歩数計ダイエットで10キロ痩せた方法【効果的なやり方と1日歩数の目安とは?】
更新日: 2018年11月06日

歩数計を携帯し、目標の歩数を計りながら身体を動かしてカロリーを消費するダイエット方法について、実際に体験してみたことを交えてご紹介します。
一日に何歩歩けば良いかが具体的な数字で分かることがやる気に繋がるという心理や、特別なスポーツをしたり高価な器具を買わなくても手軽に始められる点を長所としてお勧めしています。
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歩数計ダイエットとは?
歩数計ダイエットとは、歩数計を常に携帯して、歩いた歩数を計算しながら運動目標を達成し、カロリーを消費するダイエットです。
用意するのは普通の歩数計でもかまいませんが、歩数計よりもさらに厳密にカロリーの管理を行える活動量計がさらにオススメです。
活動量計とは、TANITAなどで販売されている健康管理を目的に身体活動に関するデータを測定・記録してくれるもので、歩数計と同じように小さくて常に持ち歩くことを前提としています。
活動量計は、歩数だけを計測する歩数計よりもいろいろなことが分かります。歩いた歩数だけでなく、常に身につけていることによって日常の身体活動による消費カロリーをすべて計算してくれたり、カロリーの消費目標だけでなく摂取目標が分かる物もあるため、せっかく運動をしてもそれ以上にカロリーを取ってしまって結局ダイエットにならなかったというようなことも防げます。
まずは歩数計か活動量計を購入し、自分のカロリー管理がどうなっているか知ることから始めます。活動量計にはいろいろなものがありますが、どれくらいの期間でどれくらい体重を減らしたいかを入力して、運動量の目標を決められるものが一番良いと思います。
普通の歩数計を購入する場合は、一日何歩歩くという目標を決めて(ダイエットを考えるなら一万歩くらいを目標にすれば充分なカロリー消費になるでしょう)、それを地道に毎日続けていくことにします。
歩数計ダイエットの効果
効果がどれくらいあるのか分からないままやみくもに運動することは苦痛で、続かない場合が多いと思います。ですが、今日はどれくらい運動すれば良いかが数字で分かっていると、目標がハッキリしてやる気につながります。
少なからず今よりも体重を減らすとなると、かなりカロリーを減らすことを意識して行動しなければなりませんが、歩数計や活動量計の数字を見ながら歩いたり、日常の雑事をこなしたりして、目標の数字に届くようにすれば必ず効果は出てきます。
思い通りに達成できると、今すぐ体重が減ったわけではなくても達成感が得られます。この繰り返しが楽しいと思えるようになれば成功するはずです。
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歩数計ダイエットの口コミでの評価
やはり数字で目標が分かることが一番のメリットという声が大きいです。自分で決めた数字を達成できれば達成感があり、その嬉しい気持ちで明日も続けて行こうと思えます。
ダイエットはまずは長期間続けられないと効果は得られませんので、具体的な目標が見えることは大きな利点だと思われます。
歩数計ダイエットの体験談
私はそれまで、自分が一日にどれくらい運動をしているかなど考えたこともありませんでした。ダイエットを開始して初めて、自宅から勤務先まで行くのに毎日何歩歩いていたのかなどを、歩数計の数字で具体的に知ることになりました。
今では自分の足で何分歩けば何歩になるなどのペースがほぼ把握できており、それに基づいて行動しています。
まず、歩数計で一日一万歩を目標にするとして、日常生活でそれを意識して運動するのですが、運動と言っても大掛かりなスポーツをする必要はありません。
自発的にスポーツをやるほど運動が好きなら、そもそもダイエットが必要な身体にはなっていません。
普段の通勤や、用事があって出かける時に歩いているのも立派な運動ですし、それも日々のカロリー消費に一役買っているのです。
ですが、それだけではやはり目標の歩数には届かないことが多いため、意識して遠回りをして多く歩くようにするとか、散歩の時間を設けるなどの工夫をするようにしました。
とにかく時間があれば足を動かすことを意識しましたので、その点で言えば、必ずしも外を歩かなければいけないわけではなく、金銭的に可能なら自宅にウォーキングマシンを設置しても良いですし、マンションで下の階に迷惑がかかる心配が無ければ部屋の中でその場で足踏みをするのでも良いのです。
私は経済的な理由から時間があれば室内で足踏みをしていましたが、その際、何も無い状態で目標の歩数まで足踏みをしているのはやはり苦痛と言わざるをえません。
そこで私は、テレビ番組やDVDを見たり、音楽やラジオを聞きながらやっていました。それまではじっと座って見たり聞いたりしていたそれらを、歩きながら見たり聞いたりするようにしたのです。
意識は映像や音に向けていてその内容を楽しみながら、その間身体も動かしているという状態に持っていきます。そうすると、あまり「運動をしている」という自覚が無いままに目標の歩数が達成できていることに気付きました。
だいたい二時間くらい(映画一本分)そうしていれば一万歩は軽く達成できます。
尚、ダイエットと言うとウォーキングよりもジョギングのほうが効果があるのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、ウォーキングと比べてジョギングは、普段スポーツをしない私には苦しすぎてまったく続けられなかったという経験があります。走るよりラクにできるウォーキングのほうが、継続するには良いです。
そうやってカロリー消費を意識すると同時に、カロリーの摂取にも目を向けます。一日に摂取するのに適切なカロリーについては、年齢・性別・普段の運動量によって違ってきます。自分にとってカロリーの過剰摂取にならないように、食べる時は食品に表示されているカロリーの数字も意識するようにしました。
大抵、太っている原因というのは、運動不足に食べすぎも加わっている場合が多いです。運動するだけでなく、食べる時も気をつけたほうが、ダイエットの効果はより上がるはずです。
私はまず、それまでよく飲んでいたジュース類を飲むのをやめ、喉が渇いた時は水かお茶を飲むようにして、ラーメン等のスープを全部飲むのもやめました。特別な食事制限などをしなくても、それだけでかなり摂取カロリーは減らせます。食事の量自体は変えることなく、間食をやめるだけでまったく違ってきます。
それに加えて歩数計で数字を確認しながらの運動を続けていると、1ヶ月ほどで明らかに服がブカブカになってくるのを感じました。
体重は3ヶ月ほどで10キロ減り、健康診断で指摘されていた中性脂肪の数値も正常値まで下がりました。見た目だけでなく身体の中も健康的になれたようです。
歩数計ダイエットのメリット・デメリット
あまりお金もかからず健康的に痩せられるダイエットですが、痩せはじめるまで継続できるかが問題となってきます。
忙しい時は歩くための時間を確保するのが難しい場合もあるかもしれません。ですが、無理に激しいスポーツをするよりもずっと続けやすい方法です。
歩数計ダイエット成功のポイント
普通に出かけているだけの時もそれが運動になっているということを意識して、無理せず自然に続けていくと良いでしょう。
目標の体重になった後も、毎日ゲームのような感覚で歩数を稼ぐことを習慣として続けていけば、リバウンドすることもありません。
まとめ
これまで苦しいのを我慢して走ったり特殊な器具を買ったりしてもまったく続かなかった私ですが、ただひたすら地道に歩くという歩数計ダイエットがこんなにも自分に合っていたとは思いませんでした。もっと早く出会っていれば良かったです。
激しい運動は苦手で、なおかつ性格的に毎日コツコツ物事を続けるのが好きな方にはオススメです。