産後ダイエットに効果的な骨盤矯正とエアロビクスの方法とは?
更新日: 2018年11月06日

産後の女性の体形の変化とそれに伴う悩みの解決に骨盤矯正とエクササイズを取り入れたダイエットの提案です。
一年かけて変化をとげた産後の体形を同じくらいの時間をかけてじっくり戻すことで更年期に起こるマイナートラブルまでも防ごうというのが目標です。
また、自分の命を捧げてもいいほどのわが子を育てるという大切な時期にお世話をしながらも実施できるという点ではママさんにお勧めしたいダイエット方法です。
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産後は骨盤矯正しながらエアロビクス
出産時子供が通過するために開きに開いた骨盤をそのまま放置しておくと産後に尿漏れやお尻がでかくなったままになってしまうというのは出産したことのある女性ならご存知のことと思います。
そこで、産後すぐに開いた骨盤を固定し正しい位置に矯正することで元の体形に近づく第一歩とします。
骨盤を固定したり正しい位置に戻さないでいると体がゆがんだ状態になり、運動はもとより日常生活でさえも腰痛、膝痛などに悩まされダイエットどころではありません。
産後1ヶ月は激しい運動もできないのでまずは骨盤の矯正に励みます。それは、骨盤ベルト一つあれば十分です。また、いつでもどこでもできる体操によってさらに癖のついた状態を改善することも可能です。
子育ても何となく慣れてきたころ、産後約6ヶ月を目安にエアロビクスを取り入れます。エアロビクスといっても骨盤を意識した左右対称の動きや骨盤周りの筋肉を強化する動きなど産後のママさんにはとっても良い運動です。
この二つを併用しつつ産後ダイエットをすることできれいな体形つくりができること間違いありません。骨盤矯正の時間は寝ているとき以外は基本ベルトを装着します。ベルトといっても下着と同じような使用感になります。
難点は、トイレの際に下着を二枚使用しているような状態となるのでその手間があることでしょうか。毎日装着しているだけで骨盤が矯正されます。赤ちゃんのお世話に時間のかかる時期に自分のことなんてとママが後回しになりがちですが、これならばお世話に支障もきたしません。
ましてや、赤ちゃんがどんどん重くなる時期に骨盤がゆがんだまま抱っこやおんぶをすると膝や腰、肩にと痛みが増してきてしまいます。産後の体をもとに戻すまでの時間は最低1年はかかるといわれており、どんなに急いでも不健康な状態ではもとにもどったとは言えないと思います。
骨盤矯正とエアロビクスの効果は?
骨盤矯正し体を整えておくことで動くことになんの違和感も抱かずにいられます。左右対称を意識することで体のバランスも整えられ、もし次に子供を授かりたいという思いのあるママさんも妊娠しやすい健康な体を維持することができます。
また、これから先更年期などに問題となる尿漏れや自律神経の乱れなども産後のケアで変わってくるのです。人生で限られた時期である産後に十分なケアをすることでその後の人生が大きく変わってくると言っても過言ではありません。
エアロビクスの実施時期については個人差もあると思いますが、産後6ヶ月から始められるといいと思います。
産後のダイエットは授乳の盛んな6ヶ月までと巷では言われていますが、赤ちゃんのお世話が大変な時期であり、授乳により自然とカロリーを消耗し、睡眠不足でフラフラな状態での運動というのは大変酷ではないかと思います。骨盤矯正も十分定着してきたところで実際に動くというのが取り入れやすいでしょう?
エアロビクスというと有酸素運動ですが、テンポや動きによっては体操に近い易しいものもあります。首のすわった赤ちゃんを縦抱きにして抱っこの状態でもおんぶの状態でも一緒に行えます。
赤ちゃんはママと一緒にいられるということだけでなく、左右前後に動くことで眠りに誘われて寝入ってしまうということもあります。好きな音楽をかけながら左右対称をこころがけ手足から体幹とゆっくり動かすことで運動効果が上がります。
また、ここでも骨盤矯正が維持されるといった利点もあります。エアロビクスで体を動かすとじっとり汗ばんでくるくらいになり、代謝もアップします。
畳1畳ほどあればどこでもできますし、その動きもフラフープを回すように腰を回したりボックスを踏んでみたり、反復横飛びのような動きをしたりとにかく左右対称を心がければよいのです。すると自然に消費カロリーもあるので体が引き締まってくるというのが効果です。
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産後ダイエットの口コミ
産後の骨盤矯正についてはお手軽で時間がかからない。皮膚の弱い人や締め付けが苦手というかたも若干いらっしゃいます。ベルトについてもどこで買ったらいいかわからないといった質問サイトもみられます。
装着についてより正確性を追求されるかたは助産院や産婦人科での助産師さんからご指導していただいたりするといいでしょう。
妊婦さんに有名なトコちゃんベルトというベルトがありますが、産科で推奨しているくらいなので十分信用できると思うのですが、素人さんが適当に使用し始めるのはややハードルがあるようです。
ただ、一度慣れてしまえば産後でなかろうが助産師さん、看護師さんなども使用しており立ち仕事の強い味方のようです。
価格にバラつきがあり、有名なトコちゃんは割と高めな価格ですが、西松屋や赤ちゃん本舗などで手に入るものだと種類もあり安価なものもそろっています。
エアロビクスについては、長いスパンでのダイエットにとても効果を発揮しており、なかなか続かないという心配はほとんどないようです。
自分の好きな曲やノリノリな曲に合わせて体を動かせる点や、無理のない動きにより挫折するということもなさそうです。
効果は即効性や劇的という表現とは程遠いところにありそうですが、着実にという点では年齢問わず人気があります。
著者の産後ダイエット体験談
私は現在2人の幼児を育てている専業主婦です。1人目の出産直後からトコちゃんベルトを装着し、助産院に月に1回程度骨盤の状態をチェックしてもらいに通っていました。
1人目の時は産後1ヶ月ほどで妊娠前の体重に戻りましたが、体形がとんでもなく洋ナシに近くなっていました。そんな中初めての育児をしながらも自分の体形を鏡でみながらため息をついていました。
2人目を妊娠したのがそれから1年半ほど経過したころでしたが、切迫早産の傾向にありこの時はとにかく骨盤を広げないためにベルトを24時間して生活していました。そうしてなんとか出産したものの1人目のようにはいかず、半年しても体重は一向に変わりませんでした。
これはいけないと一念発起し、市で行われているエアロビクス教室に参加したのですが、そこでまずインストラクターの先生に言われたのが、半年後一年後自分の体のラインの違いにきっと気づくでしょうということでした。
今現在2人目が1歳半になるところです。骨盤矯正とエアロビクスダイエットをして一年近くになりますが、理想の体形にはまだまだではありますが、健康的な妊娠前の体形には戻りつつあります。
そして、なによりも子供を優先し、自分も省みながら楽にダイエットに取り組めるというのがとてもよかったです。子供も一緒に運動できるということは一緒にスキンシップとして取り組めます。これからも今まで通り続けていけたらと思っています。
メリット、デメリット
メリットは、健康的にきれいな体になるということ。デメリットは、長期的な実施になることです。
産後ダイエットの成功ポイント
骨盤ベルトをできる限り装着し、左右対称の動きを心がけること。空いている時間にまず行動を起こすことです。
まとめ
産後は妊娠期と違って自分の命にもかえ難いわが子を育てなくてはいけません。そして、出産という女性ならではの大仕事を終えたばかりの体はがたがたです。
一年近くかけて出産に向けて変化した体を一年かけて戻していくには的確な方法でなければ後々マイナートラブルを起こす体となってしまいます。
骨盤矯正しつつ運動を取り入れていく。それも、骨盤矯正した体を維持しやすい運動を取り入れるというのは産後のママさんにとってはいいことづくめな方法です。まずは、やってみる。これからの自分磨きにどうぞご参考にしていただけると幸いです。