ブラックコーヒーダイエットの完全マニュアル【効果・成功するやり方・注意点まとめ】
投稿日: 2018年11月14日
管理栄養士の小玉です。
今回はブラックコーヒーを飲んで痩せるダイエット方法をご紹介します。
ブラックコーヒーダイエットとは、その名の通りコーヒーを飲んで痩せるという方法ですが、ただ飲むだけでなく、いくつかの成功のポイントがあります。
とても簡単に実践できる成功のポイントや、ブラックコーヒーダイエットのやり方、そして実際にダイエットを行った方々の口コミでの評価をご紹介します。
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ブラックコーヒーダイエットの4つの効果
ブラックコーヒーダイエットを行うにあたり、ブラックコーヒーにはどのようなダイエット効果があるのかをまずはご説明します。
脂肪燃焼効果
コーヒーに含まれるカフェインは脂肪分解酵素リパーゼの働きを活発にします。
リパーゼの働きにより脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解され、燃焼されます。
そして、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種クロロゲン酸は体に蓄積された脂肪を燃焼させる効果があります。
この二種の成分の効果により、摂取した脂肪と蓄積している脂肪の両方を燃焼することができます。
むくみを防止する
コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用もあります。
つまり、体内の老廃物を排出しむくみの予防や改善につながります。
また、利尿作用によるアルコールの排出もあるので、二日酔いの解消にも効果があります。
コーヒーの利尿作用で思った以上に体内の水分が失われているので、こまめに水分補給するように心がけましょう。
ストレスの緩和
ダイエット中は制限することが多く、どうしてもストレスを感じやすくなってしまいます。
コーヒーの香りにはリラックスを促す効果があると言われているので、ダイエット中のストレス緩和が期待できます。
冷え性の解消
カフェインには、末梢の血管を拡張させることで血行を促進する効果や発汗作用もあります。
血流が良くなることで、新陳代謝が活発になり、代謝が上がることで冷え性の解消に繋がります。
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ブラックコーヒーダイエットのやり方
では、具体的なブラックコーヒーダイエットのやり方を4つの項目に沿ってご紹介します。
コーヒーを飲むタイミング
ブラックコーヒーダイエットを行うにあたって一番重要なのが「いつ飲むか」です。
コーヒーに含まれるカフェインの効果が最大に発揮されるのは、摂取してから30分後と言われています。
つまり、消化や活動の時間に合わせて摂取することで、より効率的にカフェインの有効成分を使うことができ、一層ダイエット効果が高まるということになります。
食後に飲む
カフェインには、脂肪燃焼作用があります。
食後に飲むことで、その30分後にその脂肪燃焼効果が最大となり、食べた脂肪を分解することができ結果的に痩せやすくなります。
入浴前に飲む
カフェインには発汗作用があります。
入浴前に飲むことで、いつも以上に汗を書くことができ、身体全体の代謝も上がるのでデトックス効果が高まります。
また、汗を書くことでお肌の老廃物も排出され、美肌効果も期待できます。
コーヒーの飲み方
コーヒーの飲み方で気をつけるポイントは二点あります。
まず一点は、砂糖やミルクは加えずブラックで飲むということが重要です。
ブラックコーヒーのカロリーはほぼゼロカロリーです。
ですが、砂糖とミルクはそれぞれ一般的に使われている「スティックシュガー5gで20kcal」「コーヒーフレッシュ5mlで15kcal」と言われており、それらを入れてしまうと飲み物で無駄にカロリーを摂取してしまうことになります。
また、砂糖はカフェインを減らす効果があるため、せっかくのカフェイン摂取が台無しになってしまいます。
ブラックコーヒーが苦手な方は、豆乳を少量加えるだけでもまろやかな味になりますのでぜひお試しください。
そしてもう一点は、インスタントコーヒーでなくドリップコーヒーで作って飲むことが望ましいです。
なぜなら、ドリップコーヒーの方がダイエット効果のあるカフェインやクロロゲン酸が多く含まれています。
またクロロゲン酸は熱に弱いので、コーヒー豆は深煎りでなく浅煎りを選ぶと効果が上がります。
もちろん、インスタントコーヒーにもカフェインやクロロゲン酸は含まれていますので、忙しい方はインスタントコーヒーでダイエットを行っても構いません。
コーヒーの温度
夏場はキリッとしたアイスコーヒーが飲みたくなると思いますが、ダイエットに効果的なのは断然ホットコーヒーです。
理由は、アイスだと内蔵が冷えて働きが鈍くなってしまい、カフェインやクロロゲン酸の吸収率も低下してしまうためです。
コーヒーの摂取目安量
コーヒーに含まれるカフェインが覚醒作用があることは有名ですが、それ以外にも大量に取りすぎると胃が荒れたり不眠症を引き起こしたりという副作用が起こる可能性があります。
ブラックコーヒーダイエットは一度に大量に摂取するよりも、毎日続けて飲むことが大切です。
1日3〜4杯を毎日飲むようにしましょう。
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ブラックコーヒーダイエットの口コミでの評価
手軽にできる上に、コーヒー好きな方にはタイミングや飲み方を意識するだけで実践できるブラックコーヒーダイエットですが、実際に行った結果はいかがでしょうか。
ツイッターなどのSNSの口コミの内容をみながら、その効果の根拠をご説明していきます。
- 大好きなコーヒーでダイエットをしてストレスなくできる。
- 食事制限や単品ダイエットなどは我慢が多くストレスを溜めがちで、痩せたとしてもその反動でリバウンドし結局体重が増えてしまうという事もあります。
ブラックコーヒーダイエットは、もともとコーヒーが好きな人にとって、少し意識するだけで気軽に半永久的に付き合っていける夢のような方法といえます。 - コーヒーを飲み始めてから、食欲も減退した気がする。
- コーヒーには食欲を抑える効果もあります。
これは、カフェインが交感神経を活性化させ血糖値が上がり満腹中枢を刺激するというメカニズムからきています。
食欲が抑えられると、早食いやどか食いも防げて、結果的に1日の摂取カロリーを抑えることに繋がり痩せやすくなります。 - ジョギング前にコーヒーを飲むと汗がいつも以上に出る。
- カフェインの発汗作用により、通常よりも汗をかきやすくなり、その分老廃物も排出されデトックス効果も高まります。
痩せたいと思っている方のほとんどが、美しく綺麗に痩せたいという願望があります。
コーヒーのデトックス効果によって、内側から美しくなり美肌効果も期待できます。
ブラックコーヒーダイエットを成功させるポイント
ブラックコーヒーダイエットを成功させるためには2つのポイントがあります。
コーヒーを飲んだ30分後に運動
コーヒーに含まれるカフェインの効果が最大限に現れるのは飲んで30分経過したときです。
コーヒーを飲んだ30分後に運動をすることによりカフェインの脂肪分解作用や血行促進作用も最大限に発揮され、代謝が上がり結果的に痩せやすくなります。
コーヒーを飲むだけでなく、これを機にジョギングやヨガなどの運動を始めるとさらにダイエット効果が高まります。
ドリップするお湯は80度がおすすめ
脂肪燃焼を促すクロロゲン酸の効果を落とさないために、ドリップコーヒーに使用するお湯は沸騰させないか、もしくは少し冷まして80度前後にするのがより効果的です。
ブラックコーヒーダイエットの注意点
コーヒーに含まれるカフェインには覚醒効果があります。
そのため、寝る前などに飲んでしまうと安眠を妨げ、睡眠の質を下げる可能性があります。
カフェインの効果は3〜4時間持続すると言われていますので、就寝前の4時間はコーヒーは飲まないほうが良いでしょう。
また、カフェインは妊娠中に摂取しすぎると、お腹の赤ちゃんに悪影響を与える可能性があります。
赤ちゃんにもそうですが、妊婦さんも鉄分が不足しがちですので、鉄を吸収してしまうカフェインはなるべく控えましょう。
そして授乳中も母乳を介して赤ちゃんに影響する場合もありますので、この時期はコーヒーを多量に飲むことは避け、1日1杯程度にとどめましょう。
まとめ
世界三大飲料の一つであるコーヒーを飲むだけで痩せるという方法や効果、口コミでの評価や成功するポイントをご紹介しました。
飲むタイミングや飲み方を少し意識するだけで、とても効率よくブラックコーヒーのダイエット作用を取り入れることができます。
ダイエットの基本である食生活や運動を整えた上で、ブラックコーヒーの良い部分を取り入れていきましょう。