オチョダイエットのやり方を動画付きで解説【効果も検証!】
更新日: 2018年11月03日

みなさんは、「オチョダイエット」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
今や数々のテレビにも取り上げられ大注目となったオチョダイエット。簡単でかつどこでもできるうえ、シェイプアップ効果につながるとあって話題沸騰中です。
今回は、そんなオチョダイエットについて、徹底解明していきます!
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オチョダイエットとは?
「オチョ」とは、スペイン語で「8」の意味です。その名の通り、8の字を書くように体を動かし、シェイプアップを目指していくというダイエットです。
このダイエット、フォーリンラブのバービーさんがテレビのダイエット企画で挑戦し、2週間でマイナス15cmに成功したこととから、一躍有名になりました。
参考動画:2週間ウエスト15cm痩せ バービーのオチョダイエット
実は、オチョダイエットを考案したのは、進藤学さんという方です。
進藤さんは、「ごくせん」などにご出演されている俳優でありながらも、ダンサーや美容アドバイザーとしても活動しており、さらにはアルゼンチンタンゴの講師資格をも持っているということで、マルチに活躍していらっしゃいます。
そして、そのアルゼンチンタンゴのステップの一つである「オチョ」を取り入れたシェイプアップが、オチョダイエットなのです。
このことからもわかるとおり、オチョダイエットはもともとダンスのステップですから、健康的かつ無理のない動きでシェイプアップできてしまうダイエットなのです。そこで次は、気になるオチョダイエットのやり方をご紹介していきます。
オチョダイエットはどうして痩せる?
オチョダイエットのやり方の最大のポイントは、「8の字」を意識して体を動かすことです。
8の字を書くように体を動かすことにより、全身の筋肉を大きく使うことになります。そのため、一つの動きで全身を効率よく鍛えることができるのです。そして、鍛えることによって体のたるみを改善し、ボディの引き締めにつながるというメカニズムなのです。
さらに、8の字を描く動きにより、なかなか鍛えることが難しい部位である体内部の筋肉、いわゆる「インナーマッスル」を鍛えることができます。
また、オチョダイエットは楽に呼吸をしながら行える有酸素運動ですから、脂肪燃焼効果があり、内臓脂肪の減少にもつながります。
このように、オチョダイエットは身体を8の字に動かすという簡単なエクササイズでありながら、同時に筋トレでもあるのです。ですので、筋肉を鍛えることにより健康的なくびれボディにつながるというわけです。
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オチョダイエットのやり方【基本編】
オチョダイエットの動きはとてもシンプルです。効果を最大限に引き出すためにも、しっかりとやり方をマスターしましょう。
まずは、オチョダイエットの基本である「立ちオチョ」の方法をご紹介します。
「立ちオチョ」とは、その名のとおり立って行うオチョのことで、ウエストシェイプに効果的な動きです。
- はじめに、脚を肩幅にひらきます。しっかりとバランスを保って立てたら、お腹とお尻に力を入れ、キュッと締めます。
- 次に、姿勢を正します。このとき、頭頂部が糸でひっぱられているイメージで行いましょう。
ここまでが、基本的なオチョスタイルです。ここから、先生の云うところの「オチョる」、つまり、オチョダイエットの動きをスタートさせます。
- まず、左腰骨を、グイッと左前方に突き出します。
- そのまま左後方に回していきます。
- 右も同様、右腰骨を右前方に突き出し、右後方にまわします。
つまり、腰全体で8の字を書いていくようなイメージです。
基本の動きがマスターできたら、それぞれの動きをカウントで行います。1から順に数え、8を数える時には「オチョ!」と掛け声をかけるのが、オチョダイエットの特長です。
参考動画:ViVi8月号 オチョエクササイズ
以上がオチョダイエットの基本、「立ちオチョ」の動きです。
これらの動きを行うにあたってのポイントは、まず上半身は前を向いたまま固定し、動かさないことです。体の体幹をしっかり保ちましょう。
次に、一つ一つの動きを疎かにせず、丁寧に行っていくことです。オチョダイエットは上記のとおり筋トレですから、インナーマッスルを鍛えなければ効果がありません。
大きく、丁寧かつゆったりとした動きを心がけて行うようにしましょう。
オチョダイエットのやり方【下半身オチョ編】
オチョダイエットの基本、「立ちオチョ」をマスターしたら、ヒップアップ、そしてなかなか細くするのがむずかしい、ふくらはぎのシェイプに効果的な「下半身オチョ」のやり方をご紹介していきます。
- まずは、脚を開きます。このとき、肩幅よりも少し広めに開きましょう。立ちオチョよりも大きく脚を開きます。
- お腹とお尻に力を入れて締め、頭頂部を糸でつられるイメージで姿勢を正して、オチョダイエットの基本姿勢をとります。
ここからが、下半身オチョの動きです。
- 最初に、ヒップを意識しつつ、自身の左上に背伸びをします。
- そのまま、ふくらはぎを使って、ゆったりとかかとをおろします。
- おろしたら中心まで戻り、一旦力を緩めてリラックスをします。
- 今度は右も同様の動きをします。右方向に背伸びをしたら、かかとをおろし、中心までもどってリラックスです。
これを、カウントで繰り返して行います。今度は下半身全体で8の字を書くイメージです。
行う際のポイントは、おへそを軸に8の字を書いていきます。
もちろん、「オチョ!」の掛け声も忘れずに!
オチョダイエットの効果は?
オチョダイエットは、上記のとおり全身を使って8の字を描くものです。ですので、その効果も体全身にあらわれます。
まず、上記でもご紹介したとおり、インナーマッスルを鍛えることができるうえ、内臓脂肪の減少につながります。
さらに、オチョの動きのうち、腰を8の字に回す部分は、骨盤の歪みを改善することにつながります。骨盤の歪みは肩こりや腰痛の原因となるばかりか、生理痛や頭痛、めまいなどさまざまな症状を引き起こします。
そのため、骨盤を正しい位置に戻してあげることで、これらの症状を発症することを未然に防ぐことができます。
さらには、血流がよくなり筋肉の動きもよくなることから、痩せやすいからだを手に入れることにもつながります。
また、血流をよくすることから筋肉中に蓄積された老廃物が排出され、肩こりの改善にもつながります。
そして、女性の敵である便秘解消の効果もあります。
腰を8の字に捻ることで血液循環を良くし、腸の動きを活性化させることから、便秘の改善につながるのです。
腸は日常生活であまり意識して使用することのない部位ですから、オチョダイエットで腸を動かしてあげ、動きを活発にしてあげることはとても効果的です。
【効果を検証】オチョダイエットを体験談
ここでは、158cm、48kg、ウエスト62cm女性である私が、オチョダイエットを一ヶ月間実践してみた結果をご紹介しています。
まず、私のやり方としては、眠る前自室で行っていました。激しい運動でもないので、入浴などをすべて済ませたあと、眠る前の日課として、恰好もパジャマで行っていました。要するに、身構えず楽に行っていたというわけです。
オチョダイエットについては、DVD付きで「オチョダイエット 8の字が作りだす究極ボディ」という進藤学さんの著書が出版されており、Amazonや楽天、書店でも購入できるようになっています。
ですが、Youtubeにも進藤学さん監修の動画があがっており、私はこのうち、5分程度の先述した動画をパソコンでみながら行いました。進藤先生の甘い声に導かれながら、上記でご紹介したやり方のとおり、基本の動きを行っていきます。
まず1日目。動画を見た限りでは簡単な動きなのですが、実際に動かしてみると結構辛いです。筋肉を使っているのがよくわかりました。
1日目は張り切って立ちオチョ以外の下半身オチョなどにも挑戦しましたが、2日目になると腹筋が心なしか痛く、筋肉痛のような感じになってしまいました。
ですので、2日目から慣れたころであろう8日目くらいまでは、基本の立ちオチョのみ行いました。やはり、動きをきちんとこなすことが効果につながるので、最初は立ちオチョから慣らしていくのがオススメです。
慣れてきたあたりから、下半身オチョを取り入れていきました。また、20日目以降はオチョの動きにも新しいものが欲しくなってきたので、新しい動画をみながら「腕オチョ」などに挑戦しました。
気になる結果ですが、私は一ヶ月でウエストマイナス1.5cmに成功しました!
日常生活の中で腰を回したり、腰自体をメインに動かすことがあまりないことから、オチョダイエットでウエストを動かすことはとても効果的ですし、プラスでした。
他方、10日ほど実践した腕オチョでは、これといった数値の減少はありませんでした。これは、二の腕がウエストよりも細く、短期間での効果が出にくいことが要因かなと考えています。
実践してみてよかった点は、日頃忙しくなかなか運動やダイエットに割く時間がないのですが、オチョダイエットは短時間で手軽にできることから、毎日継続できたことです。
テレビをみながら行えたことも、私の性格にはあっていました。
まとめ
引き締まったウエストや二の腕、痩身ボディに憧れがある方は多いのではないでしょうか?「運動」というと、始めるのになかなかハードルが高いかもしれません。
しかし、オチョダイエットは毎日短時間で行える上、インナーマッスルを鍛えることができる運動です。
「オチョ!」の掛け声に合わせて、早速今日からオチョダイエットをはじめてみませんか?