半身浴ダイエットの正しいやり方【成功する時間と効果的な入浴方法】
更新日: 2018年11月04日
汗をかくイメージの強い半身浴ダイエットですが、半身浴ダイエットの目的は代謝を上げて痩せやすい体を作ることです。
しかし汗をかくことによって老廃物を輩出し、デトックス効果によってむくみの解消もできるので汗をかくこともとても重要です。
体をお湯で温める行為なので、高温での入浴や長時間の入浴などは注意が必要です。
アロマオイルを入れたり、入浴後に冷水シャワーを浴びることによって効果を上げることも可能なので試してみてはいかがでしょうか。
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半身浴ダイエットの効果とは?
「汗をかくから痩せる」半身浴ダイエットのことをこのように思われている方は多いのではないでしょうか。
確かに汗をかくことで体重が減るので、ダイエットできたと思うかもしれませんが実は水分が抜けただけなのです。
水を飲めばまたすぐに戻ってしまうので、思った以上に減らなくて辞めてしまう方も多いでしょう。
実は半身浴ダイエットは「汗をかくから痩せる」わけではなく、「痩せやすい体を作るから痩せる」のです!
ここで半身浴ダイエットによって得られる効果を紹介しましょう。
デトックス効果
「汗をかくから痩せる」という考えの方がいると述べましたが、この汗をかくということが実は非常に大切なのです。
汗をかくということで得られる効果は、痩せるのではなく体の毒素を外に出すことなのです。
半身浴で汗をかけばかくほど、老廃物や毒素を排出することができるので、血液やリンパの流れがスムーズになり、老廃物の排出をスムーズにすることができます。
老廃物の排出がスムーズになれば、老廃物が溜まることによって、水分が停滞してできるむくみの解消に繋がります。
むくんで太っているように見えていた体も、むくみを解消することによって見た目が見違えるほど細くなる人もいるんです。
代謝が上がって脂肪燃焼アップ!痩せやすい体に
半身浴は汗をかくくらい体が温まりますよね。
体が温まるということだけで、私たちの体にはメリットがたくさんあるのです。
その中でも体の代謝を上げることが何よりのメリットです。
ダイエットをする上で代謝を上げることは必要不可欠と言っても過言ではありません。
代謝をあげることによって、脂肪が燃焼しエネルギーに変わるのでダイエットにとても効果的です。
しかも継続していけばさらに代謝アップが見込めますので、継続することによって痩せやすい体にすることができるのです。
むくみも解消して脂肪も燃えるのであれば、かなりダイエット効果があるのではと思いませんか?
冷え性、低体温の改善
冷え性や低体温で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
冷え性や低体温など体が冷えているということは、かなりダイエットにとって不利になります。
体を温めることで代謝があがったり、汗をかいて老廃物を出すことができるのなら、冷え性や低体温の方はその逆になります。
代謝は下がり脂肪は燃焼されず溜まるばかり、老廃物も体の中で溜まってしまうので太りやすく、むくみやすい体になってしまうのです。
そんな冷え性や低体温の方も、半身浴によって改善できると言われています。
芯まで温まることを毎日継続してみてはいかがでしょうか。
ストレスの軽減、リラックス効果
「汗をかくとすっきりする」という方も多いのではないでしょうか。
体から悪いものが出されてすっきりすると、気分もすっきりしますよね。
汗をかいて気分が爽快になることでストレス解消の効果もあると言われています。
また、温かいお湯にゆったり浸かることで、リラックス効果も得られます。
体がリラックスした状態だと、良い眠りにつくことができると言われているので安眠効果にも繋がります。
ストレスや睡眠の乱れは暴食やホルモンバランスの乱れなど、ダイエットに悪い影響を及ぼします。
ダイエット効果を求めるのももちろんですが、心の安らぎのためにも半身浴は効果的です。
半身浴ダイエットを成功させる入浴方法
半身浴にはとても魅力的な効果がたくさんあります。
できれば最大限効果を得たいですよね。
次に半身浴ダイエットを成功させる効果的な入浴方法を紹介します。
入浴時間は20分以上
体が燃焼モードに入るまでに20分は必要とされています。
脂肪を燃やしやすくするためにも20分以上は入浴するようにしましょう。
ただし無理をせずに、水分をこまめに取るようにしてください。
入浴しすぎてしまうのも、逆上せてしまう可能性が高いので自分の体調に合わせて30分から一時間程にしましょう。
温度は38度から40度
半身浴はぬるめのお湯で行います。
たくさん汗をかきたいからと温度を高めにしてしまうと、体に負担がかかってしまうので無理は禁物です。
ぬるめのお湯なので、季節によっては最初の10分ほどは寒いかもしれません。
肩にタオルをかけたりするなど、なるべく体を温めるようにしましょう。
お湯はみぞおち辺りまで
効果を出したいからと、肩まで浸かることは心臓を圧迫してしまい負担になります。
必ずみぞおち辺りまでお湯を溜めて浸かりましょう。
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半身浴の注意事項
汗をかいて体を温めるというのは、温度の低いサウナのようなものです。
少しでも無理をしてしまったり間違った方法で行うと体に負担がかかってしまう恐れがあります。
ここで半身浴の注意事項を説明します。
食後1時間ほどは休憩しましょう
食後すぐに半身浴を行うと、食べたものを消化する為に働いている胃腸に負担がかかります。
その結果、消化不良を起こす可能性もあるので、1時間ほどは時間を空けてから入浴しましょう。
飲酒後はお酒が体から抜けてからにしましょう
銭湯などにもあるように、飲酒後の長湯は非常に危険です。
血行が良くなることによって、動悸やめまいなどが起きかねません。
最悪倒れてしまう場合もあるので、必ずお酒が体から抜けてから行いましょう。
水分補給はしっかり行う
半身浴はたくさん汗をかくので体内から水分が大量に排出されます。
そのまま半身浴を続けてしまうと脱水症状になる恐れがあるので必ず水分補給はしましょう。
水分補給を行いながら半身浴をすると、老廃物の入った汗が出ていき綺麗な水が体内に入るので、水分の循環がとても良くなります。
半身浴をさらに効果的にする秘訣
以上が半身浴の効果と注意事項でしたが、次に半身浴にプラスすることで効果アップが期待できるものを紹介します。
アロマエッセンシャルオイルを入れる
お掃除が大変でなければ、お湯にアロマオイルを数滴垂らしてみましょう。
良い香りがバスルームに広がり、リラックス効果が上がるはずです。
小さいお子さんや妊娠している方はおススメできません。
アロマオイルの中にはダイエットを促す香りのものもあるので自分の好きな香りを選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみにしっかりと精油の含まれたアロマオイルを選びましょう。
精油の含まれたアロマオイルは専門のお店で販売されております。
安いアロマオイルですと、人工香料で合成されたオイルなので精油は含まれていないので、必ず確認するようにしましょう。
最後に冷水シャワーをかける
半身浴を終え、バスルームから出るときに冷水シャワーを浴びましょう。
全身ではなく、手足など体の一部で大丈夫です。10秒ほど当ててみましょう。
温まった血行が冷やされることによって刺激され、さらに血行が良くなります。
するとしばらくたってもポカポカと体が温まり、とても心地よくなりますよ。また、血行が良くなるので、水分の循環も良くなりむくみが綺麗に取れます。
まとめ
半身浴はとても効果的なダイエット方法です。
しかしすぐに結果が出るものではないので継続する必要があります。
脂肪を燃やすまでには時間はかかりますが、むくみに関しては半身浴を行った翌朝から、体の違いを実感できる人もいるくらい即効性があります。
むくみがなくなるだけでも、個人差によりますがスタイルが綺麗になるので、続けていくうちに変化が楽しくなるかもしれません。
日々の習慣にして痩せやすい体を手に入れてみませんか?