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六時以降食べないダイエットの基礎と体験談から見る成功のポイント

投稿日: 2019年03月05日

六時を指す置時計

六時以降食べないダイエットとは、実践する内容が「夜六時以降何も口にしない」とシンプルです。実践する内容はシンプルなんですが、ダイエット効果が期待されている他、様々なメリットがあると言われるダイエット法です。

この記事では六時以降食べないダイエットについて、基本的な情報と実践方法、実践で得られる効果、口コミでの評価やメリットとデメリットをご紹介し、さらに自分の体験談から成功するためのポイントも同時にご紹介します。

情報を知って意識すること次第では、より簡単に実践することも可能なので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。

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六時以降食べないダイエットとは?

六時以降食べないダイエットとは、その名の通り、「六時以降は何も食べないダイエット」のことです。

六時とは「18時」のことで、「午後六時(18時)以降食べないダイエット」というのが正式な名前ですね。

内容は「六時以降何も食べないこと」で、ダイエット効果を得る、とてもシンプルなダイエット法です。

やることもシンプルですし、その気になれば今日からでも始められます。

短期間で効果が得られるとか、リバウンドしにくいなどの評価があり、一時期歌手の倖田來未さんが公表し、話題になったダイエット法でもあります。現在でも実践されている有名人もいて、西野カナさんが実践されています。

食べる量に関しては、もちろん食べ過ぎやカロリー過多は禁物です。

それでも3食きちんと食べていいので、もし食べ過ぎた場合は次の食事で調整すれば大丈夫ですから、ダイエット法としてはハードルが低いと考えられますね。

痩せる理由について

痩せる理由は?

ではなぜ、六時以降食べないことがダイエットに繋がるかと言いますと、それは「胃の消化に影響があるから」なんです。

人は食べ物を食べてから胃の中で消化されるのに、4時間ほどかかると言われています。

一般的に夜10時~深夜2時の間は、脂肪がつきやすいため、ダイエットをするならこれらの時間帯に胃の中に何もない状態が理想的です。

なので夜10時以降に胃を空っぽにするためには、六時以降何も食べずに食べ終わっていることが必要ということです。

また他に六時以降食べないことで痩せる理由としては、「BMAL1」(ビーマルワン)という遺伝子が関係していることが挙げられます。

この遺伝子は活動が活発になると、胃の中に残っている食べ物を脂肪に変えてしまうため、活動を抑えることでダイエット効果が期待できます。

BMAL1の活動を抑える方法は、「夜10時以降胃の中に食べ物がない状態」が必要です。よく耳にする夜遅くに食べると太りやすいというのは、こういう根拠があったわけです。

つまり六時以降食べないというのは、BMAL1の活動を抑えられるというわけです。

これらがダイエットに繋がると言われる理由です。

実践方法とルールについて

規則正しくご飯を食べる女性

六時以降食べないダイエットのルールとなると、もちろん「夜六時以降食べないこと」なんですが、それ以外に意識したいのが「3食たべること」です。

3食きちんと食べることで、栄養不足になって空腹感が強くなることを防ぎ、食事の量の調整がしやすいというメリットがあります。

その他に実践したことがあるという人によって違うのですが、六時以降食べない、3食食べること以外に、

  • 定期的に運動をする
  • 食べる順番を守る

など細かいルールを設定している人もいます。

ただルールを意識しすぎると、続けるのが面倒くさくなってくるかもしれないので、とりあえず実践方法としては、「六時以降食べない」ことと、「3食たべること」でOKではないでしょうか。

六時以降食べないダイエットの効果

六時以降食べないダイエットで得られる効果を、以下にまとめてみました。

1つずつ見ていきましょう。

太りにくい体が作れる

太らないからだを手に入れた男性

六時以降食べないことで得られる効果として、食べても太りにくくなるというメリットがあります。

そういいますのも、六時以降食べないため、一般的に食べると太りやすいと言われる22時以降という時間帯に、「食べない」ということが習慣になるからです。

言い換えれば、早めに食事を終わらせておくことで、太りやすい時間帯に食事をすることがなくなるというわけですね。

ちなみに食べても太りにくいと言われる時間帯は、お昼2時と言われているので、お昼はしっかり食べても大丈夫です。

六時以降食べないダイエットをするのであれば、お昼にしっかり食べておけば、夜遅くにお腹が空いて食べてしまう、
なんてことも防げることにつながります。

胃を休められる

六時以降食べないことで、胃を休ませることが可能になるんです。

私達人間の胃は、食べ物の消化や吸収のため絶え間なく働いてくれています。

よく「休肝日」なんて言葉を耳にしませんか?

休肝日は肝臓を休ませるために、お酒を飲まない日を設定することですよね。

それと同様、六時以降食べないことで、翌日の朝食までの時間を長く取り、胃を休ませることができるのです。

胃を休ませることで、消化吸収に関わる内臓が同時に休息でき、調子が整い、パワーが蓄えられて活性化すると言われています。

胃を休ませるのに最も効果的と言われるのが「断食」ですが、ある程度の知識が無いと危険な可能性もあるので、それよりも「食べない時間を長く取る」という考え方で、六時以降食べないというのが試しやすいでしょう。

デトックス効果が得られる

デトックス効果を示す画像

ある程度の期間胃に食べ物がない状態になると、胃腸を掃除してくれるホルモンが分泌され、デトックス効果が期待できます。

このホルモンは名前を「モチリン」と言って、胃にはたらきかけてお腹を鳴らすホルモンとして知られています。

そしてこのモチリンが分泌されるときは、「胃が次の食べ物を入れるための合図」と言われていて、このとき胃は自ら胃の中を掃除してくれているのです。

つまり六時以降食べないことで、胃の中が空っぽの時間が長くなり、胃腸を掃除してくれるモチリンが分泌され、自ら掃除を行ってくれるため、デトックス効果が期待できるというわけです。

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六時以降食べないダイエットの口コミでの評価

六時以降食べないダイエットの口コミを調べてみると、成功と失敗、両方の声がありましたが、どちらかというと成功の声が多い印象でした。

成功したという人の中でも多かったのが、

  • しばらく続けると確かに効果があった
  • 食べる時間が決まるので生活習慣が整う
  • 無理なく健康的に体重が落ちている

こういった声が見受けられました。

夜六時までに食事を終わらせるため、食べる時間がある程度自分の生活の中で決まり、そのおかげで生活が規則正しくなったというところが、ダイエットだけではなく一石二鳥という印象です。

遅くまで起きているとお腹が空いてしまうため、早く寝ることが習慣になり、より生活リズムが整ったという声もありました。

しかし、逆に失敗した人もいて、その声をまとめると以下のようになります。

  • 生活や仕事の都合で18時以降食べないのは続けられない
  • お付き合いが多いから食べないのは難しい
  • お腹が空きすぎて耐えられない

食事は生活に密着しているので、仕事や学校などの時間の都合や、人とのお付き合いで六時以降食べないのが、難しいというところでしょう。

また夜寝るのが遅くなると、どうしてもお腹が空きすぎてしまい、食べてしまうという声もありました。

この点に関しては六時以降食べないというところを、ケースバイケースで柔軟に対応すれば良いでしょう。

お腹が空いて食べてしまうのであれば、栄養が足りていないことが考えられるので、あくまでカロリーは意識しつつも、栄養が不足しないように、1回の食事をしっかり食べるようにすることが大事です。

またお付き合いや仕事の都合上、六時以降食べないことが難しい場合は、少し時間を遅らせるのも認めると楽になります。

「今日は遅くなったから明日の朝食を調整しよう」とか、「お付き合いで食べ過ぎたから軽い運動をしよう」とか、柔軟に考えれば継続しやすいです。

「絶対に六時以降に食べないぞ!」というように決めてしまうと、続けることにストレスを感じてしまうので、無理はしないようにすることが続ける秘訣と言えます。

六時以降食べないダイエットの体験談

実際に自分が六時以降食べないダイエットを実践した結果をお話します。

身長170cm、体重69kg、ウェスト79cmの自分が4週間実践したところ、結果は以下の通りです。

1週間目:体重1.8kg減、ウェスト0.8cm減 
2週間目:体重2.0kg減、ウェスト1.1cm減
3週間目:体重2.5kg減、ウェスト1.4cm減
4週間目:体重2.9kg減、ウェスト2.1cm減

数値以外で体のサイズの変化としては、ダイエットスタート時にちょうどピッタリだったジーンズが、4週間実践した時点で、お腹、太ももに結構ゆとりができるといったところでしょうか。

実践したルールとしては、「六時以降食べないこと」と、「朝昼晩3食しっかりたべること」です。

ルールさえ守れば、我慢無く食べることができるので、無理にダイエットをしているという感覚はありませんでした。

もちろんドカ食いや食べ過ぎには気をつけ、糖質、タンパク質、脂質のバランスは意識する必要はありましたが、3食食べられて我慢が少ないという点は、継続しやすいと感じました。

比較的タンパク質が食べた時の満足感が大きかったので、食材としては卵、肉類、魚、豆腐など、タンパク質が豊富な食材を意識して食べることを心がけていました。

たんぱく質を含む食品

またカロリーが多い食事を食べた次の日は、なるだけカロリーを抑えるという工夫を続けるため、食べたものを記録するダイエット日記を作ったのですが、これが継続するのにとても役立ちました。

1日に食べたものを記録することで、「今日は食べすぎているから、明日は少し控えよう」というのが、日記があれば目で見て調整できるのでオススメです。

実践した体験から、六時以降食べないダイエットは、多くの人におすすめできるダイエット法ですが、やはり仕事の都合や生活リズム上、六時以降に食べる機会がとても多いという人は、継続が難しいのではないかと感じました。

ただこの点に関しては、一つの工夫として、食事時間が遅くならない日は、率先して六時までに食事を終わらせておくことを意識すれば、ダイエットとしては効果が期待できるので、ご自身の可能な範囲でトライしてみてください。

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六時以降食べないダイエットのメリット・デメリット

自分の体験から感じた、六時以降食べないダイエットのメリットとしては、

  • 3食ちゃんと食べられるので我慢が少ない
  • 時間を守れば基本食べたいものが食べられる
  • 生活リズムが整いやすい
  • 胃の休息ができるのでデトックス効果が期待できる
  • 継続すればちゃんと結果が出る
  • ハードな運動は必要なく、軽めの運動で充分

そしてデメリットとしては、

  • 仕事の都合で食べる時間が毎日遅いと実践しにくい
  • 栄養が不足すると夜お腹が空く可能性がある

体験した感想としてはメリットが多く、デメリットが少ないという印象でしたね。

六時以降食べないダイエット成功のポイント

六時以降食べないダイエット成功のために、必要なポイントをまとめました。

  • 「絶対六時以降は食べない!」と決めつけない
  • 食べたものを記録する日記を作る
  • なるべく食べる量を一定にすると調整が少ないので楽
  • やむを得ず六時以降に食べた、食べ過ぎた場合は次の日の朝食で早めに調整
  • 不足すると空腹感が強くなるので、意識して糖質やタンパク質、脂質などの栄養をきちんと摂る

上記のポイントを踏まえて実践してみましょう。

まとめ

六時以降食べないダイエットは、やることがそのまま「六時以降食べない」というシンプルなダイエット法です。

継続すればきちんと結果が出ましたし、続ける上で気をつけるべきところを、しっかり対策できれば問題なく誰でも継続しやすいでしょう。

調整すればOK!というように柔軟に考えれば、続けるのが難しいダイエット法ではないので、まずは今日の食事から試してみてはいかがでしょうか?