ケールダイエットで2キロ減の効果を実感【秘訣は飽きない食べ方】
更新日: 2018年11月04日

あなたはケールという野菜を知っていますか?
日本では青汁の材料としてテレビや雑誌などで取り上げられることが多いケールですが、どんな見た目の野菜なのか、どんな味なのかを知っている方は少ないでしょう。
しかし、実はこのケールという野菜は、日本人がまだまだ知らない効能を秘めているスーパーフードなのです。今回はケールの効能について詳しくみていきましょう。
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ケールとは?
ケールとは、元は地中海産の野菜で、ブロッコリーやキャベツなどの仲間です。
日本ではまだスーパーでもなかなかにお目にかかることはできませんが、欧米ではほうれん草やトマトなど、おなじみの野菜と並んで食べられている、ポピュラーな野菜です。
ケールは「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が高く、海外のセレブの間でも話題になっています。最近ではハリウッド女優のアンハサウェイやビヨンセが、ダイエットのためにケールを食べるようにしたということも話題になり、新たなスーパーフードとしての注目を浴びているのです。
食感は硬めのほうれん草といった感じで、そのまま生で食べても、白菜やキャベツの代わりに使っても美味しくいただくことができます。
生で食べると少し独特のえぐみがあるのが特徴です。
ケールダイエットをする際、腎臓の病気がある方は、カリウムの排出が上手くいかなくなり、嘔吐や手足のしびれ、血圧低下などの症状が現れることがあるので注意が必要です。
ケールで期待できる効果 とは?
以下、ケールの効能については、アメリカの研究結果を参照しています。
ケールには、食物繊維がキャベツの2倍含まれており、他にもキャベツの3倍のマグネシウム、5倍のカルシウム、さらには50倍のBカロチンが含まれています。
またビタミンB6、カリウム、ビタミンCも豊富で、豊富な栄養素に加え、そのバランスがとても高いことで知られています。
ケールは高く優れた栄養バランスだけでなく、ダイエット効果も期待されています。
体の中には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞という2種類の脂肪細胞があるのですが、余分な脂肪を燃焼してくれるのが褐色脂肪細胞。
そしてケールにはこの褐色脂肪細胞の動きを活発にする効果があるのです。それにより脂肪燃焼が促進され、ダイエットに効果があると言われています。
またケールには血糖値を下げる効果も期待されており、糖分を多く摂取してしまってもケールを食べることで血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪がつきにくくなるという効果も期待できると言われています。
さらにケールはヨーグルトよりも高いデトックス作用があることで知られています。これは腸内環境を整え、栄養素がより効率的に吸収できるようになることで、お通じがスムーズになるためです。便秘が改善することで体に溜まった老廃物が減少し、美肌効果も期待できます。
またダイエット以外の効果としては、ケールは摂取することでアルコール代謝が変化し、悪酔いをしないということでも知られています。お酒を飲む30分前にケールを摂取すると、その効果を実感できると言われています。
高い栄養素に加え、ダイエット効果、さらには美肌効果まで期待できるケールは、まさに万能野菜ともいえるでしょう。
ケールの口コミでの評価
まだまだ日本では浸透していないケール。しかし自然食品やオーガニック製品、輸入製品に力を入れているスーパーや、ネットでも生のケールを購入することは可能です。
また生で食べるには独特の苦味がどうしても苦手という方は、市販のケール入りの青汁や、ケールチップスを食べてもケールの効果を実感することができます。
生のケールが手に入ったらサラダで食べてもおいしいですが、苦味が気になる方は、ケールスムージーにしたり、炒め物にしたり、おひたしにしたりと、一味加えてケールを食べているようで、その味と効果には口コミでも高い評価を受けています。
ケールダイエットをする際には、ケールだけを食べるのではなく、ケールに含まれる有効成分をうまく摂取することで痩せやすい体質にしていくことが重要なので、普段の食生活にプラスする形でケールを取り入れるのが効果的だそうです。
ケールダイエットの体験談
私はケールを初めて食べた時、そのえぐみがあまり好きになれなかったのですが、他の野菜と混ぜることで、だんだんと気にせずに食べることができるようになりました。
普段はメインの食事にケール入りのサラダを追加する形で食べていました。
最初は少量にして、だんだんと量を増やしていくというやり方でした。
私は普段からあまりものを噛んで食べないという悪い癖があるのですが、ケールは葉がしっかりしているので、自ずと咀嚼回数が多くなり、ケールが入っていないサラダを食べるよりも少ない量で満腹感を感じることができました。
意識をしていたわけではないですが、よりゆっくりと食事を楽しむことができるようにもなりました。
私の身長は170センチあり、もともとは便秘解消にと思って食べ始めたケールでしたが、数日続けただけでお通じはだいぶ良くなり、1ヶ月ほど続けた頃には体重も2キロほど減っていました。
他にこれといった運動を特別行ったわけでもなく、食生活を厳しく管理していたわけでもなかったので、この結果にはびっくりしました。それだけ身体の中に悪いものが溜まっていたんだと実感させられました。
飽きずにケールダイエットを続ける食べ方
私は主にケールをサラダとして食べていましたが、大抵ほうれん草やレタス、トマト、人参、ナッツ類など、いくつかの野菜と混ぜて食べていました。
またサラダを食べ飽きないようにするためにも、たまにフルーツを加えてみたり、違う種類のチーズを入れてみたり、ドレッシングを変えてみたりと、飽きない工夫をしていました。
さらに、余ったケールはスープに入れたり、冷蔵庫でしなっとなってしまったケールはロールキャベツならぬロールケールにしたりして食べていました。
他の葉野菜の代わりとしてケールを取り入れることができるので、レシピにもあまり悩むこともなく、普段の生活に取り入れやすかったのが続けられた理由だと思っています。
自分が知っているレシピで代用できるのも、手間がかからず楽でした。また一度ネットで見つけたケールチップスのレシピも実践してみました。
生で食べるよりもはるかにえぐみが少なく、ぽりぽりとポテトチッップスの感覚で食べれるので、ダイエットフードというよりも、より健康的な美味しいスナックとして食べるのにちょうど良かったです。
サラダに飽きた時にはチッピスで代用したり、サラダの上にクルトンがわりにかけたりもして食べていました。
ケールのメリット・デメリット
ケールが便秘改善・疲労回復に良いという科学的・医学的根拠がある訳ではないし、個人差はあると思いますが、私にとっての一番のメリットは便秘が解消したことです。それによって、化粧ノリが良くなりました。またケールを食べ続けただけで、いつもより身体の調子がよくなっていると実感することもできました。
ダイエット効果はそこまで期待していなかったものの、便秘解消による2次的効果として結果ダイエットにもつながったので一石二鳥でした。
デメリットとしては、近くのスーパーで売っていないので、わざわざ売っているお店を探していかなければならないことと、他の野菜に比べ少々お値段が張ることです。
とはいえ既成のダイエット中に良いとされる食品を買うよりは、よりナチュラルで、体に害のある成分を取り入れる心配もなく、その点を考えると少しお値段が張っても納得できるとは思います。
私は約1ヶ月ケール摂取を続け、払った値段の分の効果はしっかり実感できたので結果よかったと感じています。
今後、ケールの魅力をもっと多くの人に知ってもらって、日本でもより身近な野菜になってくれたらいいなと思っています。近いうちにスーパーでより手頃な値段でケールが買えるようになる日を心待ちにしています。
私はケール入りの青汁は挑戦しませんでしたが、なかなかお目にかかれないケールを生活に取り入れていくには、まずは飲みやすい青汁から初めて見るのもいいのではないでしょうか。
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まとめ
高い栄養価だけでなく、美肌効果、ダイエット効果も期待できるケール。日本ではまだなじみの少ない野菜ですが、この効果を見逃していてはもったいないほどの効能を秘めています。
より自然に、より健康的にダイエットをしたい方は、ぜひ新たな対処法として生活の中にケールを取り入れてみるのか如何でしょうか。