ダイエットに大切なコツとは?まずは意識改革と体内環境の改善をしよう
更新日: 2018年11月05日
性別関係なく、いつの時代もダイエットというものは多くの人の関心を集めています。
雑誌にも特集がいっぱい、ちょっとネットを検索すれば多くのダイエット情報が出てくる時代ですね。
そして殆どの皆さんに共通することは、「健康的に痩せたい」ということ。
これには私も賛成です。極端な食事制限で痩せても、お肌はぼろぼろ、内臓もぼろぼろ、骨までスカスカ、では意味がありません。
それに食事制限で、急激なダイエットに成功しても、怖いのはリバウンド。リバウンドが怖くて、食べるという行為すら怖くなってしまう。これでは一体何のためのダイエットか判りません。
無理なく、ストレスなく痩せられたら、どんなにいいでしょう!ここでは、そんなダイエットについての基本的なコツをいくつかご紹介したいと思います。
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ダイエットは一生もの?
美味しいものを心ゆくまで食べたい、運動は続かないから嫌だ、でも痩せたい……矛盾していても、それが実は本音だったりする、複雑なところです。
しかし、ほんのちょっと意識を変えるだけでダイエットは無理なく続けていけます。
そもそも、希望通りの体重になったからと言って、それでダイエットが終了というわけではありません。
何しろ「リバウンド」という恐ろしいものがありますからね。そういう意味では、ダイエットとは痩せることではなく、「痩せた身体を維持すること」と言えるかもしれません。
ですから、無理をしてストレスを溜めながら毎日を過ごしていては、それはもうダイエットではないのです。
日常の生活で、意識なく「ダイエット」、つまり日々の生活習慣を変えていくことが大切です。
運動は嫌い!そんな時には
ジョギング、ジム通い、きついストレッチや筋トレ……これを毎日毎日続けられるか、と聞かれれば殆どの人はNoと答えるでしょう。
運動嫌いの人なら尚更です。
元々走ることが好き!身体を動かすのが好き!という人達なら別ですが、やはり運動を苦痛に感じてしまう人が多いのは確かです。
そういう時は、「運動」と意識しないように身体をこまめに動かしていくのも、1つの方法です。
普段、自転車で買い物に出かけているなら、徒歩で。電車やバスで座っているなら、立って。皿洗いや洗濯などの家事は爪先立ちで。歯磨きをしながらもつま先立ちで、という風に小さくて些細なことですが、これも立派な「運動」の1つです。
椅子に座っているときも背筋を伸ばして、意識して背中の筋肉やお腹の筋肉を使ってみるというのもいいですね。姿勢が良いと、それだけで美しく見えますから一石二鳥です。
筋肉をつければ、そこから基礎代謝が良くなって脂肪を燃焼してくれますし、身体も引き締まって見えます。
ですから、ただ厳しい食事制限だけして筋肉まで落としてしまうよりは、見た目は美しく見えます。
お風呂上りには、血行が良くなって身体も柔らかくなっていますから、軽いストレッチには最適です。何も本格的に筋トレをやるのではなく、ゆっくり筋肉に少しの負担をかけたあとに固まった身体をほぐすようなイメージでやってみましょう。
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数字だけに惑わされないで!
体重計に乗って、その数値だけを見て一喜一憂してしまう……ダイエットをしたことがある方なら、絶対に経験がありますよね。
しかし、本当にその数値だけでダイエットを判断していいのでしょうか?
筋肉は脂肪よりも重いですから、運動を始めたとたん数値が増えて、「太った!」と勘違いしてしまい、運動を止めてしまう人もいます。
しかし上にもあるように、適度に筋肉のついた身体はとても美しく見えます。ダイエットは数値じゃないんです。ばっさりハッキリと言ってしまえば、見た目が肝心なんです。
出来れば、体重よりも体脂肪率の方に注目してください。体重を減らすよりも、体脂肪を減らすように目標をたてましょう。
体重はちょっとしか減っていないのに、体脂肪率は結構落ちている……でも体重が減ってないなら意味がない、と落ち込んでしまう人もいますが、とんでもない!
脂肪は軽いですから、体重という数値に反映しにくいんです。ですが、まずは内臓脂肪、皮下脂肪、そういうところから落としていくのが、健康のためにもいいことですから、体脂肪が着実に落ちているなら、とってもいいことですよ。
注目すべきは体脂肪率、体重は二の次です。体脂肪率を減らしていけば、少なくとも、ボディラインはかなり違って見えてきます。
ですから、あまり体重計に乗って、体重の数値だけに惑わされないようにしましょう。
そしてもう1つ。もし、体重計に乗ること自体が怖くてストレスになってしまうのなら、毎日乗らなくても大丈夫。1ヶ月に1回の測定でも十分です。
毎日毎日数値を計り、減っている時はいいのですが、ほんの数百グラム増えただけで落ち込んでしまってやる気を失ってしまう、なんて人も少なくありません。または、これじゃ駄目だ、とますます厳しい食事制限をしてしまう場合も。
ですから、ゆっくりと痩せたほうがリバウンドは少ない、というのはもうダイエットでは常識ですから、焦らないでくださいね。
どうして痩せたいのか?
どうして痩せたいのですか、と聞かれれば、やはりスマートな方がカッコいいから、着たい服が着られるから、という答えが多いでしょうね。それプラス、健康のためにも痩せたい、という人もいるでしょう。
「この夏のために1ヶ月で5キロ痩せたい!」「2ヶ月で10キロ落とすのが目標!」というのは、たとえ達成できても、健康的でないことは確かでしょう。ほんのちょっとの期間、痩せた身体を維持出来ても、またすぐにプラスアルファで戻ってしまいます。
ですから、ただ単に食事制限をするというよりは、自分の身体を改造する、という意識で取り組んでみたらどうでしょうか。
新陳代謝が悪い、基礎代謝が低い、冷え性、便秘気味……これは全部、ダイエットにとってもマイナスですが、あなたの健康にとってもマイナスですよね。
健康を第一に頭において、ダイエットを考えましょう!
根本的に体質から変えていくことが、スマートな身体を手に入れる近道ですよ!
ストレスなくダイエットを続けよう
食事制限と聞くだけで、いきなり半分以下にまで量を減らしてしまったり、下手すると絶食近くまで極力食べ物を口にしないという方がいますが、これは逆効果です。
何度も言うように、身体は飢餓状態に備えてしまいますから、食事の量が少し増えただけで100%リバウンドします。
今まで食べていた量の8割、つまり腹八分目を意識する程度で、食事の量の制限は十分です。大切なのは、ゆっくりと時間をかけて、よく噛んで満足感を得ること。少し慣れてくれば、胃も小さくなってきて、食事の量が減ってもそれほど苦にはならないはずです。
また、飲み物もジュースは避けて、お茶やミネラルウォーターに変えるだけで全然違います。緑茶は利尿作用があるのでおすすめです。
だけど、夜はミネラルウォーターにしてくださいね。緑茶だと、カフェインが入っているので眠れなくなってしまいます。
間食も絶対に駄目!
なんて制限はつけないでください。「絶対」という言葉だけでストレスになってしまいます。甘いチョコレートやクッキーが好きなら、1つ1つ個別包装されているお菓子を2,3つ、コーヒーや紅茶などと一緒にゆっくり味わって楽しんでいいんです。
要は、普段食べている量よりも20%少なめにして、ゆっくり身体を慣れさせていけばいいのです。
そうすれば、身体も「あ、今ダイエットしているんだ」なんて認識せず、リバウンドが起こることもありません。その分、ストレスもぐっと少なくなっているはずです。
一気に減らすのではなく、ゆっくりと徐々に減らしていく、というのがダイエットの最大のコツです。
「美味しいものを美味しく食べる」と決めよう
ダイエットというと沢山の方法がありますが、ドリンク置き換えダイエットや、野菜や油分の少ないササミなどの食事など、やはりどうしても制限が入ってしまいます。
好きなものを好きなように食べて痩せることは出来ないのか…と思ったことはありませんか?
何も無理して全ての食事生活を改善することはありません。今までの自分の食生活を思い出してみてください。霜降りのお肉が大好きだったりしませんか?
甘いケーキが好きだったりしませんか?
これが大好きだけど食べたら太ってしまう、という食材が1つはあるはずです。
まずは、それをちゃんと把握して、しばらくその食材を食べないようにするか、量を減らしてみてください。代わりに別の好きなものを探してみましょう。他にも美味しい食材は沢山あるはずです!
そしてあとは、好きなものを美味しく食べよう、と決意すること。何度も繰り返しになりますが、ダイエットの最大の敵はストレスですから、食事を美味しく楽しく、ということはとても大切なことです。
あとは、寝る前には食べないことだけを心がけましょう。寝ている間に胃にもたれて、心地よい睡眠の妨げになります。出来れば寝る3時間前には食事は終わらせておくことがベターです。
どうしても空腹が我慢出来ない場合は、ノンカフェインの温かいハーブティーかホットミルクを、ゆっくり味わって飲むと落ち着きますよ。
効果的にサプリメントを使おう
まず、サプリメントは補助的なもの、ということを念頭に置いてください。その上で、効果的に使えばとても力強い味方になってくれます。
炭水化物カットなら「大人のカロリミット」、糖質カットなら「メタバリアスリム」などのサプリメントがおすすめ。
多めに食べても、このサプリメントを飲んでいれば体内に吸収されないというのが売りの好評なサプリメントです。
炭水化物抜きダイエットや糖質抜きダイエットなども流行りましたが、このサプリメントは我慢しなくてもそれをやってくれることを期待できるというわけですね。
このようなサプリメントを使えば、無理なダイエットをしているというストレスから解放されますのでおすすめです!
勿論、補助的なものであるということを忘れずに!
サプリメントを飲んでいるからと言って食べ過ぎてしまっては元も子もありません。人気のあるサプリメントなのに痩せないという人は大抵この罠にひっかかってます。
まとめ
毎日食べている量を「少し」減らす、毎日食べている食材を「少し」変える、毎日の何気ない動作に「少し」筋肉に負担をかける運動を加える、これだけで身体はゆっくりと、しかし確実に痩せていくことを期待できます。
ストレスが一番よくありませんし、本来美しく痩せて楽しい日々を過ごしたい、という意図からも外れていますよね。
ですから、上手に食材やサプリを選んで、毎日の生活に付け足すようなイメージで筋肉を使う場面を増やして、そして、ストレスなく楽しくダイエットしていきましょう!