豆乳ダイエットは生理前1週間の朝食前が効果的【飲む量は1日200mlまで】
更新日: 2018年11月03日
豆乳ダイエットと聞いて、アナタは豆乳だけを毎日飲み続けるダイエットだと思いましたか?
それは不正解です。
豆乳ダイエットは、生理前1週間に1日200mlの豆乳を飲むだけというお手軽な方法です。
ここでは、なぜ生理前なのか、正しい豆乳ダイエットのやり方などについて紹介していきます。
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生理とダイエットの関係
女性には、ダイエットをしていても痩せやすい時期と痩せにくい時期があります。それは生理サイクルによる女性ホルモンの影響です。
主に女性ホルモンは2つに分けられます。エストロゲンとプロゲステロンです。
平均的な生理の周期28日にあてはめて解説していきます。
エストロゲン
女性特有の臓器(子宮や乳房など)の働きを活発にしたり、コラーゲンの生成を増やし肌をきれいにする作用のあるホルモンです。
エストロゲンの分泌量が多い時は、痩せやすく肌荒れしにくいといわれています。俗に美人ホルモンとも呼ばれています。
エストロゲンは、月経がはじまって1週間後の卵胞期に分泌が増え、排卵期まで続きます。逆に黄体期~月経期(生理1週間前~生理中)はエストロゲンの分泌が減少します。
つまり、卵胞期~排卵期(生理開始1~2週間後)が女性にとって一番スリムを目指すのによい時期といわれているのです。
プロゲステロン
プロゲステロンは、妊娠に備えて体を安静にしたり、水分などを蓄えようとするホルモンです。排卵期に分泌が増え、黄体期まで続きます。
体を安静に→だるくなりやすい、気分が落ち込みやすい
妊娠に向けて準備をする→むくみやすくなる、脂肪を蓄えやすくなる
一見プロゲステロンは、悪いホルモンのようですが、決してそんなことはありません。
このホルモンは妊娠に向けて体の準備をするので、排卵期に十分に分泌されないと不妊症の原因になることもあります。
ただし、ダイエットに関しては、プロゲステロンの分泌の多い時期は、太りやすく痩せにくい特徴があるといわれています。
黄体期に痩せる準備をするのがカギ
ダイエットに関してカギになるのが、生理前の1週間(黄体期)の過ごし方です。
黄体期には、エストロゲンの分泌が下がり、プロゲステロンの分泌が上がる、MAXに痩せにくく太りやすい時期とも考えられます。
逆にこの時期に増えないようにすると、生理後に自然にスリムを目指せます。
黄体期に豆乳を飲むことが生理後の準備になるのです。
正しい豆乳ダイエットのやり方
それでは正しい豆乳ダイエットのやり方についてです。
豆乳ダイエットは、たくさん飲めば飲むほど効くというものではありません。
もちろん豆乳も飲み過ぎると、カロリー過多になり太るので注意が必要です。
豆乳ダイエットのやり方
豆乳ダイエットで大切なポイントは飲む量とタイミングです。
飲むタイミング
このダイエットは、生理1週間前~生理開始当日までがベストな期間です。
生理周期が不安定な人は、基礎体温を基準にはじめてください。
豆乳を飲む時間帯は、朝食前が一番おすすめです。朝食をあまり食べない人は、とりあえず朝に豆乳だけでも飲んでください。
1日に飲む量
同じ量を飲んでも豆乳の種類によっては、成分の濃度などが違います。
一番濃度の濃い「調整豆乳」は、1日に200mlまでを上限としましょう。砂糖や味のついている「調整豆乳」は少し成分量が落ちますが、200~300mlまで。
豆乳には、大豆イソフラボンといわれる成分が含まれています。
この成分は、体内でエストロゲンに似た働きをします。摂取しすぎると、女性ホルモンのバランスが崩れてしまいます。
日本人は、豆腐や味噌などの大豆食品を日常的に摂っている事が多いので、豆乳は1日に200~300mlがちょうどいい量なのです。
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体験談!豆乳ダイエットを実践
筆者は、ネットで話題になっていた豆乳ダイエットをやってみることにしました。
当時、生理周期は安定していたものの、生理前の体のだるさや気分の落ち込み、便秘、生理中の下腹部痛に悩まされていました。
豆乳ダイエットの効果は?
豆乳ダイエットをはじめるにあたって、200ml入りのパックの無調整豆乳を3本買いました。
ただ、はじめて分かったのですが、私はどうしても無調整豆乳の味が合いませんでした。なので、3本飲み終わってからは、調整豆乳を買うようにしました。はじめの3日は無調整、残りの4日は無調整豆乳を飲みました。
生理前と生理中は、体重に変化はありませんでした。生理が終わってから1週間程で体重を量ってみて実感できました。
豆乳ダイエットをする上での注意点
豆乳ダイエットを成功させるには、いくつか守って頂きたいことがあります。
量を守る
豆乳もカロリーがあるので、摂りすぎはよくないです。
また、大量に摂り続けることによって、大豆アレルギーを発症する可能性も出てきます。そうなると豆乳ダイエットだけでなく、大豆製品全般が食べられなくなるので、1日の量は守るようにしましょう。
生理前1週間だけ飲む
体にいい成分でも、摂取し続けると効果が薄れてしまいます。
たまに料理に使ったり、飲み物に入っている位ならば問題ありませんが、豆乳を継続的に飲むのは、生理前1週間だけにしておきましょう。
暴飲暴食はしない
いくら豆乳で溜め込みにくいとはいっても限度があります。
あまり食べ過ぎると生理前に太ってしまいます。これでは、豆乳ダイエットの意味がありません。
食事に関してはそこまで気を使わなくて大丈夫なのですが、できるだけ暴飲暴食は避けましょう。
まとめ
豆乳ダイエットは、ポイントさえしっかり押さえれば実践しやすいです。
豆乳を飲む以外は、通常の生活を続けていいので、無理な食事制限で体調を崩したり、ストレスを溜めることもありません。
豆乳にはたくさんの味がありますので、飽きても色々な味で飽きを防ぐことができます。
健康的にスリムを目指したい方は、ぜひ豆乳ダイエットをはじめてください。