新陳代謝アップとダイエットの関係とは?肝臓が元気なだけで痩せる
更新日: 2018年11月05日
どうして「新陳代謝」をアップさせるとダイエットの効果があがるのか、という部分を徹底解説します。今まで数多くのダイエットを経験してきましたが、これはまさに「目からウロコ」となるダイエット法になるかも。必読です!
ちなみに、このダイエット法の名前は「新陳代謝アップダイエット」といいます。これは私が勝手に名づけたダイエットの名前です。
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新陳代謝とは?
まず「新陳代謝アップダイエット」とはどうゆうもの?ということからスタートします。
「新陳代謝」という言葉はだいたい皆さんご存知でしょう。「誰にでも」ある「黙ってても消費してくれるカロリー」です。
人間が生きていくうえで意思に関係なく機能しているもの、例えば「脳」であり「内臓」などです。その「内臓」の中で特に「新陳代謝」に影響しているものが「心臓」と「肝臓」です。
そしてこの「新陳代謝アップ」に影響するものとして取り上げられるのが「肝臓」なのです。要するに「肝臓」が「元気に機能」することこそが「新陳代謝アップ」という事になります。
肝臓の機能とダイエットとの関係
では、その効果はどうなのか、ということですが、例えば「脳」や「心臓」は元気だとか元気でない、という状態がありません。人間の意志で操られるところではないからです。絶えず通常の機能を果たしています。
一方でこの「肝臓」は元気である場合と「そうでない」場合があります。要するに状態の「差」があります。
それは持ち主であるその人がどういった生活をするかによって左右されます。「肝臓」は肝臓の仕事があります。栄養素を分解したり貯蔵したり消化したりする「重要で仕事の多い」臓器です。
元気であればその仕事をせっせとこなしていきます。でも元気のない時や仕事が多すぎる場合は悲鳴をあげて仕事が出来ない場合もあります。
理想は「元気」で「仕事も適度の量」ということです。
「肝臓」が元気であれば「新陳代謝」があがる、イコールカロリーを沢山消費してくれる、という事です。
これが結果的に「ダイエット」という効果に繋がるのです。
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著者の体験談
ここで実際に自分がした体験をお話します。
私は数々のダイエットを経験しました。ざっとあげるだけでも「糖質制限」「炭水化物制限」「プロテイン」「リンゴ」「ビリーズブートキャンプ」「カービィダンス」「水泳」「ジョギング」「ウォーキング」その他諸々、きりがありません。
そのどれもですが、最初は効果がでます。「やる気」があるからです。でも「結果」を求めすぎるといけません。
体は「生存維持」の本能があるためにある程度痩せると「停滞期」を設けます。この停滞期には体重が減りません。だいたいこのごろに挫折するのが多いと推測しています。
そしてこれを仮に越えられたとしても、その先の「持続力」というのはなかなか続きません。人間は本来「飽き性」です。だから続かないのです。
へたするとダイエット本を買ってきただけで全く読まない、ということもあります。(これは家の妻のことですが。)
話がそれましたが、自分が行き着いたのはこの「新陳代謝アップ」をさせて結果的に「ダイエット効果」をもたらすものだったのです。
何かを制限してダイエットというのはやはり「辛いもの」があります。自分もそうです。
ただ「肝臓」を「元気」にさせることに関してはそれほど「苦痛」ではありません。そして「結果」を求めず「知らないうちに痩せてた」という方法が一番良かったのではないかと実感しています。
ではどうやって「肝臓」を元気にしたか、ということですが、まずは「肝臓の仕事を適度に」というところに目をつけました。
自分は「お酒」を飲みます。当時はほぼ毎日飲んでいました。その摂取した「アルコール」は全て「肝臓」が分解しなければりません。要するに「負担」です。アルコールは肝臓にとって重労働なのです。これをまず無くす方向へ切り替えていきました。
しかし、アルコールは直ぐには辞められません。最初は「ノンアルコールビール」や「ノンアル気分」などアルコールがない飲み物で代用していました。でもやはり「味気」はありません。葛藤はしばらく続きます。
そしてもうひとつは「コーヒー」をよく飲むように心掛けました。口が寂しくならないようにと思って飲んでいたのですが、一日だいたい3杯から多い時は5杯飲むようになりました。
そのうちインスタントコーヒーからドリップ式のコーヒーへと移行していき、コーヒーは無くてはならない好きな飲み物となりました。
時を同じくして、その頃にあるテレビ番組で「コーヒー」は「肝臓に良い」ということを知りました。
勿論適度な量を飲用すればということですが、それが一日3杯から5杯ということであり、自分はビックリしてしまいました。
知らないうちに自分はその「無意識に飲んでいたコーヒー」によって「肝臓」を元気にしていたのです。
アルコールを控えて肝臓の仕事を適度にし「コーヒー」を与えていたことで「肝臓」を「元気」にしていたのです。その「効果」はやはり「覿面」でした。
1ヶ月後の体重は「マイナス1.5kg」一日単位では微々たるものですがそれでも1ヶ月で知らないうちに1.5kg減っているのは嬉しいものです。
その後は月毎の最終日に1回だけ「体重計」に載りました。びっくりしたのは毎月毎月「1.5kg」ずつ計ったように体重が減っていったことです。
そして約1年が経過したころには約10kg体重が減っておりその体重は身長から計算した「標準体重」でした。
その後は標準体重あたりで維持ができるようになり、結局「肝臓」が元気(新陳代謝アップ)になっただけで知らないうちにダイエットとなったのです。
メリットとデメリットは?
こうやって考えるとこのダイエットのメリットは「知らないうちに痩せられる」ことや「無理をしなくてもいい」というのが一番大きいかと思われます。
ただ難点を探すとしたら「アルコール」をある程度制限しなければならない。
「長期的なスタンスが必要」といったところでしょうか。
でもこれだけに拘らず「適度な運動」や「食事方法」などを組み合わせて行なえばデメリットも少なくなるのではないでしょうか。
ダイエット成功の秘訣は?
ダイエットを成功させるためには、結局「個々の意思」の問題につきます。食べ物や飲み物の誘惑に負ければそれで終わりです。
「美味しいものほどカロリーは高い」確かにその通りです。だからといってその美味しいものを我慢してまで体型維持するのも「酷」なことです。
どちらかを選択するのは難しく、できれば「どちらも選択」したいのが本音ではないでしょうか。だから結局は個々の問題です。どこでどう自分に折り合いをつけるかが重要となるのではないでしょうか。
世の中には色んな「体型」の人が存在します。大きく分ければ「ヤセ型」「普通型」「ポッチャリ型」「おデブ型」といったところでしょう。
でも、例えば芸能界でも最近は「ポッチャリ型」の人気者が沢山おります。その体型を「ネタ」にしている人もいます。
だいたいが「元気」で「健康的」そして「ポジティブ」です。
昔は「身長」や「体重」で「コンプレックス」を感じる人が沢山いたと思いますが、現代は体型についてや、あるいは「障害を持った人」にとっても理解のある「優しい」社会となってきています。
ダイエットは確かに必要ではありますが、自分の体型に自信を持つことも大事ではないかと考えます。
今は「スリム」よりも「そうでない」ほうが良い時代です。くれぐれも過度なダイエットには注意して「自分にとって一番健康な体」つくりを目指して健やかに生活するのが一番ではないかと思います。
リバウンドしてしまいました
「肝臓」を元気にして結果的にダイエットとなった自分でしたが、その後もしばらく標準体重で過ごしていました。
しかし、周りからは「ちょっと痩せて老けて見えるね。」と言われるようになり、鏡をみればやはり「ほうれい線」がくっきり見えていました。
人によっては「病気でもしたのか?」と疑われる事もあり、実際には適正体重でありながら周りには「痩せたこと」が「変」だと思われ、自分自身「痩せた事」が素直に喜べていないことに気付きました。
そして元気になった「肝臓」には誠に申し訳なかったのですが、「お酒」はまた「解禁」し、おつまみも当然付きますので摂取カロリーは確実にまた増えました。
そうして今は適正体重より5kg程度(要するにリバウンド)増量しましたが、今の風貌のほうが「健康的」で良いと家族も周りも言ってくれます。問題はこれ以上のリバウンドです。今のこの体型を「維持」というのが目下の課題です。