粗食ダイエットで15kg痩せた方法!効果を倍増させる食べ方と粗食メニューの作り方
更新日: 2018年11月06日
粗食ダイエットで痩せた方法や効果を上げる食べ方、粗食メニューの作り方を紹介します。
忙しい生活をおくる現代人にとって、健康管理はなかなか難しい課題です。ストレスが溜まって、ちょっと食べすぎたり飲みすぎたりすると、簡単に体重は増えてしまいます。
そんな時に、おすすめなのが粗食ダイエットです。
粗食は日本人が昔から食べてきたメニューなので、体に馴染みやすいし、体質改善ができるので根本的な美しい体を手に入れる事ができます。
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粗食って何を食べればいいの?
粗食と聞くと、何だか地味なご飯を想像してしまいませんか。何となく、あまり美味しそうなイメージが湧いてこないかもしれませんが、そんな事は無いのです。
粗食というのは、日本人が昔からとってきたメニューなので、美味しくする工夫もされています。
具体的に言うと、ご飯、お味噌汁、お漬物というのが粗食と言われるメニューになります。ここに、一品ほどメインの料理を加えても良いでしょう。
学校の家庭科などで習うメニュー作りからしたら、栄養素が足りていないように見えるかもしれません。しかし、きっちりと一品一品作っていけば、少ないメニューでも栄養素はとれるのです。
かえって、コンビニやファーストフードよりも栄養価は高いと言えます。
さらに、粗食の内容にこだわるのであれば、ご飯を玄米にしても良いです。こちらの方が、ミネラルが多く含まれているので、普通に白米を食べるよりも栄養をたくさんとれます。
他にも、味噌汁のお味噌もなるべく無添加のものを使うようにします。そうした方が、味も美味しいですし、塩分も添加物が入っている物より少なめで体に良いのです。
漬物に関しては、野菜をお酢につけておけば簡単に作れます。出来ている物を買うよりも安いので、ぜひ、自分で作ってみる事をお勧めします。
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外食が続きそうな時の対処法
これまで粗食の基本メニューをご紹介してきました。しかし、なかなか毎日の食事を粗食にするのは難しいでしょう。
会社に勤めている場合は、ランチや飲み会の付き合い、出張先でのご飯で外食をすることがあるでしょう。さらに、主婦の場合でも、同じくイベントの手伝いや親戚のお付き合いで外食をする場合も考えられます。
こうした時のメニューは、脂っこかったり、塩分が多めだったりすることが当たり前です。せっかく粗食でダイエットをしようと思っても、こうした外食を食べ続けては努力も水の泡になってしまいます。
しかし、こうした時は、食べ方を工夫すると太りづらくなります。
まず、揚げ物系が出た時は、できるだけ衣をとるようにします。やはり、衣は脂分が多いので、そうした場所を避けると良いです。
また、野菜はどれだけ食べても大丈夫ですが、甘い物が出た時は、なるべく食べないようにします。炭水化物や肉類の脂肪は、運動すれば燃焼しますが糖分によって出来る脂肪は、なかなか落としにくくなるからです。
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粗食の効果を倍増させる食べ方
粗食を食べていくと、嬉しいダイエット効果も期待できます。そんな効果を倍増させる食べ方があるので、ご紹介していきましょう。
まず、大切なのは食材を選ぶときに、なるべく旬のものを選ぶようにします。
春なら山菜などの苦みが強い物、夏は水分が多い茄子やキュウリ、秋はキノコや栗、冬は牛蒡や大根などの根菜類。こうした季節のものは、そのときの人間の体が必要としている物なので、食べておくと自然と体の中を整えてくれます。
また、野菜を食べるだけではなく、場合によってはお肉や魚もメイン料理としてメニューに加えて行っても良いです。
体を沢山使った日などは、どうしてもエネルギーが必要になります。いくら玄米に栄養素が入っているといっても、野菜や玄米だけでは体の熱量をまかなえないときがあります。なので、自分や家族の生活スタイルに合わせて、基本を守りつつもメニューは自由に変えても良いのです。
ただし、やはり甘い物はなるべく我慢することをお勧めします。
先にも紹介したとおり、糖分が作り出す脂肪は落ちにくいからです。
それに、砂糖は中毒性があるため、一度食べてしまうと、また次も甘い物が欲しくなっていくからです。どうしても、何か甘い物が食べたいという時は、和菓子系のお菓子ならば、体にダメージは少ないでしょう。
粗食メニューの作り方
それでは、簡単な粗食メニューのレシピを紹介していきます。
まず、ご飯ですが、これは白米でも玄米でも良いです。玄米の方が、噛む回数が多いので満腹感を感じやすいためダイエットには向いています。
それに、白米よりも栄養価が多いので、少しの量でも体が満足しやすいのです。
ただし、人によっては玄米の味が苦手という方もいます。そんな時は、白米に少しだけ玄米を混ぜて炊いても美味しくなります。
次に、お味噌汁の作り方です。この料理は出汁が大切なので、なるべく市販の粉状の出汁は使わないようにします。
何だか面倒な気もしますが、手作り出汁は作り置きができます。
まず、麦茶を入れておくようなピッチャーを用意します。その中に水と乾燥シイタケ、昆布を入れておきます。後は、味が水に溶けだすを待つだけです。この出汁を味噌汁を作る時に注ぐだけで大丈夫です。一回作っておけば5日ほど持つので保存もできます。
最後に、お漬物ですが、お気に入りの野菜を酢につけておくだけで簡単に作れます。
野菜を大きめに切って、タッパーの中に酢と一緒に入れておきます。好みによって鷹の爪を入れておいても美味しくなります。スーパーなどで買うものよりも、安いですし添加物が入っていないので体に良いのです。
それに、添加物の中には、甘みを出す成分が入っている場合もあり、これが使われていると体の中に老廃物が溜まりやすくなってしまいます。
粗食ダイエットを実践すると体はどう変わるのか
これまで、粗食のメニューや特徴などをお伝えしてきました。そこで気になるのが、粗食を食べていくと体にどんな変化があるのかという事です。
まず、身長は特には変わりませんが、体つきが変わってきます。脂肪分が多い体形であっても、次第に体が引き締まっていきます。体の中の余計な水分が抜けていくというような感じになります。
私の場合は、身長が168cmで太っていた時は体重が73kgありました。粗食に変えてからは58 kgまで減りました。
服のサイズもLLでもきつかったのが、Mサイズをゆったり着れるようになりました。体重が減り可愛いサイズの服も似合う様になりました。
さらに、他にも嬉しい変化があります。肌の透明感が出てくるようになります。これは、粗食を食べる事で、体内の老廃物が外に出て行ったために起きた変化です。そうなると、体が軽くなり運動もしやすくなりますし、体内のホルモンバランスも整ってきます。
また、こうした変化が出てくると、味の好みも変わってくるので、自然と脂っこい物や糖分が多い食品は食べなくなっていきます。
人によっては、体重があまり変わらないという場合もありますが、それでも体の毒素を外に出しているので、体形は自然と引き締まっていきます。
ちなみに、体に変化が表れ始めたら、ジュースよりも水を多くとるようにした方が、よりダイエットの効果を期待できます。
粗食ダイエットのメリット・デメリット
さて、今まで粗食ダイエットの方法や効果を見てきました。ここでは、粗食ダイエットのメリットとデメリットをご紹介します。
まず、メリットですが、これはサプリを使った物と違って、体の根本的な部分を整えていくので、成功すると太りにくい体ができるという事です。
また、体に必要な栄養素をとりながらダイエットをしていくので、リバウンドや拒食症にもなりにくいのです。
それに、段々と甘い物やスナック菓子も食べないようになっていきます。すると、普通に生活していくだけで、美しい体系を維持できるようになります。
次にデメリットをお伝えします。一人暮らしをしてる場合は、問題ないのですが、家族と生活している場合は、いきなり粗食のメニューにすると戸惑われる可能性があります。
また、自分だけ粗食メニューを食べていると、他の家族が逆に遠慮をしてしまったりと、何となくギクシャクした雰囲気になるかもしれません。なので、粗食ダイエットを始める時は、家族と良く話し合ったうえで始めたほうが良いでしょう。その方が、家族の応援ももらえますし、楽しく食事を食べる事ができます。
まとめ
いろいろなダイエット法があるなかで、粗食ダイエットは体に負担が少ないと言えます。体の中が綺麗になれば、体形や肌の艶も美しくなっていきます。この方法は、少し時間はかかりますが、健康と美しさを両方手に出来ます。