簡単なタオルストレッチで-4キロのダイエットに成功【姿勢の改善が痩せる秘訣】
更新日: 2018年11月04日
正月太りや急な外食などで、お腹回りがなかなか減らない人は多いのではないでしょうか。私もそのひとりです。
痩せたいけど動きたくない。楽をしたい。そんなあなた方に朗報です。簡単なストレッチ方法を紹介します。
痩せない体を根本から簡単に作り直す。簡単タオルストレッチ!
痩せない原因は「背骨」にあります。背骨を調整して、お腹回りの筋肉を鍛えることですっきりしたお腹回りを手に入れましょう。その方法についてご紹介させて頂きます。
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食事法によるダイエットは続かない
お腹回りが痩せない・・・どんな食事法をとっても全然減らない、ダイエットなんてめんどくさい、できるなら食べたい。と思うのは人間であれば皆思うことですよね。
でも、実際食事法はすごく大事で、実践するとしないとでは雲泥の差が出るのもまた事実。しかし、食事法というのは、「あくまで痩せやすい体を内部から作る」という目的のために、食事内容を一新するというものであり、痩せやすい体を作る視点は、何も食事からでなくてもいいのです。
食事は生きる上で欠かせないものであり、制限することで非常にストレスもかかります。
そんなストレスの影響もあり、中々続かない人が続出しています。
そんなめんどくさがり、テキトーな皆様に朗報です。私はこの方法を1年間実践し、リバウンドしない体を作りました。
痩せるには姿勢の改善が必要
なぜお腹にばかり脂肪がつくのか
お腹に脂肪がつくのは、ズバリ「姿勢」が原因です。
人間は怠惰な生き物ですので、体を丸めて生活するのが大好きで、パソコンを打つ、家事をする、友達を話す、歩くなどなど、日常生活のほとんどは体をまるめて動いています。
これに加齢が加わると、背骨が徐々に湾曲し、背中が丸い姿勢が基本姿勢になってしまいます。町中にいるおばあちゃんをイメージされるとわかりやすいかもしれません。
背骨と背骨の間には柔らかい椎間円板という組織がありますが、それは加齢とともにすり減ります。その結果、背骨が重力に耐えられなくなり、徐々に湾曲してくるのです。
湾曲すると、体を起こす・体をひねる・横に曲げるといった脊柱運動が出せなくなります。
また、お腹の前面の筋肉(具体的には、腹直筋・腹斜筋・腹横筋など)が十分に伸長されない状態となり、収縮する機会が激減します。
こうなると、お腹回りの筋力が徐々に減り始め、筋肉の変わりに徐々に脂肪が付き始めます。
筋の収縮はエネルギーを絶えず消費しますが、筋が減ればエネルギー消費も減る。当然です。
お腹回りの筋肉は、直接骨に付着しているものも多く、これらの筋肉が減れば、背骨をうまく支えられなくなり、より背中が曲がってしまうという悪循環に陥ります。
若いから大丈夫と思っている方ほど、気をつけなければなりません。
姿勢を簡単に整えるタオルストレッチ
一般的に、姿勢を整える。と聞くと、整体をイメージしますが、わざわざ近所の整体院に言って姿勢を整えるのってメンドクサイですよね。
家にあるもので、テキトーにしながらできる簡単トレーニングについてお教えします。
<準備する物>
- タオルケット
- ガムテープ
たった二つです。
まず、タオルケットを円柱上に丸めてください。長さが80cm程度あれば十分です。
その両端をガムテープで固定して、ばらけないようにすれば完成です。
タオルストレッチのやり方
- この丸めたタオルケットの上に、仰向けで寝ましょう。
自分の背中と、下のタオルケットが一直線になるように、バランスをとりながら乗ってください。 - 膝を軽く立ててください。また、手を少し横に開いて、掌を上向きで、力をスッと抜いてください。
- そのまま、タオルケットから落ちないように左右に体を揺さぶります。
これを5分。TVでもつけながらテキトーに毎日するようにしてください。
私はこの方法を「簡単タオルストレッチ!」という風に読んでいます。
たった、5分続けるだけで、脊柱は元の形に戻っていきます。
脊柱がもとの形に戻ると、お腹回りの筋肉も、収縮機会が増えますので、パソコンを打つ、家事をする、友達を話す、歩くなどの日常生活でもお腹回りの筋肉のエネルギー消費が増えていきます。
私もこの方法に出会うまでは、これすらメンドクサイと思っていましたが、1週間続けてみて実感したことがあります。それは、便通の改善でした。
お腹回りの筋肉が収縮するようになって、やけに便通がよくなったのです。その時は、まぁたまたまかな・・・と思っていましたが、2週間続けてみてさらに実感したことがあります。
起き上がりがスムーズになりました。
今までまっすぐ体を起こすことが苦手で、体を斜めにして「よっこいしょ」と起き上がりをしていましたが、このトレーニングを実践してからいつの間にかまっすぐ起きられるようになりました。
3週間、1ヶ月後には、なんと4キロ減っていました。
私は身長175センチ、体重76キロ、やや太り気味でしたが、ダイエットをしている感覚は一切なく、食事も普段通りでしたので、正直びっくりしたのを覚えています。
また、職場での疲れ方にも変化が現れました。
以前はデスクワークで長時間パソコンを触っていると、次の日には体がだるくて、頭が痛いことも多かったのですが、夜寝る前に、このタオルストレッチをするようになってから、次の日に疲れを持ち越すことがなくなりました。
そのため、頭痛や肩こりなどの二次的な問題も解消され、スムーズに業務に取り組めるようになりました。
タオルストレッチのメリット・デメリット
メリット
すごく簡単です。TV見ながらでもできます。
時間帯問わずどこでも実践できる。私はオフィスの休憩室でもやっていました。
即日効果を期待できる。はやい人だと、ストレッチ直後に体の線が伸びていることを実感できると思います。
デメリット
過去に脊柱管狭窄症、圧迫骨折など、脊柱疾患の診断をされている人は、脊柱に強い負担がかかりますので避けてください。
もし実践される場合は、Drや、理学療法士・作業療法士の指導を仰ぐようにしてください。理学療法士は近所の整体院や、リハビリテーション病院などに勤務されていますので、受診先のリハビリテーション科に問い合わせるのがいいでしょう。
より効果を出すためのポイント
- タオルは非常に柔らかいため、床面が柔らかいところでやると、沈み込んでしまい、効果半減です。そのため、できるだけ畳や、フローリングなど、固めの面でやることをオススメします。
- タオルケットで物足りない方は、市販の「ストレッチポール」をお使いすることをオススメします。
ストレッチポールは相場で1000円~8000円とピンきりですが、安いものでも十分効果的です。ネットショッピングや、スポーツショップなどで購入できます。 - 経産婦の方の場合は、骨盤の形が崩れていることが多いので、いきなり乗ると腰痛が出ることがありますが、その場合は「ハーフポール」を利用することをオススメします。
ハーフポールは、ストレッチポールの半円タイプであり、背骨にかかる負担も少なく、経産婦の方にはオススメです。
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まとめ
お腹回りを痩せるためには、食事法だと面倒。体の内面から変えるためには、姿勢を変えるための日常トレーニングが欠かせない。
姿勢が悪くなる要因は、背骨が湾曲してしまい、お腹回りの筋肉が十分に収縮できないことが要因として大きい。ですから、姿勢を改善するために、お腹回りの筋肉が使えるような脊柱を作るのが効果的なのです。
その方法として、タオルケットを利用した、ストレッチ方法が有効です。
タオルケットを丸めたものに、仰向けで横になって、TVを見ながら左右に体を振るだけです。この方法を1週間、2週間と実践してけば、徐々に体の変化を実感できるはずです。
ものすごく簡単ではありますが、脊柱管狭窄症や、圧迫骨折など、過去に脊柱疾患の診断をされている方には適しませんので、実践される場合は、Drや、理学療法士・作業療法士の指導を仰ぐようにしてください。