太い足首の原因は5つ【4つの方法で足首痩せを実現】
更新日: 2017年06月02日
みなさんコンプレックスはありますか?
私はいくつもありますが、中でも脚、特に「太い足首」です。
○○痩せや部分ダイエットがあるのになぜ足首だけ痩せって聞かないのでしょう。確かに足首が太っちゃって~足首ぽっこりなんて言わないですね。
でも、足首に脂肪が付いちゃってる私はいったいどうしたらいいのでしょうか。「教えて~おじいさん~」本気で叫びたい気持ちです。
じゃあ、自分で何とかするしかない!
試行錯誤した結果大きな変化をもたらした足首痩せの方法をご紹介します。
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太い足首の原因は5つ
では、初めになぜ足首が太くなってしまうのか、その原因を考えてみましょう。
足首が太い原因にはいくつか理由があります。
1.骨格やアキレス腱が太い
元々遺伝的に骨格が太い場合、自然と足首も太くなります。
体全体的にその傾向があるので、他人と比べて手首や肩も太い場合は骨格の問題だという事です。
でも、骨なので、触ると皮膚の直ぐ下が硬めで、見た目も脚から足首→足のかかとや甲へスッキリとした印象です。
アキレス腱も骨格と一緒で遺伝で太くなります。
でもこの場合、一般的な遺伝の他に遺伝性高脂血症の場合もあります。
高脂血症になると様々な所に変化が出ますが、その中にアキレス健の変化もあります。
正確にいうとアキレス腱の周りにコレステロールがたまり石灰化するため黄色く肥大します。すると普通の足首よりかなり太くなります。
この場合は見た目もぽっこりしていて黄色く、明らかに太いと感じます。
2.骨盤のゆがみ
意外かもしれませんが、骨盤の歪みが足首にも影響します。
また、不自然な歩き方はゆがみを引き起こします。それによって血行や老廃物の流れやホルモン値まで悪くなり体のバランスが悪くなります。
もしも頻繁に脚を組み換える癖があるなら、それは体のゆがみからきているのです。
3.むくみ
高脂血症ではないのにアキレス腱を触ると腱の両側が膨らんでいる様ならそれは「むくみ」です。
血流が悪くなると老廃物が溜まり、その部分がむくみます。それにより膨らんでしまうのです。この場合、足の色の変化は感じませんが膨張している様子でさわると弾力が感じられます。
酷くなると押した時の指の跡がくっきり付いてしばらく戻らない程です。靴下の跡が付くようならむくんでいる証拠です。
4.運動不足による筋力低下
筋肉が付くと太くなるイメージがありますが、それは逆です。
運動をしていないと筋肉が落ちます。
すると体の水分を押し出す力が無くなり水分が流れなくなりまたまた老廃物が貯まります。その上座りっぱなし立ちっぱなしの姿勢で長くいると老廃物が重力でどんどん下へ下へ流れてたまっていくのです。
つまり、貯めては流さない、貯めては流さないの一方通行でどんどん足首を太くしてしまうのです。
脚が重いと運動をしなくなりますよね。これで悪循環になってしまっているのです。
足は第二の心臓などといわれています。それは足の筋肉が血液循環に大きくかかわっているからです。
心臓が血液を全身に送り出していることは誰でも知っていることだと思います。
そして、心臓には血液を送り出す働きしかないのです。
全身へと送られた血液は、筋肉の収縮作用によって心臓に送り返されることとなります。
ところが、足という場所は心臓から一番遠いところにあり、しかも重力に逆らって血液を送り返さなければならないため、強い力で収縮する必要があるのです。
5.ポキポキ鳴らすと太くなる?
関節をポキポキ鳴らすと骨が太くなるというのは聞いたことがあるでしょう。
足首だけではなく、指や首、腰などポキポキと鳴らすのは心地よいのですが、あまり体には良くないようです。
これは迷信や都市伝説ではなく、ちゃんと理由があります。
まず、ポキポキという音はキャビテーションという、関節の中にある液体の中の気泡が弾ける音です。
強い力が加わることによって、圧力がかかり気泡が弾けるのですが、そのときの衝撃で炎症が起き、それを修復するために関節が太くなってしまうのです。
とくに、指の関節を鳴らす人は多くいますが、鳴らしすぎると関節がいびつな形になり、損傷がひどいと痛みが発生することもあります。
ポキポキ鳴らすことが癖になっている人もいるので、早めに治したほうがよさそうです。
太い足首を解消する4つの対処法
様々な事が原因で、象の様な脚になってしまっていたのですね。
これは早急に対処しなければ!早速やり方を考えながら実践しましょう。
足首を引き締めることは難しい、そう思っているあなたも簡単綺麗に引き締めることが出来ます。普段の日常生活に少しプラスするだけです。
テレビを見「ながら」、お風呂に入る「ついで」に、これだけで大丈夫。むくみや筋肉のだらしない足からは脱出して、象足から、キュッと引き締まった綺麗な足首になりましょう。
1.マッサージ&ストレッチ&ツボ押しでむくみ解消
足がむくんでしまう理由は、血流の悪さが主な原因です。冷え性で悩んでいる女性も多くいると思いますが、その冷え性の原因も血流の悪さです。
だから、血流やリンパの流れを良くすることが重要となります。
血流を良くするには、体を冷やさないようにすること。
また、運動をすることも効果的です。
運動をして、ふくらはぎの筋肉をつけることによって血液を心臓まで送るポンプの役割が活性化するので、血流が良くなります。
そして、足首を使っていないことによって、足首が固まってしまっていることもあるので、それをほぐしていくことが大事です。
暖める
冷えは大敵です。血行を良くするために体を暖めましょう。
ゆっくりお風呂につかるのは効果的です。
この時、熱い温度ではなくぬるめのお湯で長風呂がおすすめです。
しんから暖まるイメージで、入浴後に汗がダラダラするより体がポカポカしそれがずっと続く暖まり方を目指して下さい。
ツボ押し
外からの刺激でも暖め、巡りをよくしましょう。
太谿(たいけい)→内側くるぶしのアキレス腱の近くのへこんだ所です。
血行を良くします。
湧泉(ゆうせん)→土踏まずの1番上のへこみから2cm程下がった所です。
疲れを取ります。
三陰交(さんいんこう)→内側のくるぶしから6cm程上です。
巡りを良くして生理痛などを含む体調不良の改善をうながします。
これらのツボをやさしく10秒、5回程押すと効果があります。
マッサージ
伸ばしたり動かす事で流れをよくしましょう。
マッサージは入浴中にします。
ボディーソープなどで体を洗ったら流す前に足先から指の間→足の甲→足の裏→足首とマッサージします。さする程度で気持ちいい位の強さで大丈夫です。最後にふくらはぎの方へ流します。
また、湯船に浸かって体が温まっている時に、太もも、膝、ふくらはぎ、足首と足全体を揉みほぐします。親指でグッと押し込むと気持ちいいです。
足先の冷えが気になる人は、足の甲をマッサージすると足先までポカポカになります。
手を軽く握り、足先から足首のほうまで流します。
とくに、指の間の筋の辺りを20~30往復なでると足先全体が温まってきたことがわかると思います。
これらをやってみると、自分の足首が冷えて凝り固まっていたことがわかると思います。
血流が良くなることによって、むくみが取れ、冷え性が治り、足全体がすっきりします。あとは、せっかく温めた足を冷やさないようにすることが大事です。
●お風呂上りにマッサージを行いたい場合
入浴中ではなく、お風呂上りなどにマッサージを行いたい場合は、温感スクラブがいいです。
普通のマッサージジェルは通常冷たいテクスチャーの物が多いのですが、「ディープトックス スウェットスイッチ ホットスクラブ マッサージ」は温かいのです。
このスクラブでマッサージするだけで足首の血行が良くなり、汗もじんわりかいてきます。ボディ用なので足首以外にもお腹、二の腕、太ももと使用できます。
お風呂上りの湿った肌へ、500円玉大でとったスクラブを塗り込んでいきます。
足首の周りに両手で塗り込み、程よい力加減で約1分間揉みこんでいくのです。そうしているだけでもしわじわ汗が出てきます。
スクラブをつける際は肌にお湯をつけて濡らしておくと、スクラブもちゃんと肌へ馴染んで広がります。
ストレッチ
ストレッチは入浴後の体が暖まっている時にします。
これも無理なく気持ちいい程度を目安に柔軟体操の要領でおこないます。
体を柔らかくするより、巡りをよくするイメージで。更に血行がよくなり巡りがよくなるでしょう。
それでは、ソファでテレビを見てる時間や、電車の待ち時間などちょっとした合間時間で簡単に出来る、わたしが実際にやっている方法を紹介します。
まずは、座ったまま出来る方法です。
デスクワークや授業の合間などでも出来るのでやってみてください。
椅子に座ったまま、右足の足首を左足の膝に置きます。(太ももの辺りでも大丈夫です)。丁度半あぐらをかいているような形で、上から見た時に4の字と言えば想像しやすいかもしれません。
そして、足首を手で持ってくるくると時計回りに20回ほど回します。
次に、反時計回りに20回ほど回します。
この時に力を入れすぎると、ポキポキ言ったりするので優しく回したほうが良いです(ポキポキと関節を鳴らしすぎると骨が太くなってしまう)。
そして反対の足に変え、同じようにくるくると回します。これを3セットくらいして終わりです。
また、つま先を床に付けたままくるくる回しても、関節がほぐれている感じがして気持ちいいのでやってみてください。
寝転んでいる場合は、仰向けになり、片足の膝を立ててもう片足はその上へ乗せ、同じように行います。手を使わなくても足だけくるくると回してもいいでしょう。
次は、立っているときに出来る方法です。
電車を待っている時間、立ち仕事の合間にもぴったりです。
まず、ぐーっとつま先立ちをして足全体を伸ばします。
そして、片足ずつつま先を床に付けたままくるくると回します。
これだけです。簡単でどこでも出来るので、空いた時間にやってみてください。
2.ウォーキング&カーフレイズで筋力アップ
マッサージ&ストレッチでむくみが取れてきても、運動不足の人は体の代謝が悪くなり、冷えの原因となってしまいます。
また、筋肉量が少ないと熱を作り出すことが出来ず、体を温めることが出来ません。
だから、多少の運動をして筋肉をつけることが必要となってきます。
運動は苦手、走ったりしんどいことをするのは続かない、という人にも続けることが出来る、時間やお金をかけなくても簡単に出来るものがあるので紹介します。
ウォーキング
運動というと走ったりジムに行って筋トレしたりということをイメージするかも知れませんが、最強の運動法がウォーキングです。
人間が歩く時には、足だけでなく全身の80%の筋肉を使うと言われています。
そこで、まずは自分の歩き方を見直しましょう。
足全体を使った歩き方が効果的で、かかとから地面に着き、足先を地面から離すように歩きます。正しい歩き方をするだけで、かなり変わってきます。
そして極力、エスカレーターやエレベーターは使わず、階段を使用するようにします。
階段を上るときに、かかとを地面に着けずにつま先だけで上がるようにするとふくらはぎ、足首に効きます。
逆に、かかとをしっかり地面に着けて上ると、お尻に効くのでヒップアップ効果が期待できます。
交互に使い分けると綺麗な後ろ姿になることが出来るかもしれません。
こうして、特別なことを別にしなくても日常生活の延長で適度に筋肉を鍛えることが出来ます。
他にも、電車に乗っている時は席に座らずに必ず立つようにしたり、普段の生活に「ついで」「ながら」で楽に筋肉を鍛えましょう。
カーフレイズ(つま先立ち)
カーフレイズ(つま先立ち)は足首を鍛える時に一般的に行われるトレーニング法です。
やり方はとても簡単で、肩幅程度に足を開き、かかとをあげるだけです。段差を利用してかかとが沈んだ状態から始めるとより効果的です。
また、わざわざ筋トレのために時間を割かなくても、髪を乾かしているながら、お化粧をしているながら、歯を磨きながらかかとを上げ下げするだけでも効果的ですよ。
ぜひ「ながら運動」を続けて、きゅっと締まった素敵な足首をゲットしてくださいね。
3.食事改善で冷えを改善
体のなかから暖めてみましょう。
冷たいビールで一杯。最高ですね。それからお風呂上がりのアイスや今流行りの朝スムージー。実はどれも体を冷やしてしまうのです。
でも、まったく止めるなんてとてもじゃないけど出来ません。わかります。
そこで普段の食事に暖まる成分を取り入れます。生姜やにんにくはもちろんの事、根菜類や肉を積極的に摂ります。
野菜や魚はそのままだと冷えにつながるので、煮たり焼いたり蒸したりと温めるのが鉄則です。
ちなみに白砂糖も体を冷やします。おやつにケーキは冷えるんですね。白砂糖は三温糖に変えたり、体を暖めるナッツ類を使ったおやつに代えたりしてみましょう。
4.メディキュットで仕事中も家でも寝ている間でも
メディキュットという着圧ソックスがあります。
例えば仕事中、もしくは家で、そして寝ている間もメディキュットを穿いているだけでダイエット効果が出てくれるのです。
この着圧ソックスのいい所は、何といってもむくみを取り除いてくれる点です。
足首が太くなってしまう、脂肪がついてしまう要因は、むくみが原因な場合もあります。そういったむくみをなくす為にも、このメディキュットが大変役に立ちます。
場合に合わせて穿く商品を変えてみる
メディキュットは様々なシーンに合わせて、色んな種類が販売されています。
例えば仕事中や外出の際はハイソックスタイプがいいと思いますし、もしくはタイツ、トレンカタイプもあります。
そして家では足裏リフレッシュロングというタイプがお勧めです。
こちらは足裏に当たる部分につぶつぶパッドがついていますから、穿いているだけで足裏のツボを刺激してくれます。
つぶつぶパッドは全然痛くないですし、むしろ穿いているだけで足の疲れが取れます。
寝ている間ですと、寝ながらショートタイプがお勧めです。
こちらも程よい締めつけ感で、朝起きた時のむくみ解消にとても効果的なのです。
こうしたメディキュットという商品を利用するだけでも、かなり足首痩せ効果が出てくるでしょう。
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太い足首を解消する方法のメリット・デメリット
紹介した足首痩せの方法のメリットですが、まず運動やマッサージはお金がかからないという点です(クリーム購入の際は費用かかる)。
道具も商品も必要なく、入浴中にマッサージしたり、歩いたり、つま先立ちしたり、空いている時間に足首をくるくる回してあげるだけでいいのですから、手間暇もそんなにかかりません。
ただデメリットとして、やり過ぎると足首が痛くなってしまう。
なんでもそうですが、力加減を誤ると捻挫状態になったり、捻挫や靭帯が痛む、筋を傷めるといった事も起こしかねません。
次にメディキュットですが、こちらのメリットはやはり足首だけではなくて太ももやふくらはぎにも効果的という事です。
穿いているだけでいいのですから、マッサージ等をする暇がない人、もしくはそういったマッサージを続けるのが苦手な人にもお勧めです。
特に足裏つぶつぶパッドはかなり足の疲れが取れますから、冷え性でむくみが酷いせいで何をやっても駄目という人には特に効くでしょう。
しかしデメリットを挙げるとすると、やはり肌が弱くすぐかぶれてしまう人にはあまりお勧めできません。
1日中靴下を履いたままというのは結構ストレスが溜まりますし、肌が弱いとかぶれたりしてしまいます。
足首痩せを実践してみた効果は?
まず、1番簡単な食事の改善から始めてみました。これは取り組みやすくて出だしとしてはもってこいです。
体が暖まる事で血の巡りがよくなりました。そこにマッサージとストレッチをした事でぐんぐん流れていると感じられます。
私はふくらはぎへ流した後、心臓へ戻すイメージでふくらはぎ→鼠径部へとマッサージを続けたので、お腹の辺りまでポカポカになり、腰痛にも効いている感じがあります。そこからゆがみも緩和されるといいです。
1日仕事をするとかかとが痛くて仕方なかったのもかなり軽減されました。
朝起きると脚がスッキリとしています。鏡を見てパンパンな足首に「うわっ」と思わなくなりました(笑)。
脚が軽いので動く事が億劫にならず、階段を使えています。
今まで見た事のないふくらはぎの筋肉を確認出来ました。
これが続けばポンプ式でしっかり老廃物を押し流してくれるでしょう。
ちなみにツボ押しは正直効く時と効かない時がありました。これは素人なので、うまく押せていないのかもしれません。
ただ、単純にとても気持ちが良かったです。
リラックス出来て、本来の効果とは違うかたちで効き目がありました。
足首痩せを成功させるポイント
私は結果、いい効果が得られました。
でも、さぼってしまうと間違いなく元に戻ってしまうでしょう。何よりも続けていく事が1番だと思いました。
手軽で楽チンですが、成功させるには以下のポイントが大事です。
- せめて2週間は続けてみる事
- 続けられる工夫をする事
- 自分に合う方法を見つけ、毎日決まった時間、決まった回数で行う事
- 脂肪がついて足首が太いのか、むくんでいるだけなのかを見極める事
まとめ
足首はどうしたら痩せられるのか解らない、足首に脂肪がついているせいで、むくんでいるせいで自分に自信がないと言う人もいるでしょう。
しかし、今日から紹介した4つの対処法の中から自分に合った足首痩せの方法を見つけ、実践してみてはいかがでしょうか?
もし足首を触ってカチカチに硬い人はちょっと時間がかかるかもしれませんが、脂肪のついているタイプだったら案外早く細くなってくれます。
辛い食事制限も体を壊すような運動も、もう必要ありません。
しかし、足首を引き締めるには日々の積み重ねが必要です。
1日2日ですぐに効果が出るわけではありませんが、何事も継続です。
何度も言いますが続ける事が最大のカギです。無理なく、でも毎日どこでもいつでもいつまででも続けてスッキリ素敵な足首で過ごしていきましょう。