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パワーボールのダイエット効果を検証【おすすめは紐なし】

更新日: 2018年11月06日

パワーボールのアップ(床置)

「パワーボール」という筋トレアイテムをご存知ですか?もしかしたら、ローラーリストボール、パワーリストボール等の他の名前で聞いたことがあるかもしれません。

所で、このパワーボール、二の腕の部分やせに効くってご存知ですか?

今回は楽しくテレビを見ながら続けられる筋トレアイテム、「パワーボール」のダイエット効果についてご紹介しようと思います。

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パワーボールで手首と握力が鍛えられる

パワーボールは正式には「ジャイロスコピック エクササイズ ツール」といいます。

アメリカでは昔から使われているメジャーな筋トレ用の器具であり、アスリートにも広く普及しています。

その目的は手首と握力を鍛えることです。

大きさはテニスボール程度の大きさで手のひらにすっぽりと収まるサイズ。
加えて、昔は5000円以上するものばかりで少し手を出す敷居の高い値段設定だったものの、最近は安価なものも増えてきました。

安いものだと1000円程度で買えるものまで登場しました。

さて、パワーボール自体は数千円で買える筋トレアイテムです。

筆者がその存在を知ったのは、とある漫画家の方のSNSで取り上げられていたことからでした。

その記事に書かれていた紹介漫画によると、

  • 癖になるような操作性
  • 意外と腕に負荷がかかる

とのことでした。

気になってパワーボールを検索してみると、前述の通り意外とお手軽な価格設定。

Youtube等の動画サイトにも実際にパワーボールを使ってみた動画がたくさんアップされています。

最近ハンドスピナーが流行しましたが、動画を見るとパワーボールも手持ち無沙汰な片手を慰めるのに格好のアイテムのようです。

パワーボールの仕組みは?

手首を回しているうちにどんどん加速していき延々と回り続けるパワーボールですが、その仕組みは昔流行った「地球ゴマ」と同じくジャイロ効果という仕組みだそうです。

中のボール(正式にはローター)には金属製の回転軸が刺さっており、またボール内に仕込まれたリングが中のボールに掘られた溝を動くことによってその摩擦で力が増えていき、中のボールの運動エネルギーがどんどん高まっていき暴れまわるようです。
手首をまわすだけで中のボールがどんどん早くなるのは不思議ですね。

この回転軸がパワーボールには重要なので、落とす等してこの回転軸がズレてしまうとうまくまわらなくなります。

パワーボール自体はかなり頑丈で壊れにくいですが、落とす等の強い刺激は極力与えないようにするが吉です。

厳密な仕組みはかなりややこしいです。気にせず実際にパワーボールを選んでみましょう。

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実際に購入して効果を感じたパワーボールはコレ!

その後、自分なりにパワーボールについて調べ、レビューを比較しながらパワーボールを選びました。

前述の通り、お値段は安いもので1000円ぐらいからあり、高機能なもので10000万円相当のもの等、コスト面も性能面も幅広くありました。

その中でレビューの中で多く触れられていたのが、

  • 使用中の音の大きさ
  • パワーボールを最初まわす時、紐が必要か否か
  • どれぐらい頑丈か
  • (高価な物の場合)カウンター等の機能がついているか否か

でした。

特に気になったのは「音の大きさ」で、物によってはかなり音がしてしまうと書いてあったので、極力静かな物を選択するようにしました。

また、紐を使う場合の使用は慣れるまで難しいようで、紐で回すタイプのほうが安価ですが、紐を使わないタイプ(オートスタート機能付き)で検討しました。

以上の事を踏まえて、筆者が購入したのは、【NSD パワースピナー オートスタート】というパワーボール。お値段は4500円程度でした。

ちょっと入門編にしては奮発したと思いましたが、とにかくレビューに「安いものと比較すると非常に静か」との事で、単身一人暮らしにも優しいと思いました。

また、紐なしで回す必要がないということも決定の理由で、長く使う事も想定するとコストパフォーマンスも良いように思いました。

パワーボールの使い方

購入したパワーボールを実際に手にとると、ずっしり重く感じます。

構造を見ると丸いボールの中に、もう一つ一回り小さな球が入っていて、外側の殻の一部に穴があいており、そこから小さな珠が触れるようになっていました。

さて、一般的にパワーボールの使い方は次の通りです。

  1. 紐の先端を中のボールの穴に差し込む。
  2. 紐を中心のボールに巻きつけ、コマのようにひっぱる事で中のボールを回す。
  3. 穴のある方を下に向け、回転に合わせて手首をまわす。

しかし、今回買ったのはオートスタートタイプ。
紐なしで回すことができるタイプです。

取扱説明書
取扱説明書の続き

紐なしで回すタイプの使い方は次の通りです。

  1. ハンドボール中にあるボール(ローター)をされるほうを上向きにして持ちます。
    この時、中のボールの溝に書いてある矢印が前になるように持ちます。
  2. 中のボールを両手の親指で10回から15回ほど矢印の書いてある方向に向かって回します。
    回している最中や回し終わった後親指できちんと押さえていないとボールが回転し始めてしまうので、しっかり親指で押さえながら回しましょう。
  3. 回し終わったら、片手の親指で中にあるボールをしっかりと押さえながら本体を握ります。
    この状態で親指を中のボールから話すと、ボールが勢いよく回りますので、すぐに円を描くように手首を回してください。

中のボールを追いかけるように回すのがコツです。

うまく手首を回して回しづらかった時は、ボールの回転力にあわせて腕自体を円を描くように回す事でも大丈夫です。

うまく回せるとどんどんローターのスピードが上がっていき、腕に負荷が加わっていきます。

逆にゆっくりとまわすと負荷を減らしたり、また負荷を維持することも可能なので、自分で自在に負荷を調節することができます。
また、左右どちらの手でも回すことが可能です。

手首を鍛えるついでに二の腕をシェイプアップ!

ところで、パワーボールは手首や握力を鍛えると書きました。

手首や握力はダンベルなどでは鍛える事が難しいので、それだけでもパワーボールを使う価値はある思います。

そして、もう一つパワーボールの魅力的なポイントは、なんと二の腕の部分痩せへの効果を期待できること!

パワーボールを回す時、中のボールが暴れるように動くわけですが、それを押さえ込むために二の腕の力を、それも普段あまり使わないようなインナーマッスルまで使うので、二の腕スリムにも効果が期待できるのです。

テレビを見ながら寂しい片手を慰めるにも絶好ですし、負荷も自分で調整できるので、超負荷を短時間かけることも、ある程度の負荷を持続的にかけることもできる等、意外に幅広い用途に使えるのも魅力的です。

ダイエット目的なのでしたら、エネルギーを使う為にも、無理のない程度に負荷をかけて長時間パワーボールを回すと良いでしょう。

実際にパワーボールを続けてみた感想

パワーボールのアップ(手持ち)

筆者はパワーボールを購入した頃、身長は155cm程度と小柄で、体重はBMI30を越えてしまう程太っていました。

急激に太ってしまった事もあり、二の腕に大きくたるんだ贅肉がついてしまい、サイズが大きい服を買っても物によっては二の腕がうまく袖に入らず服が着れないということが起こりました。

部分やせは難しいという事は有名な話でありますが、今まで痩せたり太ったりを繰り返すうちに、うまくシェイプアップできなかった贅肉が長年蓄積されていました。

したがって、とにかく代謝を上げるために筋トレをしなければいけないと思いつつもなかなか続かず、なんとか手軽に楽しくできるような、「長期間続けられる」筋トレアイテムを探していました。

そんな最中に知ったのがこの「パワーボール」。
レビューにも「楽しく続けられる」というコメントが多く、これなら私にも続けられるのではないかと思い購入に至りました。

最初はうまくボールを回すのは難しいが、諦めずに続けているとできるようになるとのことだったので、しばらく回す練習をしていると、大体15分程でボールが回せるようになりました。

手首を使って回すほうが初心者向きと書いてありながらも、筆者にとってはそれよりはボールの動きに合わせて腕をまわす方がうまく回せ、また二の腕に非常に負荷がかかっていることを感じました。

パワーボールを使用している所

繰り返すうちに中のボールはどんどん早くできるようになり、その分パワーボールの中の小さいボールが暴れ狂うのを拳の中で感じました。

また、利き手の右手だけでなく、左手でもまわせるようになったので、テレビを見ながらパワーボールをある程度の長時間(30分程度)回し続けるようになりました。

パワーボールを終わった後は筋トレした後特有の筋肉がパンプアップしたような状態になっており、それもまた達成感を昂ぶらせるエッセンスとなりました。

「毎日1回以上はパワーボールを回す。」「例え5分程度でも回す。」を目標に続けました。そうやって続けて1ヶ月以上経ちましたが、変化としては二の腕の力こぶを作ろうとすると少し力こぶが大きくなったように感じます。また服の中に袖に腕が通せるものも増えてきて、着実に効果はでているように感じました。

初めての筋トレ用品に5000円近い額を出すというのは確かに少し躊躇したものの、品質が良いのは当然にしても、紐をつかって中のボールを回す練習は不要でしたし、音も小さかったのでいい買い物をしたと思いました。

もし長く続けるビジョンがあり、もっと高品質な物を選ぶことができるのであれば、【NSD パワースピナー オートスタート LED カウンター】を使うのもいいかもしれません。こちらはお値段8000円程と少々値段はかかるものの、回転数やスピードを計測できるので更なるモチベーションアップに繋がるでしょう。

逆に適当に安いものを買うと、とにかく音がうるさいようです。

いくら最初であったとしても2000円以上の物を選んだほうが無難かもしれません。

パワーボールのメリットとデメリット

筆者がパワーボールを使ってみて感じたメリットは、「楽しい」ことでした。
とにかく手持ち無沙汰は甲斐性されますし、なるべく止まらないように長時間続けることは、フラフープのようなゲーム性があって非常にやりがいがあります。

また、室内でテレビを見ながらでき、よくあるダイエット器具のように筋肉を使っているつもりで実は全然使っていないということもなかったので、努力が水の泡となることもないアイテムです。

加えて、本来の用途は「手首や握力の強化」なわけですが、体感以上に手首や握力を使う機会は多く、タイピング等のデスクワークで手首が疲れる事は減りますし、また腱鞘炎の予防にもなるのは魅力的だと思います。

関節にかかる負担も他の筋トレ用品と比べてはるかに少ないので、体を痛めるリスクは低いです。

負荷を自分で調節することができるので、シェイプアップ目的からガッツリ筋トレをするに至るまで、老若男女問わず幅広い用途で使う事ができます。

シリコン製のグリップボールやハンドグリッパーでは負荷の調節はできないので、負荷の調節という点ではパワーボールは秀でています。

デメリットとしては、製品によっては回転音が大きいことと、ボールを回転させるのにコツがあり慣れが必要だということです。

音に関しては適当に買ってしまわずレビューを見て比較するに限ると思います。

筆者が使ったパワーボールに関しては無音というわけではないものの、テレビの視聴等に影響するような騒音ではありませんでした。

最初はパワーボールの中心のボールを最初はうまく回せず挫折してしまいがちですが、一旦回せるようになるとこれ以上なく楽しく続けることができると思います。

パワーボールを回すコツを取り上げている動画をアップロードしてらっしゃる方もいらっしゃるので、そういう動画を見るとコツを掴むのに一役買うと思います。

【動画】ローラーリストボールの使い方【解説と実演】

パワーボールで筋トレの成功ポイント

  • 何かをしながらであったり、間の時間を利用して気軽に楽しく続けられること
  • 負荷を自在に変えられるので、自分に合った負荷で続ける事ができるということ

まとめ

二の腕の部分やせに悩んでいる方は多いと思いますが、下手に腕立て伏せ等の筋トレをするより体への負担も少なく、気軽に続ける事ができると思います。

気負いしなくてもできるのが魅力だと思いますので、テレビをしながら動画を見ながら等無理なく気楽に行うと、楽しく過ぎて癖になっている頃には二の腕が引き締まっていますよ!