カーブスの運動理論を解説!実際のトレーニング効果を体験・検証
更新日: 2018年11月05日
現在、60代から70代を中心に幅広い年代から支持されているカーブス。そのカーブスに20代の私がダイエット目的で行っています。そしてコーチにカーブスの運動理論について、何故ダイエットに有効なのかということを説明してもらいました。
カーブスの運動は筋トレと有酸素運動とストレッチを組み合わせて、1回たった30分で効率の良い運動ができます。
スポンサーリンク
カーブスとはどんな施設?
健康体操教室カーブスとは、たった30分で健康を維持したり、脂肪の燃焼ができる運動施設として、全国に1600店舗以上あります。今やスターバックスよりも多い店舗数。
年代層はだいたい50~70代を中心に10代~90代の方まで幅広い世代の女性が通っています。本記事は26歳の私がカーブスに行って、コーチに運動理論について聞いてきたことや他の会員の方に聞いた話をもとに書いています。
カーブスの運動理論と脂肪燃焼効果
カーブスの運動は、どの年代でも30分以上行うことはありません。それは、そのたった30分という短い時間で効率よく運動できるからです。
メインでやってるのは筋トレで、合わせて有酸素運動とストレッチを行います。マシンが円になっておいてあるサーキットトレーニングで、サーキットを2周まわってストレッチをする形になっています。
マシンは1つのマシンで2つ以上の筋肉を鍛えられるようになっているので、12台全て使うと全身の筋肉を鍛えられているという状態になっています。
そしてカーブスの運動は8分に1回心拍数を図っていきます。人間には脂肪を燃焼しやすい心拍数があって、8分に1回ちゃんとその心拍数で運動できてるのかを確認しながら運動していきます。
ちなみに脂肪を燃やしやすい心拍数とは平常時の心拍数の60%から70%高い状態です。その心拍数に足りなかったらもう少し頑張って、頑張りすぎてたらもう少し控えてペースダウンして運動していく、というふうに調節していきます。
マシンとマシンの間にはステップボードという台があって、その上で足踏みなどして有酸素運動運動を行っていきます。それは筋トレばかりやっていると心拍数はどんどん上昇していって、あっという間に脂肪を燃焼しやすい心拍数をこえてしまうので、マシン一台やったらステップボードの有酸素運動で脂肪を燃やしながら、脂肪を燃やしやすい状態を維持するためです。
脂肪を燃焼するためには体に根本的に筋肉をつけていくことがすごく重要です。それは基礎代謝というのが関わっています。代謝のいい悪いは、体質ではなく実は筋肉の多さによって決まっています。
ですが、女性は30歳を超えると筋肉がだんだんと減っていきます。そのスピードは毎年1%ずつといわれています。だから何もしなかったらどんどんと筋肉は減っていくのでしっかりと筋肉をつけて、脂肪を燃焼しやすい体を作っていくことが大切です。
カーブスでは、筋トレをして筋肉を鍛えて増やしていくので根本的に脂肪を燃やしやすい体作りができるようになっています。
ウォーキングだったら90分かかる運動が30分でできるプログラムになってると言っていました。
だいたいカーブスの運動は1回だいたい300Kcalを消費します。
人間の脂肪を燃焼する条件は、
- 心拍数か平常時より60%~70%高い状態
- 体温が普段よりも1度高い状態
- 血流がよくなってる状態
という状態にすることです。この3つの条件が揃わないと脂肪は燃えないとさえ言われています。
有酸素運動ではこの3つの条件を揃えようと思ったらだいたい運動し出して15分から20分くらいかかるのだそうですが、カーブスでは運動し出して2分~3分くらいでこの3つの条件が揃うそうです。なので運動してる30分の間ほぼずっと脂肪を燃焼しながら運動できているのです。
さらに、カーブスで筋トレをしたらその後48時間は脂肪を燃焼しやすい状態が続くのだそうです。それも痩せやすい理由の一つです。
カーブスのサーキットトレーニングと利用器具
カーブスは30秒毎にチェンジの合図が鳴って、その合図で横に移動をしていきます。筋肉は30秒以上頑張りすぎると乳酸が溜まり筋肉痛になってしまいます。なので、その手前で移動することで筋肉痛にもなりにくい上に、筋肉が疲れすぎないので次のマシンでまた全力で頑張れるようになってるそうです。
マシン自体は油圧式になっており、動かす速さで重さが変わります。早く動かせば重くなりゆっくり動かせば軽くなります。なので、自分の筋力に合わせて無理なく運動できます。しかも重りの付け外しをしなくても良いので安全ですし、面倒がありません。
ストレッチは筋トレが終わってから6分ほどかけて行います。筋トレの後にすることによって筋肉痛になりにくくなる、怪我の予防になる、筋トレの成果を19%アップさせることができるそうです。
ストレッチははずみをつけずに、浅く7秒深く7秒と、呼吸を止めずに行います。ストレッチのやり方のポスターやパネルがストレッチスペースに貼ってあるのでそれを見ながら確実行っていく感じです。
カーブスの料金体系
カーブスは月会費制になっていて、月に何回行っても値段は変わりません。回数カードなどはありません。契約内容によって値段は変わってくるそうですが、5700円か6700円プラス税金となっています。入会する時に、1年続けること前提での入会だったら5700円プラス税金で、数ヶ月たったら辞める前提だったら6700円かかってきます。
もし、1年続けようと思って入会して、なにかしらの事情でつづけられないとなってしまった場合には、差額の1000円×入会していた月数ぶんの会費を辞める時に請求かけられるという形になります。
5700円の方が、1年続けたら12000円得しますよっていう話になってきますので、私の周りの方は皆さんやすい方のコースでされています。
実際のカーブスの効果は?
私の周りの方はカーブスへは気に入って通ってる方が多いです。ただ、「痩せましたか?」と聞くと、「痩せたよ!」という方と「痩せないわ」と言ってる方は半分半分くらいかと思います。
やはりどこの施設でも同じかもしれませんが、せっかく運動してても食べてる方は痩せてません。そして自分のペースでできるぶん、ちゃんと自分に厳しく筋トレしないと痩せません。
痩せないと言ってた方に、「マシンは重いですか?」と聞くと、「いやマシンは軽いよ!」とおっしゃってました。自分で自分の筋力を把握して重さを感じるスピードで動かしていくということが大切になってくると思います。
逆に痩せてる方は、「普通に頑張ってたら気がついたらやせてたよ!」とおっしゃる方もいらっしゃいましたし、食事も気をつけて痩せたという方もいらっしゃいました。
スポンサーリンク
カーブスのコーチ(スタッフ)について
カーブスでは1週間くらい来店しなかったら、電話がかかってきます。「きてくださいよー」と言われます。忙しかったりして運動が後回しになってても、電話がかかってきたら行かないと!という気持ちになりますので運動が習慣になりやすい気がしています。コーチがすごくマメなところも続けていきやすい理由でしょう。
コーチはすべてのメンバーさんの顔と名前を覚えています。それどころか前来たのはいつか、この人は膝が痛い、肩が痛い人、いつも仕事帰りに運動に来る人、と約500人いる方のことを驚くほど把握しています。
そうやって覚えていてくれたりとか、気になることを質問したりするとしっかり答えてくれるところが安心して通えるし、特にお年寄りの方にも人気があるところなのかなと思います。
たまにイベント的にたんぱく質の勉強会が開催されたり、チーム対抗戦で成果を競い合ったり、会員同士で成果の見つけあいをする遊びがあったりします。そうやって周りの方たちとお話しする機会をつくってくれることも楽しくなると言って喜んでる方は多いです。もちろん会話を楽しみたいとか思わない人はすぐに帰ってるかたも多くいます。
終わりに
全てのフィットネスがそうだと思いますが、カーブスも痩せるためには自分の努力が必要です。プログラムとしては悪くないと思いますので、痩せたいかたは一度ご検討下さい。