オルビスのプチシェイクがスゴイ!-11kgに成功した置き換えダイエットとは?
更新日: 2019年06月25日
プチシェイクによる夕食の置き換えと運動を取り入れたダイエットで、8ヶ月でマイナス11キロの減量に成功しました。
しかし、極端なカロリー制限をした食生活とハードな運動を長期間続けたせいで体に不調がでてしまい、結果的に健康を失ってしまいました。
この経験があったおかげで、ダイエットの本当の目的を学び、同時に、健康食品をダイエットに上手に利用するコツを知ることができたのでご紹介します。
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オルビス「プチシェイク」とは?
プチシェイクとは、ORBIS(オルビス)から発売されいている置き換えダイエットを補助する食品で、低カロリーなシェイクを食事の代わりに置き換えるという商品です。
購入は、オルビスの専門店やオルビスのネット通販ででき、ネットではキャンペーンを行っていることがあるので、店舗よりも安い価格で買うことができます。
1食分の値段は定価で約216円です。他の健康食品に比べてリーズナブルなので手にしやすく、継続しやすい値段でしょう。
基本的な食べ方は、プチシェイク1袋(液体)を冷やした牛乳100mlと一緒に器に入れて、よくかき混ぜてスプーンですくって食べます。
見た目はフルーチェをゆるくしたようなゼリー状で、味はロイヤルミルクティーやフレッシュストロベリー、ミックスピーチ、ゆず&はちみつ味などがあり、変わった味も期間限定で発売されています。
1食分のカロリーは約150kcalで、ビタミンやミネラルなど一日に必要な栄養の1/3が配合されています。
プチシェイクの置き換えダイエットの効果は?
プチシェイクの効果は、普段の食事の代わりに置き換えることで摂取カロリーを大幅に削減ができるということです。
この商品の良いところは、牛乳でまぜることにより、タンパク質やカルシウムなども摂取できますし、普通に自炊で低カロリーな食事を作るよりも簡単で、より低カロリーでかつ栄養バランスがとれるという点です。
このプチシェイクを食事に置き換えることで、ダイエット中の極端な栄養不足になるリスクを減らしたり、ダイエット終了後も急激なリバウンドを防ぐことを期待できます。
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味が美味しいと口コミでも高評価
『味がおいしい』『価格が手頃』などと言った理由から、好評価の口コミが多いです。
しかし、腹持ちがあまりしないため、食事を置き換えても結局おなかが減って、食事をとってしまったり間食が止まらなかったりと、挫折をしてしまう人も少なくないです。
ヘルシーなおやつとして食べたり、妊娠のつわりのときの食事にするなど、ダイエット目的意外でもこの商品を活用している人も多いです。
プチシェイクでの置き換えダイエット体験談
すぐに痩せてきれいになりたかった私のダイエット方法は、スポーツジムに週3回通い筋トレと水泳を行い、ジムに行かない時は、夜に5kmのランニングをした上で、夕飯をプチシェイクに置き換えるというハードなものでした。
プチシェイクは、冷やした牛乳と混ぜるとぷるぷるの食感になってとても美味しく、健康食品の『まずい』というイメージが一気に吹き飛びました。
味のバリエーションも豊富で、毎日どの味を食べるかが小さな喜びになっていました。
プチシェイクの他にも、朝食と昼食もカロリー計算を行い、一日の摂取カロリーの総トータルが1200kcalになるように設定していました。
基本的には自炊をして、ランチはお弁当をどこにでも持っていっていました。友人と外食をすることは避け、どうしても断れないときは、サラダや豆腐などの低カロリーな料理を選んで食べていました。
初めてすぐは空腹に耐えきれず、つらい思いをしましたが、おなかが減ってしまったときはとにかく水やお茶をがぶ飲みし、夜は早々と布団に入ってしまいました。
我慢をして1週間もすぎた頃には、空腹感にも慣れて、むしろお腹が空っぽの状態が気持ちいいと感じてきました。プチシェイクの美味しさも手伝ってくれたので、停滞期に挫折もせずに続けることができました。
どんどん体重が減ることが面白くて、今考えると拒食症の一歩手前までいってしまっていたのかなあと思います。
そんなダイエットを8ヶ月続けた結果、67キロあった体重を56キロまでに減量することができました。私の身長は170cmでしたので、『体格がよくて頼りになる』という周りからの評価が『モデルさんみたできれい』に変わりました。
元々、自分の体型がコンプレックスだったので、周りからの評価が上がるたびに自信がついていきました。洋服のサイズもLからM、物によってはSが着れるようになり、買い物もおしゃれも楽しくなりました。
しかし、体重が60キロを切ったとたんに、体に異変を来すようになりました。食事の量が極端に少なかったため、便秘がちになり、その結果悪臭のするおならが頻繁にでるようになりました。
全身の肌の色が黄色っぽくなってきて、骨や血管も浮き出るようになりました。だんだんと起きているのが億劫になり、何も用事がないときは家でずっと横になっていました。
56キロの時には、肉がなさすぎて寝ていると骨があたるようになり、痛くて熟睡できなくなりました。
最終的には生理が止まってしまい、自力での生理がこなくなってしまったため、婦人科に毎月通い、注射や薬で強制的に生理を起こさせるという治療を5年間続けました。
プチシェイクの危険性と注意点
すべての置き換えダイエットにも言えることですが、素人が独学で極端なカロリー制限のダイエットは健康に悪影響を与えるということです。
低カロリーでかつ栄養のバランスがとれることがプチシェイクの売りでしたが、プチシェイクの置き換えによってカットされた脂質や糖質も体の維持には重要であるため、必要最低量はとらなくてはならないことが今回のダイエットでわかりました。
プチシェイクは、短期間取り入れることで摂取カロリーをコントロールする分にはとてもよい商品です。しかし、長期間続けることで、体が低カロリーでも生活できるように節約するようになります。
極端な場合になると、髪の毛が大量に抜け、肌はかさかさになり、体力もなくなるので寝ても寝ても眠くなります。生理が止まったのも、生命維持を第一に考えた自分の体のSOSだったのでしょう。
また、運動をしないでプチシェイクだけでダイエットができるかというと、難しいと感じました。
ある程度までは食事を置き換えることで摂取カロリーを減らし減量できるとは思いますが、それは結果的に筋肉が衰えて小さくなっただけで、無駄な脂肪が燃えていないので見かけでは痩せていても、筋肉基礎代謝が減ってしまうため、消費カロリーが少なくなってしまいます。いずれ摂取カロリー=消費カロリーになってしまうので、そこからの減量はできません。
もしも、その状態で食事をダイエット前の物に戻してしまったら、摂取カロリーが多くなっていってしまいます。これがリバウンドの始まりです。
広告を鵜呑みにして、食べるだけで痩せられると思っても、減量した体型を維持するのは難しいでしょう。
まとめ
プチフェイク置換えダイエット成功のポイントは、自分の体型に必要最低限のカロリーはしっかりと摂取しながら、無理のない適度な運動を取り入れることです。
オルビスのプチシェイクはとても美味しく、味にもバリエーションがあるので、とてもよい食品です。しかし、極端なダイエットを目的として、プチシェイクの置き換えだけをメインにしたダイエットでは健康的に痩せることは難しいです。
少し食べ過ぎてしまったときのカロリーコントロールや『食べてしまった』という自己嫌悪を軽くする目的で使用するのが一番いいのではないでしょうか。
そもそも、皆が憧れるタレントやモデルのような体型は、自分の身体には合っていないかもしれません。
世間の目を気にしすぎて必要以上に痩せるのではなく、自分が一番しっくりくる健康な体型を維持することを心掛けましょう。