二重あご脂肪吸引の経験者が術後の腫れや20年後までの効果を公開
更新日: 2018年11月04日
私は小さい頃から身体は細いのに、顔はぽっちゃりしていました。特に二重あごでとても悩んでいました。何度か顔痩せに取り組みましたが、どれも失敗に終わっていました。諦めていた私が決意したのは、二重あごの脂肪吸引手術です。
最初は美容外科での手術は抵抗がありましたが、最終的に効果を実感することができました。その後太ってしまったとしても、二重あごが解消されやすくなりました。
そこで、これから二重あごの脂肪吸引をしようと考えている人に向けて、脂肪吸引手術を思い切って受けたことで、とても満足することができた私の体験談をお伝えします。
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もともとぽっちゃり顔で二重あごが顕著だった私
小学生の頃は二重あごが気にならなかった
私は小さい頃から身体は細いのに、顔だけはぽっちゃりしていました。写真を見ると顕著でしたが、小学生くらいまでは気にならなかったです。
でも中学生になってから、悩みの一つになっていきました。
チャームポイントだと思っていた時期もあった
中学生になると、クラスのみんなが容姿を気にするようになっていきました。今思えば、とても自然なことです。可愛い子が羨ましくなったり、おしゃれに気を配るようになっていきました。
私も小学生の頃より、鏡を見る時間が長くなりました。その時も他の子より顔がぽっちゃりしていて、二重あごが目立つ、と自覚はしていました。
中学生の時の体型は、身長が148cm、体重は38kgくらいでした。決して太っているわけではなく、むしろ細い方でした。特に手足がかなり細いとよく言われ、Sサイズの服でもブカブカなくらいでした。
でも身体が細かったから、余計に顔が大きく見えていました。正面から見ると、特に二重あごが目立っていました。
でも私は以前から物事をポジティブに考える面があります。そのためこれは自分のチャームポイントの一つだと思っていました。
友人から言われたショックだった言葉
そんなある日、とてもショックな出来事がありました。仲が良かった友人と、髪型の話で盛り上がっていました。
すると友人は、「顔が丸いから、その髪型似合わないよ。少し二重あごだよね。」と言われてしまいました。その後別の友人が、「でもぽっちゃりしていて可愛いよ。顔を覆うような髪型にすれば似合うはずだよ。」と言ってくれました。
友人達には決して悪気がないことは分かりました。でも私はぽっちゃりした顔がチャームポイントだと思っていたので、否定されたようで、とても悲しい気持ちになりました。
何度か顔痩せを行うが全て失敗
お風呂で汗をかいて二重あご解消に挑戦
友人達に言われたことがショックだったので、すぐに顔痩せを実行しました。自分で思いついた方法ですが、お風呂に入ってたくさん汗をかいて痩せようとしました。頑張れば二重あごがなくなり、すっきりするはず、と思ったからです。
実際に真っ赤になって汗がたくさん出るまで、20分くらいはお風呂につかっていました。でも辛くて一週間くらいで、ギブアップしてしまいました。
確かに顔に汗をかくけど、頑張った割には、効果を感じませんでした。また二重あごは少しも軽減されることはありませんでした。顔だけ痩せるという部分痩せは、なかなか難しいと実感しました。
食事制限を実行するがまた失敗する
やはり汗をかいただけでは、二重あごの解消は難しいと実感しました。そのため食事制限をするしかない、と考えました。
当時中学生だった私は、食べなければ誰でも痩せられるという、単純な考えしか思い浮かびませんでした。でも確実に二重あごが解消できるならやるしかない、と思い実行することにしました。
特に夜食べ過ぎると太る、と思っていました。早く結果を出したかったので、夕食は全く食べない、という極端な食事制限をすることにしました。
小さい頃から身体が細いのに、顔だけぽっちゃりしているから、かなり食事量を減らさないと、二重あごは解消されないと感じたからです。もちろん両親にはダイエットを強く反対されました。でも朝と昼はしっかり食べると約束して、何とか説得しました。
でも情けないことに、これもたった3日でギブアップしました。空腹のまま宿題を行うのがとてもきつかったからです。ダイエット前の身長は変わらず、体重は39kgでした。でもダイエット直後は1kg落ちて38kgになりましたが、二重あごはそのままでした。
4日目はもう無理、と投げだして、夜お菓子を食べまくってしまったことはよく覚えています。そのため結局体重は39kgに逆戻りしてしまいました。
また二重あごはもっと目立ったような印象になり、確実にリバウンドしたと感じました。
自力での二重あご解消を断念
このように中学の時は二重あご解消のため、いろいろな顔痩せに取り組んできました。でも全て失敗に終わり、顔痩せの限界を感じました。
そのためその後は、自力での顔痩せには挑戦していません。二重あごの目立つぽっちゃり顔はもともとだから、直すのは無理、と完全に諦めていました。
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美容外科の脂肪吸引手術に興味を持つようになる
脂肪吸引手術の症例写真にひかれる
二重あごの解消は諦めていましたが、20歳を過ぎて社会人になってからも、友人と一緒に写真を撮ると顔が大きく見えるのは嫌でした。だからといって再びダイエットに取り組む気力はありません。
そのためこの頃から徐々に美容外科による脂肪吸引に興味を持つようになっていきました。
最初美容整形手術は、かなり抵抗がありました。でも自力での顔痩せに限界を感じていた私は、その確実性に魅力を感じ始めていました。
様々な週刊誌を開くたびに、美容外科の脂肪吸引の広告を見るようになっていきました。そのうち顔の脂肪吸引では、頬の他にあごも一緒に吸引できることを知りました。
ビフォーアフターで症例の写真がよく掲載されていたので、とても興味深く広告を見ました。症例写真を見ると、二重あごがなくなって、顔がすっきり見えていました。これだけ変われるのであれば、手術を受けてみたい、と思うようになりました。
手術を受ける日まで、着々と準備を進める
美容外科の脂肪吸引手術に興味を持つようになってから、実際に電話で問い合わせるようになっていきました。具体的に手術料金はどのくらいかかるのか、腫れがひくのは何日くらいかかるのか、しっかりと聞きました。いろいろなクリニックに問い合わせをしましたが、どこも親切に対応してくれたので安心しました。
手術料金はクリニックによって様々でした。でもある程度費用がかかるため、お金をためる必要があります。また手術後しばらくは腫れてしまったり、固定もするので、何日か仕事を休まなければなりません。
そのため貯金をするなど、着々と準備を進めていました。でも仕事もすぐ休めるわけではなかったため、実際に手術をすることができたのは、23才になってからでした。
美容外科で手術を受けて効果を実感する
クリニックでの手術は悩んだ末に決める
手術費用の準備がしっかりとできて、有給休暇をとれた日に、手術を受けることにしました。脂肪吸引の手術を受けると言っても、どこのクリニックにするか、最後まで悩みました。でも最終的にはテレビでも有名な美容外科の本院で受けることを決めました。
二重あごの他に、頬の脂肪吸引を同時に行うことができ、料金も良心的な価格だったからです。またアフターケアもしっかりと行ってくれるとのことで、安心感もありました。また手術はカウンセリングを行った当日に、行ってもらえるのも魅力でした。
術後は嬉しい気持ちになる
手術当日は少し緊張していましたが、ドクターとのカウンセリングで、「あごのあたりのぽっちゃりした部分がすっきりしますよ。」と、言ってもらえたので、前向きな気持ちで手術台に上がることができました。
手術はだいたい30分くらいで終わりました。そのうち脂肪自体を吸引している時間は短かったです。
麻酔をかけた時は、痛みを感じましたが、耐えられない程のレベルではありません。麻酔がききはじめたら、脂肪を吸引するカニューレが入った時の違和感だけでした。
手術後は看護師さんに顔を固定してもらいました。そのためあごのあたりは腫れていたはずですが、顔の状態はよくわかりませんでした。
でもこの腫れがひけば、私もやっと二重あごのない、すっきりした顔になれると、嬉しい気持ちになりました。
腫れがひく日が待ち遠しくなる
手術後の5日目に受診をして、固定をはずしてもらいました。そしてドクターのチェックを受けました。この時は痛みや違和感は全くなくなっていました。
特に問題がないとのことで、鏡を見せてもらいました。やはりまだあごのあたりはふっくらと腫れていたので、効果はまだはっきりと分かりません。でも1ヶ月くらいすればあごのラインがすっきりする、と説明を受けました。
そのため腫れがひいて二重あごが解消される日が、とても待ち遠しかったです。
1ヶ月後に長年の悩みだった二重あごが解消される
6日後から仕事に復帰しました。職場の先輩から、「顔が腫れている感じがするよ。」と言われました。でも私は、「寝ぼけていて、ぶつけてしまった。」と言ってごまかしてしまいました。
脂肪吸引手術を受けたことを気づかれてしまった、と少し焦りました。でもあまり気にしないようにして、過ごすようにしました。
仕事が忙しかったせいか、あっという間に1ヶ月は過ぎていきました。腫れは日に日にひいていきました。そして1ヶ月後には、二重あごは解消されて、頬のあたりはほっそりとしていました。その頃母から、「確かに横から見ても、あごのあたりがすっきりしたね。」と言われました。
体重の変化はないが、部分痩せができて大満足
手術を受けたのは23才の時で、身長は中学生の時より2cm伸びて、150cmでした。また手術前の体重は40kgでした。脂肪吸引の手術を受け、1ヶ月経ってからも、体重は変わっていません。
ドクターの事前のカウンセリングでは、「脂肪自体は軽いから、体重は変わらない。」と説明を受けていました。もともと私も体重自体を減らしたかったわけではありません。二重あごを解消して、すっきりした顔立ちになりたかったので、手術後の結果にはかなり満足しました。
具体的に手術後は二重あごが解消されて、あごがとがったような印象になりました。同時に頬のぜい肉もとれたので、丸い顔から面長の顔の形になりました。そのため顔が小さく見えるようになり、ノーメイクでもあか抜けた感じになりました。
もうまん丸でぽっちゃりした顔を髪の毛で隠さなくても良くなったと、嬉しい気持ちになりました。またお化粧をするのも楽しくなりました。
手術を受けたことで太っても、二重あごは解消されやすくなる
暴飲暴食で二重あごが復活
手術後3ヶ月が経過した頃、かなり不摂生をしてしまいました。余分な脂肪自体を吸引したから、もう二重あごに逆戻りすることはないと思い、暴飲暴食をしてしまいました。また仕事も忙しかったため、食べてストレスを解消していました。
以前からカロリー計算はしっかりと行っていませんでした。でも普段の食事量はご飯は軽く1膳程度、その他に主菜を1品、副菜を2品くらいでした。極端にカロリーオーバーになっていたわけではありません。間食もしていましたが、煎餅1枚から2枚程度でした。
でも暴飲暴食をしていた時は、おかずの量は変わらなかったけど、ご飯をおかわりするようになりました。
そのため体重は2kg増えて、42kgになってしまいました。また顔もふっくらとしてしまい、二重あごが少し復活していました。これにはかなりショックを受けました。
暴飲暴食して体重が増えたのは、反省したし当然だと思います。でも脂肪吸引手術を受けた顔まで影響が出るとは思いませんでした。
せっかく高いお金を支払って手術を受けたのに全てが水の泡だと、落ち込みました。例えもう一度手術を受けたとしても、いたちごっこになるだけだと諦めました。
以前より吸引した部分が痩せやすくなる
顔がぽっちゃりしていて、二重あごがあるのは生まれつきだから、一生解消させることはできないと再び落ち込みました。でも太って二重あごが復活してから、さらに4ヶ月の月日が流れた頃、仕事がさらに忙しくなり、またストレスがたまる出来事がありました。
職場の人間関係も上手くいかなくなり、食事が喉を通らなくなった日がありました。全く食べないと倒れてしまうので、何とか食べていました。それでも普段の食事の3分の1くらいに減ってしまいました。なかなか食が進まない日が、3日くらい続いていました。
体調不良であっても無理に職場に行った時、「少し痩せたね、顔のあたりがほっそりしたよ。」と言われました。私はびっくりして、すぐにトイレに入って鏡を見ました。確かに自分で見ても明らかに顔がほっそりしたのが分かりました。
脂肪を吸引した顔の部分がシャープになって、二重あごも再び解消されていました。ストレスがたまりかなり落ち込んでいたので、朝化粧をした時は痩せたことに気付きませんでした。
家に帰って体重を量ってみると、当時42kgあった体重は、39kgまで落ちていました。私はあらためて脂肪吸引の効果を感じました。
手術をする前は食事量が減って痩せたとしても、二重あごがなくなることはなく、顔はあまり痩せませんでした。私の場合たまたまストレスで食事の量が減った形でしたが、脂肪を吸引して太ってしまったとしても、痩せやすくなる、と実感しました。
普通の生活をしていけば、すっきりした顔をキープできる
それからストレスが徐々に解消され、食欲も戻っていきました。2週間後には普段通りの食事量を食べられるようになるほど、元気になりました。
間食も我慢せず、食べたくなったら大福を1日に1個、ケーキも1つくらいは食べていました。でも体重は39kgと変わらず、二重あごのない顔もキープしていました。
その後もずっと身長は変わっていませんが、極端に食べ過ぎてしまうと、体重が2kgくらい増えたこともありました。でも無理なダイエットをすることなく、普段通りの食事に戻していけば、体重はまた戻って顔もほっそりします。そのため普通に生活をしていけば、二重あごのない顔をキープすることができると確信しました。
脂肪吸引手術をすると、年を取っても二重あごが解消されやすくなる
40代になった今でも、脂肪吸引の効果を実感
私は今年で46歳になりました。体重は相変わらず増えたり減ったりを繰り返しています。40代になって少し太りやすくなり、だいたい体重は平均で42kgくらいです。それでも見た目は細いとよく言われます。また不摂生すると二重あごになってしまうこともあります。でもこの年でも食事量を3割程度減らせば、すぐ元に戻ります。
例え太って二重あごが少し出てきても、顔は丸く見えず、頬のあたりはシャープに見えます。そのため脂肪吸引手術の効果を今でも実感しています。若い時に思いきって手術を受けて良かったと思います。
年を重ねても年相応の美しさを保っていきたいものです。そのため今後もできるだけ不摂生することなく、体重をキープしていきたいです。状況によって無理のない適度なダイエットを心掛けて、二重あごのないすっきりした顔でいられるように、頑張っていきます。
二重あごを確実に解消したいなら、手術も選択肢の一つ
脂肪吸引手術の効果は個体差がありますが、脂肪細胞の数を減らすことはできます。
不摂生をすれば手術を受けたとしても、誰でもリバウンドします。でも痩せやすくなるのは事実です。
自力での二重あごの解消が難しいと感じたら、手術を受けてみるのも選択肢の一つです。
美容外科の脂肪吸引手術は、敷居が高いと思うかもしれません。でも事前に様々な情報を収集して、信頼のおけるクリニックで受ければ安心感が得られるはずです。
悩んでいる方は前向きになるために、脂肪吸引手術を検討してみてはいかがでしょうか。