ココナッツオイルダイエットに成功したやり方【8キロ痩せた方法とは?】
更新日: 2018年11月03日
最近、スーパーフードが話題になっています。健康増進はもちろん、アンチエイジング効果などいろいろな効果がうたわれています。
スーパーフードとは、自然生まれの食品で、ケミカルで作られたものではなくて、一般的な食品よりも栄養価が高いとされています。また、様々な効果があり高機能であると言われています。さらに、人間が体内で作れないとされる「必須栄養素」を含んでいます。
スーパーフードは、手軽に摂取出来て効果も高いため、ハリウッドセレブや著名人、ダイエットに取り組んでいる方、健康に気を使っている方など幅広い層に支持されています。
アサイーやアムラ、カカオ、ヘンプ、アーモンドなどたくさんありますが、その中でも、手軽で美味しく多機能なココナッツオイルが人気です。
実はココナッツオイルは油なのに、中に含まれている成分が他と違うからダイエットにいいと言われているのです。
ただし実際に取り入れるには、続けられるかどうかが大事なポイントです。
そこで今回は、ココナッツオイルの上手な使い方やダイエットを成功させる秘訣、実際に試して感じた効果を詳しくご紹介します。
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ココナッツオイルとは?
ココナッツオイルとは、ココナッツから抽出された植物油のことです。
ココナッツはココ椰子の種子で、アブラヤシの種子から採れるパーム油と混同されやすいのですが、組成も用途も違うので注意が必要です。
ココナッツオイルは70%が中鎖脂肪酸で、90%が飽和脂肪酸なので、とても安定しているため腐りにくい油です。
芸能人が美容オイルとして使い始めて一気にブームになったココナッツオイルですが、そもそもこのオイルはその中鎖脂肪酸が脳の活性化を促すのでアルツハイマー病に効くことがわかり話題になった油です(参考文献:アルツハイマー病が劇的に改善した! 米国医師が見つけたココナツオイル驚異の効能)。
ココナッツオイルの栄養やカロリーは?
ココナッツオイルは油なので、カロリーは決して低くはありません。
カロリーは大さじ一杯で100キロカロリーほどで、1日の摂取量は大さじ2~3杯ほどが適量と言われています。
ダイエットには油分を毛嫌いする傾向にありますが、人間の体にとっては必要なものです。その必要な油を美容と健康にいいココナッツオイルから摂るようにすれば無駄がないのです。
また、ダイエットにいいと言われるのは、含まれている栄養素に秘密があります。
ココナッツオイルに含まれている脂肪酸は中鎖脂肪酸と呼ばれるもので、素早くエネルギーに変換される性質を持っています。
他にもビタミンE、ビタミンK、鉄分などが含まれています。
さらに他の油に比べると酸化しにくいという性質もあります。素早くエネルギーに変換されるから、ダイエットにいいと言われているのです。
ココナッツオイルを利用したダイエットとは?
ココナッツオイルはエネルギーに変換されやすいからダイエット中にとりいれると効果があるということが分かりました。
ではもっと具体的な効果を見てみましょう。
ココナッツオイルを活用した「ケトン体ダイエット」というものがあります。
ケトン体ダイエットとは、ご飯・パン・麺類・砂糖などの炭水化物を控えて、糖質を制限するダイエットです。
ココナッツオイルダイエットでは、炭水化物を抜く代わりにココナッツオイルを積極的に摂取していきます。
ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸は、肝臓に運ばれるときにケトン体という物質を生成してくれるからです。
中鎖脂肪酸は、術後や未熟児の栄養補給にも使われるほど機能的な成分で、中鎖脂肪酸は体内に蓄積されることなく脂肪を効率よく燃焼してくれるのでダイエット効果も高いと言われるようになりました。長期的に摂取することで、内臓脂肪の減少やメタボリック症候群の改善も期待できるのです。
流行りの糖質制限ダイエットでもケトン体を作りだすことを利用するのですが、食事制限がとてもつらいものです。でもココナッツオイルをほんの少し摂取すれば、苦しい糖質制限をしなくてもいいのです。
実際に、このダイエットで、10キロ以上のダイエットに成功した人もいます。
ただ、合う合わないなど個人差があるので、自分の体調に気を使いながら気長に取り組むことが大事でしょう。
ヴァージンココナッツオイルがおすすめ
まずは、ヴァージンココナッツオイルを使用してください。ヴァージンオイルとは、無精製で無添加、非加熱抽出をしているものです。生のココナッツの果肉を無精製、無漂白で圧縮して作られているため身体に良いとされています。
一般的にココナッツオイルと呼ばれるものは、製造過程で栄養分が取り除かれてしまい、添加物や化学物質が含まれているものがあります。
製造過程で加熱処理や漂白をされていないヴァージンココナッツオイルと呼ばれるものは、400mlで3000円前後で買えます。
ココナッツの栄養素をしっかり摂取するには、買うときにオーガニックのヴァージンココナッツオイルで低温圧搾法(コールドプレス)や発酵分離法で抽出しているものかどうかをチェックしましょう。
ココナッツオイルはダイエット目的以外にも活用可能
●顔のケアにも使える
肌への使い方は簡単で、スプーン一杯のココナッツオイルを手にとって、手のひらで伸ばして顔全体にマッサージをしていきます。
ベタベタするときは、オイルの量を減らしましょう。
その後でソープなどで普通に洗顔します。
他のやり方として、ソープなどの洗顔料を使わずにココナッツオイルを顔全体に塗り、10分ほど放置して洗い流す人もいます。好みのやり方で行えば良いでしょう。
また乳液などと一緒に使ったり、お風呂上がりに体全体に塗ってマッサージしたり、メイク落としに使ったり、フットケアなど、お肌に直接着けても害はないので、いろいろな場面で応用できます。
髪のケアにも使える
シャンプーをした後に、もしくは髪を水で適度に湿らせた後で、ココナッツオイルをつけます。ホットタオルなどで包むとさらによいでしょう。
そして、15分以上放置します。そのあとで、髪についたココナッツオイルを洗い流します。それだけです。
歯のケアにも使える
ココナッツオイルを使って口をすすぐだけです。「ココナッツオイルプリング」と呼ばれています。
- スプーン一杯分のココナッツオイルを口に含みます。
- 15~20分ほどクチュクチュします。
- 15~20分後に口に含んだココナッツオイルを吐き出します。
これをすることで、歯垢や歯にこびりついた汚れを落とせて、虫歯の減少や口を動かすことで唾液の分泌が盛んになって、ドライマウスや口臭の改善まで期待されます。
歯医者さんに行くよりも費用対効果は高いと言えるかもしれません。
また、15~20分ほどクチュクチュするためにお顔の運動にもなります。
表情筋を鍛えることで、顎のラインがシャープになるなど小顔になったり、ほうれい線などのシワの減少も期待できます。
吐き出すときはゴミ袋に直接してください。洗面所で吐き出すと排水口がつまる危険があります。
ココナッツオイルの口コミ評価は?
これだけすごい万能なココナッツオイルですが、実際の口コミでの評価が気になります。 調べてみると、やはり美に感心のある人はいち早く流行りを察知し試しています。
良い口コミが多くを締めますが、悪い口コミももちろんあります。悪い口コミは以下のとおりです。
- においが馴染めない
- 胃もたれする
- 使いにくい
- 高すぎる
- 全然ダイエット効果を感じられなかった
ココナッツオイルは、原料であるココナッツの甘い香りがします。その独特の甘い香りに馴染めず途中で挫折してしまう人も多くいます。
それに値段が高すぎて続けるのが難しいという人もいました。
安いものもあるにはありますが、やはりダイエット効果を期待するなら純度の高いヴァージンココナッツオイルを購入したいものです。
しかしその純度の高いヴァージンココナッツオイルは高価です。
輸入品が多いので、ショップによっても価格が変わりますし、いいものは気軽に実店舗で購入ができません。ネットで購入しかなかったという人も多くいます。
また、どうしても体質に合わず、残念ながら効果を実感しなかった人もいます。
オイルなのでココナッツオイルを飲み物に入れると、人によっては胃もたれしてしまいます。
せっかく高いお金を出して買ったのに、続けられず放置してしまったと後悔してしまうケースも多々あります。
味の好みの違いや体質などがあるため、好き嫌いが分かれたり、効果の違いがあって当然だと言えるでしょう。
国内・海外の有名人もこぞってココナッツオイルを愛用
ココナッツオイルを愛用していることで有名なのは、ミランダ・カー、ローラ、道端ジェシカ、山田優、石原さとみなどがいます。みな潤いのある健康的な美しさが魅力な方たちばかりですね。
特にミランダ・カーはココナッツオイルを広めた海外セレブとして有名です。
ミランダ・カーは出産後17kgも体重が増加したそうなんですが、なんとココナッツオイルを取り入れたダイエットで見事なプロポーションに戻したのです。
飲み物や食べ物などありとあらゆるものに加えて、毎日摂取していたそうです。
他にも、マドンナやアンジェリーナ・ジョリー、グウィネス・パルトローなど、美の代名詞と言える有名人がこぞって愛用しているそうです。
ココナッツオイルダイエット体験談
8キロ減に成功!美味しい食べ方を見つけた(ヘルシーライフ / 男性 / 40歳 / 会社員)
私は去年、体脂肪率を20%から15%に落とそうとしました。結果、体脂肪率は13%となり、体重は64キロから56キロまで下げることに成功しました。
ココナッツオイル以外のカロリー制限の効果や筋トレの効果も高いですが、砂糖はできるだけ摂らずに、ココナッツオイルを使った効果もあるでしょう。
私は、半年前に初めて、スーパーフードなるココナッツオイルを購入しました。口コミが高いのは知っていましたが、多分「まずいだろう」と思って半信半疑で購入しました。
最初は、マーガリン代わりにトーストにつけて食べてみました。マーガリンよりも食感が良くて結構おいしかったです。
驚いたのは、油代わりに肉と野菜の炒め物に使ったときです。
「かなりおいしい!」適度に甘くて上品な味に変化しました。
私は健康オタクなため、油もかなりいいものを使っていますが、その油よりも炒め物は、さらっとしていてうまいのです。
体にいいしダイエットに良いというのが分かった気がします。また、コーヒーに砂糖代わりに使って飲むことがあります。ほんのり甘くなって良いです。
実践してみて感じた厄介だな~っと感じた点
全体的に一瓶が1000円以上します。食事、肌、歯などに使うと、結構すぐになくなってしまいます。
あと、夏場は良いですが、冬場になると固まってしまいます。固形化しているため、パンに塗るときなど塗りむらが生じて扱いづらくなります。
それと、顔や、髪へ使用するとベトベトになってしまうため、不快な気分になりやめました。
人によっては、「使いやすくてとってもいい」という人がいますので、いろいろな種類のエクストラバージンココナッツオイルを試して、自分にあうベストなものを選ぶ必要があるようです。
美味しいが効果はイマイチ?(さつき / 女性 / 44歳 / パート)
実際にココナッツオイルを試してみた私の体験談です。
おすすめ商品として非常に人気の高いココウェルというココナッツオイルを購入し、試してみました。
元々ココナッツを使ったスイーツなどが大好きなので、匂いには何も抵抗はありませんでした。
摂取した量は1日あたり大さじ1から2杯ぐらいです。
豆乳やコーヒーに入れてみたり、オムレツを焼く時にもココナッツオイルを使いました。
炒め物に使うと、ちょっとおしゃれな中華風になってよかったです。
ネットにはココナッツオイルカレーなどのレシピもあったので試してみたらとてもおいしかったです。食べ方は特に困らず、普通の油の代用として使っていました。
飲み物に入れる取り入れ方は、甘いものを制限しているときにピッタリ。
朝のコーヒーに入れるなどするとよいでしょう。
ただしどうしても油分なので、コーヒーに入れると油が浮いてきてしまいます。そこを気にしなければ続けられると思われます。
また、気になるダイエット効果ですが、正直なところ私は実感できませんでした。
脂肪を燃焼させるならある程度運動することも必要でしょう。
ココナッツオイルのメリット・デメリット
万能なココナッツオイルですが、メリットもデメリットもあります。
メリットはダイエット中でも気にせずオイルを摂取できる点です。甘い香りがするので砂糖を控えても我慢がしやすいです。ですからトーストにバターの代用として塗る食べ方もおすすめです。
デメリットは使いづらいという点でしょうか。
高い、匂いが気になる、すぐ固まってしまうという特徴のせいで、普段の食生活に取り入れにくいのがデメリットです。
ココナッツオイルは温度が低くなるとすぐに固まってしまいますが、温めればすぐに溶けます。温かいものに加えれば問題無いですが、固まってしまうとオイルプリングに使えず不便です。
匂いに関しては好き嫌いがあるので、どうしても無理だという人も少なくありません。
また、忘れていけないのはココナッツオイルは油だという点です。
カロリーは高いので、摂り過ぎれば結果的に太ってしまうこともあります。
内臓脂肪が綺麗に消えた(Bvly28 / 女性 / 43歳 / 主婦)
まずは私がどのようにしてココナッツオイルを摂取したかをお伝えます。
ココナッツオイルは、他の油と違って熱に強く酸化しにくいので加熱料理にも使えます。
25度以下になるとココナッツオイルは固まるので、温かいドリンクに入れて飲むのが一番手っ取り早い方法です。
ココナッツの香りがあるものをココアやコーヒーに入れて飲むと、糖分を控えてもココナッツの甘い香りのおかげでおいしく飲めます。
しかし、なんといっても私の一番の使い方は、ココナッツオイルのトーストです。
パンにココナッツオイルを塗り、塩をパラパラと振りかけてからトーストすると、ジワっとパンにしみ込んだココナッツオイルとほんのりの塩気で、それはもうまるで焼きたてのバタートースト。
パンケーキにもバターの代わりにココナッツオイルと塩をパラパラ。そこにメープルシロップかアガベシロップをかけると、甘じょっぱさがたまらない絶妙なコンビネーションです。
オムレツや魚のムニエルを作るときも、バターの代わりにココナッツオイルで作ると、バター並みのコクはあるのに全然しつこくないので、食べた後も胃にもたれません。
バターの代わりに使えるので、ヘルシーなスィーツ作りにも大活躍です。25度以下になると固まる性質を利用して生チョコを作ったりもしました。液体状に溶かしたココナッツオイルにココアパウダーとアガベシロップを混ぜて冷やすだけで本格的な生チョコができてしまいます。
シロップをメープルシロップやジャムに変えたりしても、おいしいフレーバーチョコができます。
ココナッツの匂いがあるオイルは、カレーやチャーハンなどエスニック料理を作るときに使うと、風味が増しておいしくなります。
パン作りのときも、今までバターやオリーブオイルを使っていた油脂の部分をココナッツオイルに代えて作るようになりました。
冷やすと固まってしまう性質の為、ドレッシングには使えないので、加熱料理のときはココナッツオイル、ドレッシングのときはオメガ3系のシソ油やインカインチオイルやヘンプオイルと使い分けていました。
ココナッツオイルの良い点・悪い点
まず一番良い点は、ダイエットのために味気ない食を食べなくてもいいこと。
ダイエット中のために油っけがないものばかり食べていると満足感がないので続かないのですが、いつもの料理に使う油をココナッツオイルにかえるだけで、料理の味やコクは変わらないため、スリムを目指せるのにおいしいのです。
ココナッツの香りがあるものと無臭のものを使い分ければ、洋風和風中華エスニックと何にでも使え、無臭のものを使えば溶けてしまうので、家族が食べる料理に使っても気づかれません。
ダイエット中の補助として効果も実感できました。
以前から人間ドックで指摘されていた内臓脂肪も、1年ほどココナッツオイルを摂取しながらダイエットした後の検査ではきれいに消えていました。
ココナッツオイルの悪い点は、25度以下でクリーム状になり20度以下でカチカチに固まるので、サラダドレッシングを作るときなどには使えません。
そして、普通のサラダ油にくらべて値段が高いので、本当は揚げ物などにも使いたいのですが、もったいなくて使う気になれないところもデメリットです。
また肌に使えるといっても、痒みなどココナッツにアレルギー反応が出る場合もあるので要注意です。
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ココナッツオイルに危険性はあるの?
ココナッツオイルの危険性は、多量に摂取すると一時的に腹痛や下痢などになることがあるようです。好転反応であるという声もありますが、一概には言えないので、少量から摂取していった方がいいかもしれません。
他に、ココナッツオイルは、ダイオキシンに似た環境ホルモン作用があり、性ホルモンの代謝を阻害する有害物質が含まれているという危険性を指摘する声もあります。
まとめ
一昔前は、油というと健康とダイエットの天敵だと思われていましたが、最近はキレイに健康になるには良質の油が重要といわれています。
食べて良し、塗って良しのココナッツオイルは、悪質な脂っこい食事を良質なものに変えてくれるので、おいしく食べながらダイエットも可能。
ダイエット中のサポート効果も絶大で、普段の生活にも取り入れやすいので、高価な薬やサプリメントに頼らずに健康を目指したい人にとって最強の味方となります。
体質や好き嫌いもあるので、まずは小さなものから試ししてみてはいいでしょうか。