セブンイレブンダイエットで選ぶべき商品と成功のコツをプロが紹介!パンはNG!
更新日: 2018年11月02日
管理栄養士の藤田です。今回はセブンイレブンダイエットをご紹介したいと思います。
セブンイレブンと聞くと、甘いスイーツや菓子パンのイメージがあり、ダイエットの敵だ!と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが、コンビニエンスストアも進化しており、皆さんの手助けをしてくれる商品が多く並んでいるのをご存知ですか?
身近で便利に利用できるセブンイレブンの活用方法を学んで、上手にダイエットと付き合っていきましょう。
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セブンイレブンダイエットとは?
セブンイレブンダイエットは、毎日の食事の一部分をセブンイレブンで購入した商品と置き換えるダイエットです。
特にたくさん食べ過ぎてしまい、脂質や糖質を過剰に摂取しやすくなる夕食や、カロリーの高くなりがちな主菜(メインのおかず)を置き換えるのがおすすめです。
口コミでは高評価!ダイエットの新しい選択肢に
SNSの口コミを見ていると、セブンイレブンの商品を取り入れている人の中には、お弁当作りが面倒でセブンイレブンの商品をメインにしている人、自炊の中に商品を使用している人など、それぞれのライフスタイルに合わせてうまく活用している人の投稿が目立ちます。
また、ダイエット食品はおいしくないというイメージが先行しがちですが、「おいしい!」という高評価な投稿をよく目にします。
セブンイレブンの商品は、ダイエット中の食事の幅を広げる新しい選択肢の一つになっているようです。
セブンイレブンダイエットのメリット・デメリット
セブンイレブンダイエットのメリット
- 手軽に始められる(調理する手間が省ける)
- 忙しく働く人でも実践しやすい
- 選択肢が多く、飽きにくい
ダイエットを決意しても、「料理が苦手で食事を自分で用意する自信がない」「仕事が忙しく準備する時間が惜しい!」と感じてしまい、せっかくのやる気を失くしてしまうのはとてももったいないことだと思います。
選んで購入するだけのセブンイレブンダイエットは、日々忙しく毎日を過ごしている方にこそ向いている方法だと考えます。
また、選択肢が多く、同じものを食べ続けて飽きてしまった…ということが起きにくいです。同じ商品でもバリエーションが豊富なものもあるので、上手に利用して、ダイエットを長く続けるのが成功のカギです。
セブンイレブンダイエットのデメリット
- 自炊と比べてコストがかかる
- 誘惑が多い
- 塩分などを摂りすぎてしまう
今まで外食などあまりしなかったのに、セブンイレブンダイエットを取り入れることによって食費が増えてしまうことが考えられます。また、どうしても加工食品を取り入れるには、塩分や食品添加物を多く摂取してしまう可能性もあります。気にされる方はよく栄養表示を確認しましょう。
セブンイレブンにはダイエットの手助けとなる商品だけでなく、高カロリーなお菓子やインスタント食品などの商品もたくさんあります。意思を強く持って、ダイエットに必要なものを見極めていきましょう。
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セブンイレブンダイエット成功のコツ
商品の裏側などに記載されている栄養表示を皆さんは確認してみたことがありますか?
ないという方は早速、ご自宅の冷蔵庫にある食品の栄養表示を確認してみましょう。
セブンイレブンダイエットは、まず食品を選ぶことに慣れることが大切です。
栄養表示はダイエットをする人にとって重要なヒントを与えてくれていますのでしっかり慣れていきましょう。
チェックすべきポイントは?
「エネルギー」「脂質」「たんぱく質」「炭水化物」をチェックしてみましょう。
食品は大きく分けて、脂質、たんぱく質、炭水化物の三大栄養素からなっており、どれも身体に必要な栄養素ですが、過剰に摂取してしまい普段の生活で消費するエネルギーよりも食事で摂取するエネルギーが上回ってしまうと、余ったエネルギーは脂肪として身体に蓄えられてしまいます。
いつもの食事を見返して、「揚げ物ばっかり食べている」「食後のデザートがやめられない」「丼やラーメンなど、簡単に済ませてしまう」…というような心当たりのある方は、気になる脂質や炭水化物の項目を確認して、選んでみましょう。
また、たんぱく質は筋肉の材料となります。お肉やお魚はたんぱく質が豊富ですが、太りやすいのではないかと、減らしてしまいがちです。
ですが、過度な食事制限やたんぱく質の摂取量が減ると、身体は自分の筋肉を壊して足りない分を補おうとしてしまい、筋肉量が減ってしまいます。
筋肉はエネルギーを多く消費する器官なので、筋肉が減ってしまうことによって逆に痩せづらい身体になってしまいかねませんので、注意をしましょう。
プロ推奨!買うべきおすすめの商品はコレ
主食(ご飯、パン、麺など)・主菜、副菜(おかず)・おやつにカテゴリー分けして、食事管理の手助けとなる商品を紹介していきます。
一通り眺めて組み合わせてもよいですし、自分で用意するのが難しいカテゴリーを確認するのもよいでしょう。
主食
まずは、主食です。パンの栄養表示とおにぎりの栄養表示を比べてみてください。
パンは1個で約300~500kcalのものが多いのに対し、おにぎりは1個で約150~200kcalです。
パンは脂質・糖質どちらも多い傾向にある為、パン1個でおにぎり2~3個分のカロリーにもなってしまいます。パンは柔らかく、咀嚼の回数も少なくなりがちで満腹感を得にくいので、できれば主食はおにぎりを選択しましょう。
セブンイレブンでおすすめは、「もち麦もっちり!梅こんぶおむすび」です。
もち麦は、食物繊維が豊富で、こちらのおにぎり1個で3.8g(レタスで換算すると約1個分!)摂取できます。食物繊維は消化を緩やかにする効果があるので腹持ちもよく、満足感が得られやすいです。
また、血糖値の急な上昇を抑制し、脂肪の蓄積も少なくなるという効果もありますので、主食だけでなく、おかずなどにも積極的に取り入れてみましょう。
主菜・副菜
主菜でのおすすめは、「サラダチキン」のシリーズです。
1個115gで、約100kcalと低カロリーなのはもちろんですが、食べ応えもあり、味のバリエーションが豊富で飽きにくいのが魅力です。また、そのままで食べるだけでなく、サラダと組み合わせて食べるのもおすすめです。
「セブンプレミアム レタスミックス」や、「セブンプレミアム 彩り大根ミックス」をお皿に盛り、ほぐしたサラダチキンを載せるだけで簡単でボリュームのあるサラダが出来ます。また、「ほぐしサラダチキン」というものもあるので、面倒な時は活用しましょう。
野菜がしっかりとれて満足感もある、「1日に必要とされる野菜1/2が摂れる」「野菜を食べよう!」とついている種類のスープやお鍋のシリーズは、具沢山で低カロリーです。
また、おでんも飽きずに好きな組み合わせで選べるので、ダイエット向きな商品です。
おかずをあともう一品探している方には、パックに入ったお惣菜も便利で使いやすいです。
「7種具材のうの花」「切り干し大根煮」といった和惣菜は取り入れやすいでしょう。
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デザート・おやつ
ダイエット中でも、おやつは食べたいですよね。我慢は途中で投げ出す原因にもなってしまいやすいので、上手に取り入れていきましょう。
「寒天ゼリーカロリー0」や「牛乳寒天」といった寒天、ゼリー系は低カロリーのものが多いので要チェックです。
また、「お箸で食べる黒蜜葛きり」や、「香り広がる杏仁豆腐」は我慢している感覚があまりないのに、約130kcalと取り入れやすいのが魅力です。
暑い夏にアイスが食べたいときには、冷凍のコーナーをチェックしてみましょう。
「アップルマンゴー」や「そのまま食べられるぶどう」は、半解凍の状態で食べるとシャーベットのように食べられるのでおすすめです。
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まとめ
セブンイレブンダイエットは、自身で商品を選んで、きちんと管理できるかが大きなポイントとなってきます。
最初は選ぶことが難しく感じることがあるかもしれませんが、慣れてしまえば外食などにも応用できるようになり、より毎日の意識改善につながってきます。
極端な食事制限ではなく、食べ過ぎていた食事をどう変えていくかを考えて、より良い食生活の手助けに活用してみてください。
今回ご紹介している商品は、ラインナップ変更があるかもしれませんので、ご注意ください。詳しくはセブンイレブン公式サイトをご確認ください。