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姿勢を正すと痩せる理由と器具なしで姿勢を良くする方法

投稿日: 2018年03月03日

執筆者: wanwan

後姿の良い姿勢と悪い姿勢

昔から親や学校の先生に姿勢を良くしなさいと言われた人は少なくないのではないでしょうか?

しかしなぜ姿勢を良くしなければならないのか考えたことがある人は少ないと思います。もちろん見た目の問題もありますが、姿勢を良くすることによるメリットは他にもあります。近年、姿勢が人間の代謝に関わることが言われており、より科学的な理由により注目されてきています。

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良い姿勢だと痩せる訳とは?

では姿勢が良いとはどういうことなのでしょうか。

外見からすると、背筋が良い、胸を張っているといったことがイメージしやすいと思います。科学的にいうと、姿勢が良いというのは、脊椎、つまり背骨に負担の少ない肢位のことを言います。
逆を言えば、姿勢が悪いというのは背骨に負担のかかる肢位と言えます。例えば、猫背になり腰が丸まると腰椎という腰の骨に負担がかかり、腰痛や脊柱管狭窄症といった神経系に問題が生じる可能性があります。

しかし、ではなぜ人は姿勢を悪くするとこのような問題が起きるとわかっているのに悪い姿勢を取ってしまうのでしょうか。それは悪い姿勢が楽だからです。言い換えると、自分の筋肉で支える必要がないからです。

良い姿勢というのは背骨に負担の少ない肢位でありますが、その姿勢を維持するために体のあらゆる筋肉を使う必要があります。

つまり良い姿勢というのは悪い姿勢より筋肉をより使うのです。

より筋肉を使うということはそれだけカロリーを消費するということ。姿勢が良いと痩せるというのも頷けます。

最新の研究では、1分間良い姿勢をとることと、20回腹筋運動をした時の筋肉の活動量が同じということが言われています。

また、姿勢というのは座っている時だけではなく、立っている時や、歩いている時にも重要になってきます。

猫背で歩いている時と胸を張って歩いている時とでは呼吸器量つまり呼吸している量が異なり、消費するエネルギーも胸を張って歩いた時の方が高いという研究結果も出ています。やはり姿勢と代謝というのは深く関わっていると言えるでしょう。

良い姿勢を作る方法

ここからは良い姿勢を作るための実践についてご説明していきます。

まずは座っている時ですが、椅子に浅く腰掛け背もたれに寄りかからず、正面を見て、天井から髪の毛が引っ張られているような感覚で背筋を貼ります。この姿勢がいわゆる良い姿勢というものです。

椅子に座るときの良い姿勢悪い姿勢

実際にやってみるとわかると思うのですが、腹筋や背筋のあたりが疲れてくるのがわかると思います。これが筋肉で支えている状態です。

お腹周りにはインナーマッスルという体の内側にある筋肉で、主に体の姿勢を維持する時に働く筋肉があります。腹横筋がその代表です。
腹横筋とは腰の骨の周りに位置し、いわゆるコルセットのような形をしています。腹横筋が働くことによって、腰の骨が安定し、腰椎への負担が軽減することができます。

立っている時も同じように意識してみましょう。座っている時と同じように腹筋や背筋周りが疲れてくると思います。しかし、この姿勢を24時間意識するのは至難の技だと思います。そのため、ずっとこの姿勢でいると意気込むよりも、休憩時間や、少し仕事がひと段落した時にやっていくことが重要だと思います。

行き帰りの電車の中でも構いません。意外と隙間時間はたくさんあるので、実践していきましょう。

またこの良い姿勢を維持するために働くインナーマッスルは呼吸とも関係してきます。人間は呼吸をする時お腹が膨らんだり凹んだりすると思います。この時にインナーマッスルも呼吸の補助として働いています。

ホットヨガをする女性 タオル ペットボトル

ヨガやピラティスなど、呼吸と姿勢を合わせた運動が存在するのもこれが主な理由です。

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姿勢と代謝について

良い、悪い姿勢といった外見の話だけでなく、姿勢を維持している時間も関係しています。

人間は同じ姿勢を長く続けていると、血流が悪くなり、疲労物質や痛みの誘発物質が蓄積し、肩こりや痛みを誘発してしまう可能性があります。時にはエコノミー症候群といった死に至ることもあります。代謝の面でも血流が悪くなることで筋肉が不活性化してしまい、代謝も低下してしまいます。

ではなぜ同じ姿勢を続けると血流が滞ってしまうのか、それは人間の血管のつくりと重力が関係してきます。

人間の血管には動脈と静脈が存在します。

酸素を多く含んでおり、心臓から様々な器官に酸素と栄養を届けるのが動脈、酸素や栄養を失い、心臓に帰っていくのが静脈になります。

動脈においては、重力によって心臓から手や足に向かっていくので問題はないのですが、静脈では重力に逆らって心臓に帰る必要があります。そのためには重力以上の力がないと心臓に戻らず、血液が循環しません。そのため血管の構造も動脈と異なるのですが、筋肉が動くことによってポンプ作用の働きをすることで血液が心臓に戻ることができます。

つまり、筋肉が動くということは血液の循環にとって大切であり、血液の循環が良くなることで代謝も上がるという仕組みになります。

話が反れましたが、筋肉が動かないことは代謝にも影響するということがわかったと思います。同じ姿勢を続けるということは代謝にも悪いということが言えます。そのため、先ほどの話と同じように、仕事中は常時動き続けることができないので、休憩時間や空いている時間を有効活用して軽い運動を行うことが重要です。

姿勢を正す ヨガのポーズ

軽い運動といってもジャージに着替えるほどの運動でもありません。簡単なもので言えば、首を回したり、肩を回したりするなどが挙げられます。

姿勢を正し痩せるメリット・デメリット

姿勢と代謝の関係を説明してきましたが、他のダイエットと比べて、メリットとデメリットについて説明します。

まず、姿勢を意識するために、何か高価なものを買う必要はありませんし、誰でも取り組めるというのが最大のメリットです。また、姿勢を良くすることで代謝だけでなく、健康面にも良い影響があります。

姿勢を良くすること自体は激しい運動等ではないので、長続きしやすいダイエット方法の一つでもあります。

デメリットとして挙げられるのは、長続きがしやすい分、激しい運動を行なっているわけでもなく、体内にサプリメント等を取り込んでいるわけでなないので、ダイエットしているという充実感は得難いのが挙げられます。

しかし、気軽に取り組めますし、他のダイエット方法とも組み合わせても全然問題ないですし、悪影響の影響はほとんどないので、まずは実践して見ることが重要です。

良い姿勢を意識する2つのポイント

姿勢をチェックするビジネスウーマン

良い姿勢を意識し続けるためのポイントとして、適度に自分の姿勢をチェックすることがおすすめです。

上記ように方法はご説明させていただきましたが、実際に自分の姿勢がどうなっているのかというのはわかり難いです。

周りの方々に聞いてみるのもありです。

姿勢をチェックし、自分の身の回りの姿勢が良い人と比べて、客観的に自分はどう見えるのかというところを見て見てください。そうすると、自分に足りないこともわかりますし、姿勢を良くするためのイメージができたり、そのことによってコツを掴んだりすることができます。

少しづつ慣れてくると、良い姿勢を保つ時間が伸びてきて、姿勢そのものも変わってきます。外見が変わり、変わっているという実感が湧くとさらにモチベーションが上がるのでこの方法はオススメです。

もう一つのオススメは身長または座高を測定することです。

メジャーで身長を測る女性

これは体験談ではありますが、良い姿勢が普通の状態になると身長の数値が変わってきます。これは子供のように骨が伸びているのではなく、丸まった背骨がまっすぐすることができるようになるからです。この方法は数値としてわかりやすく結果に表れるので、数値にこだわりたい人はこの方法もあります。

まとめ

まとめると姿勢は代謝に深く関わっており、それは姿勢そのものの形による背骨にかかる負担の増加、血液循環の低下による影響が大きい。

そして、良い姿勢というのは自分の筋肉でしっかりと支える姿勢のことであり、休憩時間や隙間時間などに意識してチェックすること。

長年積み上げてきた現在の姿勢はそう簡単には変わりませんが、少しずつ変わってくれば自分の体には良い影響をもたらしてくれるものなので、ぜひ老若男女問わず実践してすることをお勧めします。