新国立病院ダイエットの効果は?【成功の秘訣はメニュー厳守】
更新日: 2018年11月06日
ダイエット歴20年、自他ともに認めるダイエットマニアです。話題のダイエットはほとんど試してきました。そんな中で効果が一番あり、マニュアルさえ守れば必ず痩せれるとオススメ出来るのが「新国立病院ダイエット」です。
一時的に体重を落とすだけでダイエット終了後は即リバウンドと言う事もありません。以前流行った「国立病院ダイエット」の改良版です。
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新国立病院ダイエットとは
新国立病院ダイエットとは、2002年に日本で流行した「国立病院ダイエット」の改良版です。改良前のプログラムは、ダイエット後にリバンドが大きかったり指定された食品を置き換える事が出来なくて、大変ストイックなものでした。
もともとはアメリカ(デンマークと言う説もある)は肥満で入院中の患者さんを痩せさせるために開発されたダイエットで、短期間での大幅な体重減を狙ったダイエット方法で、食事制限が厳しく食材のメインはゆで卵とグレープフルーツでした。
1日目~7日目までの7日間のメニューがきっちり決まっており、これを二回繰り返して合計2週間のプログラムです。しかしながら、断食傾向が強く健康を害する人も多く何より2週間続けるには過酷なメニューと言えました。
そして改良された「新国立病院ダイエット」では、食べ物の置き換えが認められずいぶんハードルが下がりました。食事メニューの基本はこちらです。
- 朝食:トースト6枚切り・バターなし。ゆで卵1個・グレープフルーツ1個・ブラックコーヒ
- 昼食:ゆで卵一個・グレープフルーツ1個・ブラックコーヒー
- 夕食:ゆで卵一個・サラダ・野菜の酢漬け
昼食と夕食は2日に1回、羊肉150gや白身魚150gが認めれていて、週に1度夕食にフルーツ盛り合わせを食べる事が出来ます(バナナは不可)。
いろんなパターンのメニューが出回っていますが基本ルールは
- 肉は食べても少しにし、食べる場合は網焼きにする
- 魚は刺身か青魚系
- 卵はかたゆでのみ(半熟も不可)
- 食事中に水は飲まない
- コーヒーはブラックのみ
です。
禁止ルールは
- 芋類禁止(バナナ含む)
- 紅茶禁止
- 塩分禁止
- お酒禁止
- マヨネーズ禁止
ですが、卵は豆腐や納豆に変えてもOKで、ブラックコーヒーがダメならダイエットコーラでも可、野菜は温野菜に変えてもOKです。
途中で挫折したらまた1日目からやり直し、そして絶対に2週間以上は続けてはいけません。再びトライしたい時は1ヶ月以上あけます。
ダイエットへの効果
私は3日目で体重が1キロ落ちました。ウエスト周りは3センチも細くなりました。
改訂前の方も試してみたのですが、そちらもやはり効果はすごいのですが、立ちくらみがひどく、何よりも3日目以降はゆで卵の臭いをかぐのも苦痛でブラックコーヒーで流し込まないと食べれませんでした。グレープフルーツも大好きだったのに2週目に入るとやはりこちらも食べるのが苦痛でした。
改定後のものはその点、豆腐や納豆に置き換えられるのでまったく苦痛ではなく、むしろ目に見える自分の変化を楽しみ観察しながら2週間続ける事が出来ました。
立ちくらみやお肌の乾燥もまったくなく、なんだか身体の中から生まれ変わっているような爽快感さえありました。結果2週間で体重はなんと7キロ、ウエストは8センチ落とす事に成功しました。
私の年齢(39歳)を考慮するとなかなかの結果ではないでしょうか。
ちなみに身長は155cmでダイエット前の体重は49キロで決して肥満体型ではありませんでした。ダイエット終了後は顔も一回り細くなり、周りからもキレイになったと言われて満足です。
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新国立病院ダイエットの口コミでの評判
実際に私の周りで体験した人の意見を見てみると、成功した人と不成功だった人が半々と言ったところです。特徴的なのは、成功した人はみなだいたい5キロ前後痩せている事です。
このダイットの趣旨が「短期間で大幅減量」である事を考えると当然かもしれませんが、このダイエットの有効性を物語っていると思います。
不成功のコメントを見ると、やはりメニューがストイック過ぎて続けるのが困難、一日の摂取カロリーが低すぎるので無気力になったり始終眠かったりする、とあります。
そして不成功だった人の多くは、メニューに自己流アレンジを加えています。そもそもこれはルールに反するので本来ならその時点で一度白紙に戻し1日目からやり直さないといけません。
新国立病院ダイエットの成功体験談
私の体験談になりますが、私は非常に「ダイエット慣れ」していて、改定前のバージョン(国立病院ダイエット)も試していて「ルールを守る」のが成功のカギだと言う事をしっかりわかっていたので、メニューは厳守しました。
自己流アレンジを加えた事は一度もありません!と言いたいところですが、実際はお豆腐をそのまま食べるのがちょっとしんどくてお醤油をほんの1摘かけたり、大葉やショウガをかけてみたりしました。
薬味に関しては言及されていないのですが、決めれれた食品外である事からやはりルール違反だったとは思いますが、その結果挫折せず2週間がんばれたので結果オーライと言うところでしょうか。
ダイエット中は体重の減少とともに体温が下がる人もいるそうなので、ショウガで食べたのはむしろ良かったのでは?と思い返したりしています。
そしてフルーツに「スイカ」と「メロン」を食べてしまったのですが、これは厳密に言えば野菜ですが効果に変わりはなかったので問題ないととらえています。
メリット・デメリット
新国立病院ダイエットのメリットはやはりその減量効果の高さです。標準体型の私でも2週間で7キロですから、肥満体型の人が実践すれば二ケタ減量も夢でなないのではないかと思います。
そして二つ目のメリットは、食べる量が少ないので胃が小さくなっていく事です。
3日目あたりまでは空腹感を感じますが、だんだんその量に胃が慣れて小さくなっていくので、空腹感と戦う必要はほぼありません。これはダイエットにおける大きなメリットではないでしょうか。
デメリットは、ダイエット後のフォローがない事です。これは自己責任でキープしろと言う事なのだと思うのですが「復食メニュー」の提案がないのは、デメリットかも知れません。
胃も小さくなっていますし、2週間このメニューに慣れた身体に負担をかけず、なおかつ落ちた体重をキープするにはダイエット開始前からプランニングが必要かも知れません。
本来は病院で生まれたダイエットメニューですから、病院では何かしらのフォローがあったのではないでしょうか。
そしてデメリットをもう一つあげるなら、置き換えが認められるようになったと言ってもやはり食べる事の出来る食材は限定されているので、飽きる事です。
飽きても苦痛じゃないと感じる人もいるかと思いますが(私もそうです)、もともとメイン食材が好きじゃない人はやはりしんどいかなと思います。
新国立病院ダイエット成功のポイント
ポイントは「ルール厳守」この一言です。逆に言えばルールさえ厳守すれば誰でも痩せれます。
そしておそらく巷で出回っているどの方法よりも結局は簡単です。ルールを守ると言う事は逆に言えばルールの中で出来る最大のアレンジを楽しむ事です。
まとめ
新国立病院ダイエットは、真剣に「○○日までに○○キロ絶対に痩せたい」と考えている人には最適のダイエットです。難しいカロリー計算もなくひたすら決められたメニューを食べ続けるだけ。運動はストレッチさえ強制ではありません。
そしてルールを守れば2週間後には確実に痩せた自分がいます。2週間は、頑張れば誰でもやり遂げれる日数であるところもポイントです。