかり温まって冷えを予防してください。冬だけでなく夏もエアコンなどで体が冷えることがあるため注意が必要です。
太もものオレンジピールスキンの解消法
セルライトを解消するのは難しいですが、毎日マッサージを続けることで少しずつセルライトを減らすことができます。
なお、セルライトローラーやかっさを使ってマッサージを行うとよいでしょう。
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太ももにできたオレンジピールスキンを解消するマッサージ
マッサージは入浴中、体が温まっている時に行えばより高い効果を得られます。
マッサージの方法
- 1.足の裏をほぐします。
- 足の裏全体を親指で指圧することによって血行を改善します。
- 2.ふくらはぎから膝にかけてマッサージをします。
- ふくらはぎから膝を手のひらでさすることによってリンパを流します。
- 3.太もものセルライトをつぶします。
- 両手を使い太ももをほぐすようにつまみます。セルライトが気になる場所は重点的にマッサージを行ってください。片足につき10分程度続けると効果的です。
- 4.足全体のリンパを流します。
- 足首から足の付け根までをやさしくさすりあげ、リンパを流すことによってつぶされたセルライトを排出し、マッサージを終わります。
おすすめのマッサージクリームとオイル2つ
太もものマッサージを行う際におすすめのマッサージクリームとマッサージオイルをご紹介いたします。
1.クレーム マスヴェルト(クラランス)
モデルのマギーさんが愛用しており、口コミサイトでも人気が高いクラランスの「クレーム マスヴェルト」はハリのあるボディを目指すマッサージクリームです。
特に太ももやヒップ、二の腕などのセルライトがつきやすい部位に、クレーム マスヴェルトを使用することによって乾燥も防ぐことができます。
2.ホワイトバーチ ボディオイル(ヴェレダ)
スイス発祥のオーガニックコスメブランドであるヴェレダから販売されている「ホワイトバーチ ボディオイル」はモデルの木下優樹菜さんも使用しているマッサージオイルです。
ホワイトバーチ ボディオイルは太ももや二の腕周辺の肌のざらつきをケアするためのオイルです。
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美容家電を使ってセルライトを撃退
おすすめの美容家電を2つご紹介いたします。
1.アセチノメガシェイプ(ヤーマン)
美容家電メーカーであるヤーマンからは多くのボディケア製品が販売されていますが、アセチノメガシェイプはメーカー出荷数がシリーズ累計で150万台を突破した人気商品です。
アセチノメガシェイプは8個のローラーが高速に回転することによって脂肪を波打つように動かします。
防水仕様であるためお風呂など体が温まっている時に使用することができます。
なお、アセチノメガシェイプを使用して内出血ができたという口コミがあるため、使用の際は回転速度の調整などに注意が必要です。
2.RFボーテ キャビスパ(ヤーマン)
ヤーマンから販売されているRFボーテ キャビスパはRF(ラジオ波)、CAVI(キャビテーション)、EMS(Electrical Muscle Stimulation)という3つの機能を持つボディシェイプ用の健康器具です。
RFボーテ キャビスパは気になる部位や体調に合わせてこれらのモードを使い分けることができ、エステサロンで施術を受けたときのような効果を期待できます。
RFボーテは口コミでの評価が良い商品です。
気になる部分にラップを巻いて入浴する
簡単にセルライトを解消したい人にはセルライトが気になる部位にラップを巻いたままお風呂に入る方法がおすすめです。
ラップを巻いて入浴することによって発汗量が増え、セルライトのもととなる老廃物の排出を期待できます。
ラップを巻いたままマッサージも行うとより高い効果を期待できます。
ラップをきつく巻きすぎると血行が悪くなりオレンジピールスキンを解消できなくなるため、注意が必要です。
まとめ
脂肪細胞が老廃物を取り込んで肥大化したオレンジピールスキンは、一度できてしまうと解消することが難しいため、生活習慣を改善することによって予防することが大切です。
できてしまった人は、マッサージなどを継続して行うことによって少しずつオレンジピールスキンを解消してください。